星空散策 初めの一歩

待ち遠しい星空!! 欲しい休暇!!!

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撮りためた写真1

山梨遠征

 春といえば銀河!
 ということで、4月25日から27日,いつもの山梨遠征では銀河を中心に撮影です。

 その前に新しい機材でお手軽撮影です。
イメージ 1

 もう一枚
イメージ 2

 どちらもSIGMAのAPO 70-300 F4-5.6 DGMACROで200mmとKissX2で,ISO1600,ポラリエで3分露出した15枚をコンポジットしました。おとめ座銀河団のあたりを狙ったつもりです。何となく銀河らしきものが少しは写っていましたが,どちらも外れてしまったみたいです。2枚並べるとバックグラウンドの明るさがだいぶ違うのがバレバレですが,何とか銀河らしく処理したいのでこうなってしまいました。

銀河と銀河団

 いずれも
デジタルカメラ:三基光学館のEOS70DのSEO改造モデル
ガイド:LodestarとPHD Guiding
鏡筒:UK Orion D250mm F4.8 パラコア使用
撮影条件:ISO=1600,Tv=10分×4枚 を加算平均
したものです。

 最初は,かなりいい加減に望遠鏡を向けて撮影した乙女座銀河団の一部です。
 撮影したときには何を狙ったか覚えていたのですが,処理してみるとステラナビで調べた銀河の分布と違っているので,今となってはわからなくなってしまいました。
イメージ 3

 こちらは前回もトライしたヘラクレス座銀河団AGC2151です。175Mpc離れた遠方の銀河団なので,どれも小さい粒みたいな銀河ですが,いくつかは渦巻き銀河の形を映し出せました。イメージ 4

 こちらはCaldwell26(NGC4244) Silver Needle Galaxy です。エッジオン銀河ですがダークレーンが薄くて本当に針みたいな銀河です。
イメージ 5

最後はM88です。これだけはちょっとがんばって,10分露出4枚と5分露出8枚をそれぞれ加算平均して,最後に10分露出と5分露出を加算平均して仕上げました。どうしても細部を強調したくなってしまい,ちょっとざらついてしまったような。
イメージ 6

 安いカメラではありませんが,新しいモデルでは最高感度がX2の4倍以上あります(拡張すればさらにその倍)。星ナビや天文ガイドを参考に,ザラツキ感と写りやらガイドエラー回避を考えてISO1600で撮影しましたが,やはりX2に比べてノイズの少なさには驚きました。もっと便利なのはバリアングル・モニター。WiFi接続でスマホやiPadにカエラのモニター画像を転送できるので,ピント合わせを手元でも調整できるのですが,バリアングル・モニターを使うともっとお手軽に,しかも無理な姿勢を強いられることなくピント合わせをすることができます。
 あとはマスク処理。ステライメージのマスク処理がよく分かりません!!!
薄曇りでも遠征したら撮影

 最近はまだ寒いし,週末は曇り空で遠征する気分にもなれず,せっかくカメラも改造EOS70Dに代えたのに出番がなかなかなくてややふてくされ気味です。
 ということで,あまりあてにしていなかったGPVが「金曜日は吉」とご託宣があったので遠征しました。

 遠征先は先日の雪がまだ残り,いつもの場所は使えなかったので,その近くの別の場所へ。

 GPVのご託宣はほぼほぼは当たっていましたが,ご託宣ほどは透明度は高くなく,薄雲がたなびく星空でした。時々上空を通る飛行機も見事な飛行機雲をまき散らしてくれます。それでも久々の星空に出会ったので,機材のテストも兼ねて撮影してみました。

 まず木星。
イメージ 1

【撮影データ】
UK Orion D=250,F4.8 ×5Powermate
Skyris274C Tv=1/21,15fps,Registaxで1800フレームから600フレームをスタック,wavelet処理,ステライメージでコントラストと明るさを調整,ソフトウェアビニング処理

 眼視でもとにかく木星が沸騰している状態で,これでもベストショットです。

系外銀河 PHDは何て使いやすいんだ!
 と感激。今まではPHDはときどきわがままを言い,再現性も少なくじゃじゃ馬だと思っていましたが,実は高貴なお姫様でした。

 お姫様デビュー作としては空の状態が良くなかったのですが,あんまりしっかりガイドしてくれたので,雲の襲来を受けながら,大破しない範囲で撮影を続けました。
M106
イメージ 2

【M63
イメージ 3

【The Box】
イメージ 4

【撮影データ】いずれも
UK Orion D=250,F4.8 Paracorr
EOS 70D(SEO-SP4) ISO=1600,Tv=600sec. AWB
ステライメージで4枚をコンポジット,調整後,ソフトビニング

 時々の薄雲の襲来を受けても果敢に抵抗し,10分放置した割には写ってくれました。

 画像処理の工夫はまだまだ道半ばですが,これからはステラナビで導入,PHD Guidingでガイド,デジタル一眼のISO1600で撮影,を駆使できればもう少し稼働率が上がりそうです。

知らないと苦労する

PHD Guidingの賢い使い方

 今まではPHD Guidingはほとんど使ってなかったのですが,その理由は赤道儀との接続方法。
 導入の腕がまだまだなので,カメラの画角に上手に対象を入れることが難しくてついついステラナビで自動導入していました。

