星空散策 初めの一歩

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悪戦苦闘の足跡

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デジタルカメラクイックブラケットの工夫


 VIXENから新発売されたデジタルカメラクイックブラケットを手に入れました。
 これまではコリメート撮影をするためには、限られたアイピースに専用のアダプターを付けて撮影するか、BORGのSD−1Xを使うかのいずれかでした。

 XWの場合には、アイカップがねじ込みになっています。これを外すと接眼レンズの外側の金属部に43mmのネジが切られているので、アイベル扱いのアダプターを介してコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)に接続することができます。
 また、LVの場合には、誠報社扱いの専用アダプターによりコンデジにつなぐことができました。
 しかし、ナグラーとか新しく手に入れたエルフレの場合にはSD−1Xなどを使うことになります。これはこれで便利なのですが、SD−1Xを使うためにアイピースホルダーを付け替えたり、SD−1Xのカメラ側の部品をアイピースの高さに合わせて調整したり、とちょっと億劫になります。

 VIXENからはユニバーサルアダプターも販売されていますが、結構大きく感じこれまでは手に入れていたものの、あまり出番はありません。
 新しく発売されたデジタルカメラクイックブラケットは、眼視とコリメートを簡単に切り替えることができ、また、大きさもぎょっとなるほどは大きくありません。

 まず、正面です。
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 この画像は下に書いたように改造した後です。正面の六角形の部分にアイピースが入ります。

 大きさから見ても、普通のアメリカンサイズのアイピースは問題なく接続できます。上はLV、下はエルフレです。
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 次に、アメリカンサイズでも太くてユニバーサルアダプターやSD−1Xでは使えなかったXWです。XWには上に書いたように専用の接続アダプターがあるので、このコンデジのブラケットを使う必要もないのですが、どんなもんか試してみました。
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 位置の調整が必要かもしれませんが、もっとも太いところでもちゃんと入ります。

 続いて、2inchのアイピースです。まずVLWの42mmで試してみます。
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 これもアメリカンサイズのXWと同様に、ユニバーサルアダプターやSD−1Xでは使えなかったのですが、新しいコンデジのブラケットでは使えそうです(何が撮せるのはかは別にして。)。
 残念ながら、XW30の2inchはさすがに使えません。これはXWが太すぎるためですから、無理もありません。

 これで終わればハッピーなのですが、手製のレリーズブラケットを付けようとしたら問題が出てきました。手製のレリーズブラケットの部品が厚すぎて、カメラ固定部に載せるとコンデジ固定用のネジが出てきません。VIXEN純正のレリーズブラケットを使うと問題は無いかもしれませんが、ちょっとしゃくにさわります。
イメージ 6

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 そこで、ユニバーサルアダプターのカメラ固定ネジを使うことにしたのですが、こちらは長さは十分、しかし太すぎて新しいコンデジのブラケットに入りません。
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 ということで、夜、御近所迷惑も顧みずネジを削って補足してみました。ネジ削りが荒いので動きは少しぎこちないのですが、どうやら使えそうです。
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 これで今日の工作は終わりですが、ここまでやって1つ疑問。普通はコリメート撮影で撮る天体と言えば月や惑星です。そのために使うアイピースは2inchのような広角のアイピースではありません。これで何が撮れるのか、それはそれで興味のあるところですが、我が家のコンデジは30秒までのバルブ機能しかないので、星野を撮影しても撮れないと思われます。なんだか時間をロスしたような気分ですが、望遠鏡の楽しみは観るだけでなく、自分の気に入ったように改造するプロセスも大切な楽しみの時間、と自己満足的に納得してとりあえず工作終了です。

赤道儀などの改造

MAXIとSP赤道儀の改造

 改造というほどの改造ではないのですが、最近の楽しい金属工作です。

SP赤道儀の改造

 MAXIを載せるのにポルタでは拾ってしまう振動が大きかったり、ポルタにはR200SSが載らなかったり、チョイ見に便利なポルタでも不満があったので、小型のお手軽赤道儀を物色していました。そうしたところ、Yahooオークションで赤緯軸のみとはいえ、モータードライブユニット付きのSP赤道儀を落札できたので、今回はその改造です。SP赤道儀の鏡筒接続部分は、現在のメスアリではありません。載せる鏡筒をMAXIだけとか、R200SSだけ、と決めてしまえば簡単なのですが、やはり載せる鏡筒をどれかに決めてしまうのは不満が大きいので、何とかメスアリを付けられないかと工夫していました。
 そこで、まず考えたのがこれです。
イメージ 1

