星空散策 初めの一歩

待ち遠しい星空!! 欲しい休暇!!!

悪戦苦闘の足跡

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R200SSは、条件の良い夜空なら200mmの口径の能力を発揮してくれます。しかし、使用頻度の一番高い自宅ベランダでは、上空をジェット気流が吹く日本の、光害厳しい都会では能力を発揮することができません。集光力が高いということは、大気の揺れの影響もたくさん拾ってしまうということです。

そこで、ベランダでの観望用に、気が向いたときにサッと出してすぐ見ることができる鏡筒の購入を決意。お気に入りにも掲げている大沼さんに相談し、VIXEN社ED81S+ポルタ経緯台を購入することにしました。この鏡筒セットは、第1に値段がリーズナブルであること、第2に対物レンズにEDレンズを使用し、眼視にも写真撮影にも使いやすいこと、第3に経緯台のポルタがお手軽にセットできる割には使い勝手が素晴らしいこと、などなどです。

大沼さんがおっしゃっているように、どんなに素晴らしい機材を持っていても使わなければ宝の持ち腐れです。稼働率が高い望遠鏡は、それこそ一生つきあえる家宝になります。本当に条件が良い夜空で星空鑑賞をするならば、もちろんR200SSを使い腰を据えて星空鑑賞を楽しめますが、それは一月に何回か、といった頻度です。ED81Sのお手軽、しかし見え味の良さ+ポルタ経緯台のお手軽セットアップに慣れてしまうと、富士山麓に遠征してもついついED81Sに手が出てしまいます。

メイン but 稼働率

新しい機材は、VIXEN社のR200SS+SX赤道儀です。
R200SSは、口径200mm、焦点距離800mm、口径比(F)=4の反射望遠鏡です。この鏡筒にするまでには、同社のVMCやVISACも候補に挙げていたのですが、ネットで調べた結果(この点も反省点)、光軸調整の問題、見たい対象が淡い天体であること、つまり、明るい鏡筒が欲しかったこと、値段などなどで決めました。
赤道儀については、GPD2+スカイセンサー又はSX赤道儀と決めていましたが、当時はノートパソコンが旧型過ぎて使用に耐えないため、導入機能が最初から搭載されているSX赤道儀としました。

機材が到着後、最初のうちは喜んで遠征したりベランダで観望したり、結構稼働率は高かったのですが、そのうちに不満も出てきました。第1に、赤道儀は使用できるように準備するまでに手間がかかること、第2に、一番使用頻度が高い自宅周辺では200mmの能力を生かすほどには夜空の条件が良くないことです。つまり、自宅周辺で使用している限り、手間暇かけて準備しても見える星も限られていれば、その見え味も思ったほどは良くなかったのです。もちろん、撮影するためにわざわざ望遠鏡をセットする気にもなりません。ですから、望遠鏡を出すのがおっくうになり、稼働率も次第に下がり始めました。

全取っ替え決意

望遠鏡を購入して3ヶ月後頃の冬、富士山麓の西臼塚駐車場に遠征したときのことでした。夜の11時頃、気温は氷点下だったと思います。スポットファインダーが凍結した夜露で見えなくなってしまいました。このときは、まだろくに星も観てない状態で、そうそうに帰宅することになりました。「ろくに星も観ていない」というのは、星の導入に手間取って、観たい星を見られなかったということです。
帰宅途中の東名を走りながら、悔しさでいっぱいでした。星の導入に手間取っていると、寒い中で観望よりも導入作業ばかりで、何のために遠征したのか分からないじゃないか。それならいっそのこと、自動導入できる機材に乗り換えるか....
ということで、翌日には初めの機材を購入したお店に相談に。その時の店長さんの言葉が胸に染みます。
「星を探すことも楽しみですよ。その楽しさが分かってからグレードアップしても遅くありません。」
おっしゃるとおり。でも、あの寒さの中での悔しい思いは消えません。その店長さんの手前、その店では注文できなかったので、職場近くの支店で自動導入できる機材、口径をアップした望遠鏡を注文してしまったのでした。

迷走の始まり

この望遠鏡では、数えるほどしか星を観ていません。それでも忘れられないのは、富士山新5合目駐車場に遠征し、スバルやアンドロメダ星雲を始めて見たときの感動です。それとともに、あふれる夜空の星に圧倒され、まともに星を導入できなかった悔しさも残りました。また、この時にはまだモータードライブユニットを付けていなかったので、写真撮影も難しい状態でした。
これに対して、まずモータードライブユニットを一軸のみ後付、目標の星を望遠鏡の視野に入れやすくするため、小さな屈折望遠鏡タイプのファインダーを赤い光の点を小さいガラスに映すスポットファインダーに交換。機材をそれなりにアップグレードしました。
しかし、問題は実は機材ではなかったです。このことは、後に鏡筒と赤道儀を全取っ替えするという無謀なことをしてから分かったのですが、星を観るためには星空を知らないといけなかったのです。機材が悪いわけではなく、星座、主な星、さらには望遠鏡の扱い方の練習が必要です。その意味では、始めに購入する観賞用の機材にいきなり望遠鏡というのは無謀だったのかも知れません。
星座の見つけ方、1等星や主な2等星、星雲、星団。これらを頭の中によく入れておけば、このときの機材にあとは双眼鏡があれば、無理に機材のグレードを上げる必要はなかったかも知れません。あるいは、初めから初心者の練習用などという回り道をする必要もなかったと思いますが、そんなことが分かったのは星空鑑賞の回数をある程度重ねたあとでした。その前に全取っ替えしてしまったというのは、かなりの高い授業料でした。

望遠鏡を買うまで

望遠鏡を買う決意をするためには、当然、資金の裏付け、家族の理解が必要です。買ってからこれらを考えると悲惨な結末になりますよね。
まず、資金です。用意しなければならない資金は、買う望遠鏡の種類や望遠鏡を載せる台(架台)、星の見方によってピンキリです。
まずは、何を見るのか、目で見たいのか写真を撮りたいのかを決めなければなりません。私の場合には、アンドロメダ星雲などの系外銀河の撮影をしたい、というのが動機でしたので、なるべく大きな口径の望遠鏡(先天性の大口径病)、星の動きを追尾できる赤道儀、撮影機材の3点について構想を練り、望遠鏡は反射望遠鏡、架台は赤道儀、撮影機材は既に持っている銀塩フィルム用の一眼レフ、デジタル一眼レフ、デジタルコンパクトカメラを活用することにしました。どうせ初心者が練習や望遠鏡操作の習熟のために買う物だから、それなりに星空鑑賞ができる10万円程度の鏡筒+赤道儀のセットを購入することにし、あとはインターネットで望遠鏡ショップを検索。
しかし・・・今からみればこの段階で様々な落とし穴に既にはまってしまっています。

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