 そうなると,オートガイドのソフトはRC-232Cを使わないソフトでなければなりません。ASCOM経由で赤道儀をコントロールすればいいのですが,ステラナビに慣れてしまったので,ここはどうしてもステラナビが使えない。ステラナビもASCOMに対応したのは知っていたいのですが,赤道儀のドライバーが精緻すぎて,しかも英語。ほどほど理解したつもりでも,やっぱり細かいところでよく分からないことがあります。

 ガイド用のカメラはLodestrなので,これが使えるのは今のところMaxIm DLとPHD。
 しかし,MaxImは撮影用のカメラを接続しないとなかなか思い通りに動いてくれません。これまではEOS KissX2だったので,MaxImでもカメラを接続してコントロールできたのですが,カメラをEOS 70Dに代えてみたら,MaxImがどうしてもEOSを認識してくれません。

 ところが先日遠征したところ,ご一緒した方が目から鱗のPHD Guidingの使い方を教えてくれました。気になって,帰宅後,検索すると結構ヒットするんですね。

 御案内の方も多いと思うのですが,
イメージ 1
MountでOn-cameraを選ぶと,余計なことはしなくても,Lodestar→赤道儀(Guidere端子)でちゃんとキャリブレーションもガイドもしてくれるじゃないですか!

 もっと早く調べておけば良かった!
南伊豆遠征

 毎年,この時期になると週末の天気が気になります。
 地球から見える球状星団のうちで最も大きく見えるω星団の観望期です。去年は二週間連続の連敗でかなり心と財布に深い傷を負いました。

 先週はGPVのご託宣を見て早々と断念。今週は不安がかなりありましたが,万が一のチャンスを逃すのももったいないので,遠征。

 風は余り強くなくまずまずでしたが,低高度は薄雲。かろうじて肉眼でω星団を認識できましたが,撮影してみるとボケボケです。眼視で見てものっぺりした感じで,粒状感はイマイチでした。ケンタウルスAも割れた感じが無くちょっと残念。

 成果というほどのことでもありませんが,こんな感じでした。本当はもっと大きく写るはずですが,とにかく二年ぶりの再会で満足。
イメージ 1
【撮影データ】
2014/03/08 ω星団
TSA102 with Flattener EOS Kiss X2(Normal)
ISO=1600 Tv=300sec. ノータッチ 5枚コンポジット

2014年の初撮影

だけど冬の夜空は大荒れ

 11日の晩は期待はずれに気流が安定し,木星を横切る衛星やその影がバッチリ見えました。10時頃までは薄雲がかかり,撮影はダメだと思い,経緯台をセットしているうちに雲がどいていい夜空になってしまいました。寒かったけど。

 翌12日は雲は少なかったものの,気流は大荒れ。木星の大赤斑や木星を横切るイオを撮影したろうと思って赤道儀をセットしたものの,気流はよくならずじまい。せっかくなので無理矢理撮影してRegiStaxで処理してみたものの,わざわざ25cmの反射を持ち出すほどの成果はなし。

イメージ 1
【撮影データ】
UK Orion(D=250,F=4.8)
x5PowerMate+ToUcam Pro II
Tv=1/25sec. 20fps,120secから画像の質の上位15%をスタック

イメージ 2
【撮影データ】
UK Orion(D=250,F=4.8)
x2.5PowerMate+ToUcam Pro II
Tv=1/25sec. 20fps,120secから画像の質の上位15%をスタック

 南北の赤道帯に黒いシミというか斑点が見えるのは,多分,イオとその影だと思うのですが,何せこのぼけ具合なのでよく分かりません。

おめでたい成人の日の白黒太陽

 翌日の13日は成人の日とおめでたい日(何と言っても国民の祝日ですから)だったので,太陽を撮影。
イメージ 3
【撮影データ】
Lunt LS60THa/PT B1200(D=60,f=500)
ToUcamProIIでPrime Focusing(Tv=1/33,20fps,120sec.)
画像の質の上位15%をスタックした6 partsをモザイク

 撮影時にはモザイクを前提に同じ条件で撮影しRegiStaxで処理したのですが,モザイクの後がはっきり残るブラックジャック状態になってしまいました。理由は分かりません。神のみぞ知るでしょうか?
 いつもはカラーで撮影しますが,カラーにすると光球面と光彩,プロミネンスがうまく表現できないので,今回は白黒にしました。祝日ですが白黒です。

 右上にやたらと自己主張が強く,とんがって見えるプロミネンスがはっきり見えたので,これを更に拡大。
イメージ 4
イメージ 5
【撮影データ】
Lunt LS60THa/PT B1200(D=60,f=500)
x2.5PowerMate+ToUcamProIIでPrime Focusing(どちらもTv=1/25,20fps,120sec.)
画像の質の上位15%をスタック

 光球面が飽和することは承知の上で自己主張の強いプロミネンスの細かいところをできる限り写すように調整してみました。
 どちらがいいのかは好みの問題かも知れませんが,やっぱり白黒の太陽は天頂ミラーで見た北アメリカ星雲というか,オリオン星雲みたいで,落ち着きません。とはいっても,細かいところの描写は白黒の勝ち?


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