 東急ハンズで購入した200×10×8(mm)のアルミ合金の板にSP赤道儀に接続できネジ穴を開け、その板の上にカタログ落ちした旧式のメスアリを接続してみました。鏡筒を載せると、R200SS、ED81S、MAXIのどれもOKです。しかし、アルミ合金の重量が思いの外大きく、バランスウェイトが重くなってしまいます。赤道儀全体の重量も結構重くなってお手軽赤道儀とは言えない状態。
 そこで、前のオーナーさんが大切に使っていたにの申し訳ないと思いつつ、SP赤道儀の上部にM8のネジ穴を開け、旧式のメスアリを2つ付けてしまいました。鏡筒側は汎用スライドバーであれば長さが足ります。
 完成品を真上から見ると、
イメージ 2

 横側の斜め上方から見ると、
イメージ 3

と、こんな感じです。無駄にメスアリを使っている感じもしますが、重量もそれほど重たくなく、まあまあです。しかし、ネジ穴を明ける際に赤道儀ヘッドにちょっとキズがついてしまい、
イメージ 4

となってしまいました。
 それでも、いずれの鏡筒もきちんと固定できるし、赤道儀の頭部の重量増加を抑えることができたので、使い勝手には満足しています。星を観るはずだったのに、いつのまにか電動ドリルだの、六角レンチだの、各種のネジ穴を明けるためのタップだの、加工用具が増えてしまいました。
 この写真はMAXIを載せて固定した状態です。
イメージ 5


MAXI用ファインダー

 MAXIは鏡筒が長いので、接眼レンズ側からファインダーを覗くやり方では、鏡筒の角度によってはかなり無理な姿勢を強いられます。そこで、kasai扱いの正立ファインダー(直交プリズム付き)をMAXIに取り付けることにしました。正立ファインダーは50mm径なので、VIXENのファインダー脚を使って鏡筒に接続します。
 しかし、MAXIのファインダー接続部はVIXENのファインダー脚を付けるための台座がそのまま接続できる形になっていません。
 そこで、台座の裏の出っ張りや固定用のナットを沈めるための“楽しい金属工作”が必要です。
イメージ 6

 接眼側から見ると、台座の底がカーブの形になっているのが分かると思いますが、この辺りと鏡筒側のビス固定用ナット周りを近所迷惑も省みず、ハンドドリルで削りまくりました。台座の固定はこれで可能なのですが、写真を見ても分かるように、鏡筒側のビスが台座から飛び出しています。この部分がファインダー脚に干渉するので、今度はファインダー脚側をまた近所迷惑も省みず、削りまくります。
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 こんな感じに飛び出してるビスが当たらないようにして、ようやく
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こんな感じでファインダーの固定ができるようになりました。なお、スコープタウンのVIXEN互換の30mmファインダーの脚はこんな手間をかけずに飛び出したビスに干渉しないで鏡筒に固定できます。
ようやくSXDが(おそらく)まともに動くようになりました。ビクセン社から送ってもらった修正プログラムでSXDのスターブック内蔵ソフトのバージョンをup。室内ではありますが、少しいじってみました。その雑感です。

1.外観など

 カタログにあるように、外観はカバーの色が変わった他はSXと同じです。重さはカタログ上では2kg程度重くなったはずですが、持ち上げた感じではそれほど重くなったとは感じません。16kgまで積載できる割には軽い方だと思います。
 付属のウェイトは購入するセットで変わるとのことですが、赤道儀単体では3.7kgのウェイトが1つでした。確かSX単体で購入したときは1.9kgが1つだったと思います。電源用に単1電池が8個入る電池ケースが付属しています。しかし、これは実践的ではありません。他にバッテリーかACアダプターが必要です。内蔵の極軸望遠鏡はSXのオプションのものと同じだと思います。パターンも同じです。

2.スターブック

 外観は好みが分かれると思いますが、私にはゲーム機みたいで好感を持てません。カラー液晶の星図で導入する星を選んだり、鏡筒が向いている方向を示してくれます。しかし、バックライトが明るすぎで観望時にはじゃまになります。光量を落とすフィルムが別売されているので、こちらも購入した方が良いかもしれません。SXでも使用していたのでSXDにも貼り付けました。また、カラーにしてここまでコントローラーを大型にする必要もないように思います。
 SXに比べると、PEC機能、彗星の軌道要素自作機能、導入確認機能が新機軸です。このうち、PEC機能は、おそらく他の赤道儀と同じだと思いますが、条件が良く、追尾状態が良好な場合を前提としているようなので、少し骨が折れそうです。導入確認機能は、新しい星を導入しようとしたとき(枠が赤いスコープモード=鏡筒の向きのコントロールモードから、枠が青いチャートモードに変更して新しく導入する星を選びます。)に、途中でその導入を中断する際には便利な機能だと思います。SXの場合には、新しい星の導入を始めてしまうと導入を開始するまで中断できません。導入を開始した直後にいずれかのボタンを押すと導入を中断できるのですが、鏡筒が動いてしまいます。SXDでは導入開始前に導入をキャンセルするとスコープモードに戻れます。

