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プ・ロ・ミ・ネ・ン・ス,プロミネンス
日曜日ですが,太陽が出ているだけで"I'm feeling lucky"な気分です。
朝からマメに赤道儀を出してToUcamで太陽の撮影をしました。「WAT120N+の方がいいかな〜」などとは思いましたが,結局CCDサイズは大して変わらないのでお手軽に。
今日のお題はモザイクです。
例によって太陽の極の方向はいい加減ですが,た・ぶ・ん,多分上が天の北なので概ねの方向は合っているとは思いますが,間違っていたらごめんなさい<(_ _)>
何せToUcamのCCDは小さいので,太陽を概ね6分割してステライメージ7でモザイク合成しました。それぞれの明るさやコントラストが違うとモザイク合成したときにパッチワークになってしまうと想像できたので,すべてシャッタースピードは1/30程度,20fpsで120秒のaviファイルを作り,RegiStaxで95%以上の画質をコンポジット,ウェーブレットは登録して同じ処理をしてあります。モザイク合成した後でステライメージで明るさ,コントラスト,レベル補正をしてPhotoshopElementsで左右反転の処理をして完成。
できた画像は
ついでに黒点周りも面白そうだったので撮影してみると,
NikonのNAV専用バローで拡大して見ると,
といった感じで,向きは別にして結構濃淡がはっきりして,これはこれで見応えがあります。
午後,出掛けた先までLuntを持って行って太陽を眺めてみると,何とやたらと大きな細いプロミネンスが立っています!太陽の半径程度の高さ。ということは地球50個分ぐらい?撮影機材をまったく持っていなかったので記録できなかったのが残念です。
とはいっても,あんなに大きいとToUcamでは全体が画角に収まらないのでKissX2の一発撮りをコンポジットでもするのかなあ?などと思いながら,解決策はまだ霧の中。
※ シュミットさんのご指摘で向きがおかしいのを修正しました。ありがとうございます。まだ向きがおかしいのですが画角の関係で修正がむずかしいので,まだ正確ではありません。RegiStaxの調整は次回の挑戦でやってみます(モザイク合成に自信がないので。)
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星空散策
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うじゃうじゃの粒状斑とプロミネンス
週末,GPVを信じて遠征したものの,月が沈んだ夜半から遠征先では雲が湧いてやや残念な結果でした。NGC7331もいつもよりもしょぼいように見えました。せっかく富士山まで行って雲海の上で観望したのですが。
リベンジも考えましたが日曜日は午前中一杯寝てしまったので中止。
ということで,お手軽に太陽観望です。Luntが来てから,夜がダメでも昼間の楽しみができました。
朝の方がシンチレーションが良いと聞いたのですが,朝から赤道儀を出してと言うのもおっくうなので,コリメート撮影した太陽です。
2013/10/14 08:48
Lunt60THa/PT B1200
XW10
SONY DSC-W5 ISO=100 F2.8 Tv=1/10s
例によって,上が天頂方向ですが太陽の極がどっちかは不明です。
コリメート撮影なのでゴースト対策や解像度不足であまり見栄えはしませんが,何と言ってもお手軽です。
今日はもうお終いと思っていたのですが,余りにも惨めな太陽なので,やることもなかったお昼近くにもう一度,今度は赤道儀もセットしてToUcamを使っての直接焦点撮影で楽しみました。
ところが,撮影を始めると,やたらとコマ落ちが生じます。パソコンを疑ったり,ToTcamを疑ったり,ケーブルを疑ったりしてみましたが,どうしても改善しません。そのうちに,何本か撮影したaviファイルのサイズを見ると300MBを超えていることに気が付きました。ハードディスクの容量をけちってaviファイルを新しく設定するときに聞かれるファイルサイズを100MBとしていたので,これを超えた辺りで新たにaviファイルの場所を確保する時間が必要になったようです。ファイルサイズを1000MBにセットしておくとコマ落ちはなくなりました。
例によって太陽の極の方向は「置いて」おいて,数本撮影しRegiStax 6でウェーブレット処理まで行い,レタッチソフトで左右反転してみました。
光球面の色がばらついているのは,まだフレーム数やシャッタースピードの自信が持てないので撮影するたびに調整したためです。jpgに変換してしまうとRegiStaxで処理したときのBMPファイルよりも細かいところがぼけてしまいます。
今日は少し頑張って,何枚かはNikon純正のアイピースイノベイティブコンバーター「EiC-16」(NAV用の倍率を1.6倍に変換するコンバーター)で撮影してみました。プロミネンスや粒状斑が多少大きくなっているのはこのコンバーターを使ってToUcamで撮影したものです。
今日の太陽は黒点があったり,ダークフィラメントがあったり,プロミネンスがあったり,見応えがありました。プロミネンスは短い時間で形を変えることがあるとも聞きましたが,残念ながら今日の太陽では観ることができませんでした。
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LS60THa撮影画像の調整
28日にEOS Kiss X2(ローパスフィルター換装のSEO SP Type2)で撮影した太陽です。
変に色ズレして眼視ではオレンジ色に見えた太陽がピンクがかってしまいました。これをもう少し眼視のイメージに近づけようとしてPhotoshop Elements Ver.11(以下「PsE11」)であちこちいじってみると,レベル補正でグリーンとブルーの調整次第ではもう少し自然な(?)イメージになりました。
EOSのRaw画像をJPEG画像に変換してPsE11で開くと,
となります。
ここで,レベル補正を調整レーヤーとして開いて,チャンネルをブルーにし,中間値の▲を右に動かします。
すると画像が
となるので,
更にグリーンのチャンネルを同じように開き,
今度は中間値の▲を左に動かします。さらに,ブロッキングフィルターが一種の天頂プリズムなので左右を反転させると,
できには余り触れたくありませんが,ある意味,目出度し目出度しです。が,ここで疑問が。
そもそも,656.29nmの波長を選択的に透過させるエタロンフィルターを使って,その波長,人の目には赤,だけを撮影したはずなのに,色ズレが生じ,さらにグリーンやブルーのレベル補正をするとその色ズレがある程度補正されます。656.29nmの波長にグリーンやブルーの色成分はないはずなのに,なんでこんなことになってしまうんでしょう?