3.導入

 あいにくの曇天で、これはまだ試していません。室内で少しいじった限りでは、SXに比べると動作音が甲高く、大きくなったように思います。周りが星を見ている人ばかりなら構わないかもしれませんが、住宅街で夜中に使用するのは勇気が必要になりそうです。

SXD赤道儀

 ガイド撮影を始めようとすると、当然、観望用の鏡筒の他にガイド鏡が必要になります。このガイド鏡を赤道儀に載せるためには、メインの鏡筒、ガイド鏡、ガイド鏡の向きを微調整するための微動雲台装置、これらを赤道に載せるためのプレートなどの備品を赤道儀に載せなければなりません。
 これらの重量をざっと見積もると12kg弱です。SX赤道儀は搭載重量は約10kgと聞いていましたので、載せすぎが心配になってきました。
 そんなところに、搭載重量16kgのSXD赤道儀が発売されたのです。
 大分迷いましたが、将来の拡張性も考えて購入を決意。SX赤道儀を下取りに出して購入原資の一部に充て、購入しました。ここで外見がSXとそっくりなので油断し、SXDがまともに動かないという事態に直面してしまいました。つまり、スターブックの内蔵ソフトウェアのバージョンアップを行ってしまったのです。現在、ビクセン社のサイトで公開されているのはSX用の内蔵ソフトウェアのアップデート用なのですが、同じスターブックでもSXDはSXにない機能をコントロールするため内蔵ソフトもちがっているとのことです。このことは後からメーカーのサポートで伺ったのですが、それを知らずにバージョンアップをするとSXDが暴走します。こんなことをやってしまうユーザーは少ないと思いますが、これからSXDを購入される方、既に購入された方、スターブックのバージョンアップは絶対にしてはいけません。
 メーカーから修正の方法をメールで教えてもらい、さて、と思ったのですがもう一つの罠がありました。メーラーに使っているソフトは、添付ファイルに実行ファイルのexeファイルが添付されていると、セキュリティが働き、その添付ファイルを使えなくしてしまうのです。またメーカーの御相談しなければなりません。
 観望シーズンが終わりに近づいている土星を夜空に見上げつつ、今回の教訓:
  過ぎたるは及ばざるがごとし!!

ちょっと趣向を変えて、これまでにお世話になった本の紹介です。
1.星を見に行(い)く(新装版)
えびなみつる /誠文堂新光社 2006/09出版 431p 19cm ISBN:9784416206287
 この本は、マンガではありますが、「ただしく」星を鑑賞するための入門書として最適だと思います。星観の知識は一切必要ありません。星を観(て彼女の気を惹き)たい初心者が、先輩のガイドの下に目で星を眺め、星座や星座盤を覚え、双眼鏡、望遠鏡、撮影、とステップアップしていきます。その中で、望遠鏡の使い方や各種の機材の特性、マナー、防寒対策など様々な実践に役立つ話が展開します。経験豊かな方には不要かもしれませんが、これから星空鑑賞を、とお考えの方は是非一読すべきだと思います。迷走を避けることができます。

2. 星空散歩ができる本 北半球版
ミルトン・D.ハイフェッツ/ウィル・ティリオン /恒星社厚生閣 2002/07出版 119p 21cm
 この本も、どちらかと言えば初心者用だと思います。夜空を見上げて目に付く星や星座を手がかりに、様々な星や星座を順番に辿るためのガイドブックです。「北半球版」とあるように、北半球に住む人向けで、海外の文献の翻訳ですが日本で星を観るのにも役立ちます。文化の違いか、星の呼び名がたまに違っていますが呼び名の背景を辿ると意外な歴史や文化に触れるきっかけになります。第1部で基礎知識、第2部で星々の辿り方、第3部で星座にまつわる神話などが書かれています。同類の書籍は他にもあると思います。星空を見上げる機会を増やすなら、このような書籍で星座の辿り方や位置関係をなるべく早く覚えると、興味が広がるだけではなく、実際に美しい天体に到達することで更に多くの星への興味が増すことと思います。

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