カメラのCMOSがRGGBのベイヤー配列になっていることと関係しているのでしょうか? |
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立ち上がるプロミネンス
今日もLuntで太陽観望です。NAV-14SW(約36倍)で見ると,視野の上の方(例によって太陽の極がどちら方向か分からないので)に2本,大きなプロミネンスが立ち上がっています。撮影するなら「今でしょう」と思い,撮影してみました。
昨日の経験から,ローパスフィルターを換装したEOS Kiss X2では後々色の調整に手を焼くのでToUcamにしようかとも思ったのですが,出掛ける用事もあったので赤道儀を組み立ててパソコンを起動して・・・は時間的に厳しく(面倒だし),コリメート撮影を試してみました。光学系が複雑になるコリメート撮影はイメージが甘くなることや,太陽でピントの山をつかむのは難しそうなので躊躇したのですが,こんなにすごいプロミネンスは是非記録しておきたいと思い,久々にやってみました。例によって久々のため色々と忘れてしまい,アイピースとコンパクトデジタルカメラの接続アダプターが分からなくなってしまったので,一番お手軽にやってしまいました。
2013/09/29 10:31:16(JST)
LS60YHa/PT B1200 + LV10mm
SONY DSC-W5 ISO=400 F=2.8 Tv=1/60s 光学ズームなし
PhotoshopElements 11でレベル,明るさ,コントラスト調整後,リサイズ
眼視でピントを出し,プレッシャー・チューニングをした後,コンデジのピント設定を無限大にして何枚か試行錯誤した中で,これでもベストショットです。明るい日の光の下ではモニター液晶の画像が見えにくいので,厳しい撮影結果でした。この点,EOSやToUcamの場合には,部屋の中でパソコンのモニターでピントの状態を確かめることができるのは便利です。
昨日も撮影できたダークフィラメントはプロミネンスを上から見たようなものということなので,こんなに大きなダークフィラメントがあるということは,横から見れば大きなプロミネンスになっているんじゃないかと思うのですが。あれ?そういえば黒点が見えたはずなのに?調整の失敗ですね。
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LuntのLS60THa/PT B1200を機材に加えました。
プロミネンスが見たくていつかは太陽望遠鏡と時期を狙っていましたが,ちょっとした臨時収入があったので思い切って機材に追加。今日がファーストライトです。
撮影するつもりで,SPDに載せたところです。思いの外接眼部が重く,アリミゾプレートを長いものに交換した方がバランスがうまくとれそうです。
接眼部です。いろいろ事情があって,とにかく早く手に入れたかったのでフェザータッチのクレイフォードになって(?)しまいました。
太陽導入用のソルサーチャーなるものです。優れものですが,ここで見ていただきたいのは鏡筒バンドです。鏡筒バンドの対物側の側面をタミヤカラーで白く塗りました。こうすると鏡筒の影がはっきり見えるので,影の傾き具合でソルサーチャーがなくてもだいたい太陽を視野に捕らえることができます。
せっかく赤道儀を出したのでToUcamでも撮影してみました。
いずれも600枚中で画像が良好な250枚をスタックしてウェーブレット処理をしました。太陽表面の模様を強調するために5と6を少し上げて,細かいプロミネンスを強調するために1を少し上げました。撮影は10fps,シャッタースピードは1/25辺りだったと思います。CCD素子が小さいので太陽全体を写すことはできませんが,予想以上に撮れたと思います。ただ,表面と縁の彩層,プロミネンスをきれいに写すためにはまだ工夫が必要みたいです。特に,せっかくエアープレッシャー調整の鏡筒を買った割には,EOSでの撮影画像では太陽表面の輝度の差が予想外に大きくなってしまい,まだまだ技を磨かなければなりません。 |





