|
MPEG−4が音の世界を変える プロ品質のオーディオ・ビデオストリームを携帯電話からブロードバンド、さらにはそれ以上の広範なバンド幅で提供する、マルチメディアの世界標準規格です。 MPEG-4は、エミー賞に輝いたMPEG-1、MPEG-2として広く普及している標準規格を策定したことでも知られる国際標準化機構(ISO)内のワーキンググループのMoving Picture Experts Group(MPEG)が策定した規格です。その開発に世界中の何百人もの研究者が関わったMPEG-4は、1998年に最終承認され、2000年に国際標準規格となりました。QuickTimeには2002年から搭載されています。 実証済みのテクノロジー MPEG-4仕様の中心となるのはオーディオとビデオですが、MPEG-4では3Dオブジェクト、スプライト、テキストその他のメディアも扱えます。 そんなの当たり前?無理もありませんね。同様の手法によるメディアミックスは、もう10年以上も前から、アップルのQuickTimeテクノロジーを使って行われてきましたから。QuickTimeは新しいメディアタイプが登場するたびに、それを独立したトラックとして組み込んできました。この拡張性があったからこそ、ISOはMPEG-4の基本としてQuickTimeファイルフォーマットを採り入れたのです。 QuickTimeと同様、MPEG-4ではダイヤルアップモデムから広帯域ネットワークまで、それぞれの配信に適したメディアを、あらゆるデータレートでスケーラブルに搬送できます。QuickTimeとは親子や兄弟のような関係にあるMPEG-4は、QuickTimeの安定性、拡張性、スケーラビリティをすべて受け継いでいます。 明日のメディアを先取り MPEG-4はDVD(MPEG-2)品質の映像をより低いデータレートとより小さなファイルサイズで配信できるように設計されています。その一方で、ポピュラーなMP3ファイルフォーマット(MPEG-1 layer III、.mp3)を作り出した人々の手により、MP3より もはるかに効率の良い圧縮で、非圧縮のCDオーディオに匹敵する音質を誇るAdvanced Audio Coding(AAC)コーデックが開発されました。 MPEG-4は驚くほど高品質のオーディオとビデオのストリーミングを実現しますが、それにいち早く対応したのがQuickTimeです。無償のQuickTime Playerやブラウザ用のQuickTimeプラグインを利用すれば、ISO準拠のMPEG-4ファイル(.mp4)を再生できます。さらにQuickTime Proにアップグレードすれば、自分でMPEG-4コンテンツを作ることもできます。QuickTime Streaming ServerとDarwin Streaming Serverでは、.mp4ファイルをストリーム配信できます。また、QuickTime Broadcasterを利用すれば、ライブイベントをMPEG-4で配信することもできます。このように、Broadcaster、Server、Playerで実現されるQuickTimeのワークフローは、MPEG-4コンテンツの制作、配信、視聴という一連の流れをすべて標準ベースで実現する、業界最高水準かつきわめて費用効果の高いアーキテクチャとなったのです。 それだけではありません。QuickTimeアーキテクチャを基盤とする多数のマルチメディア制作アプリケーションには、QuickTimeを導入するだけで直ちにMPEG-4機能が備わります。その結果、Final Cut Pro、Adobe Premiereなどのアプリケーションでも、すぐにMPEG-4コンテンツが作れるようになります。 他のデバイスでも再生可能 CD-ROMではMPEG-1、DVDではMPEG-2が互換性を確実にしてくれたように、MPEG-4はインターネットその他の配信方法で提供される映像コンテンツの互換性を保証してくれます。MPEG-4はデジタル衛星放送からワイヤレス機器まで、多種多様なデバイスで再生することができるようになります。 MPEG-4を採用する各製品に同じ方法で同規格が実装されることを目指し、アップルはCisco、IBM、Kasenna、Philips、Sun Microsystemsの各社と共に、Internet Streaming Media Alliance(ISMA)を結成しました。これらの企業以外にも、ISMAには、AOL Time Warner、Dolby Laboratories、日立、HP、富士通など25社が参加しています。ISMAでは各社が実装するプロファイルを定義して、製品間の互換性が確実となるように尽力しています。 これによって、あるメーカーの製品で作成したMPEG-4メディアストリームは、他のメーカーのプレーヤーでも再生できるようになるのです。 さらに勢いをつけて インターネットを舞台に活躍するコンテンツプロバイダの多くに採用される一方で、MPEG-4は他業界からも大いに支持されています。一例として、H.264ビデオ(MPEG-4 Part 10)がISO MPEGに採用されたため、QuickTime 7を使って、ISO準拠のH.264ビデオを.MP4ファイル形式で作成できるようになりました。また、携帯電話などのワイヤレス機器に向けた高品質なマルチメディアを規定する3GPP(3rd Generation Partnership Project)と3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)という新規格においても、それぞれの揺るぎない基盤をなすのはMPEG-4のテクノロジーです。 DirecTV、DVBなどの衛星放送事業者も、低いデータレートでの画質の高さから、デジタルテレビの配信にMPEG-4を採用しています。そのため、これらの事業者では、同じ帯域幅でもより多くのチャネルを視聴者に提供できます。 誰にでも成功のチャンスが MPEG-4は、開かれた市場を形成します。MPEG-4はオープンな業界標準規格だからこそ、誰でも他社のデバイスと互換性のあるMPEG-4プレーヤーやMPEG-4エンコーダを作り出せるのです。 一度エンコードしたデータがどのデバイスでも再生されるなら、メディア企業は時間や資源を節約できます。もはや、コンテンツプロバイダはメディアを複数のフォーマットでエンコーディング・ホスティング・保管する必要がありません。その代わりに、1つのフォーマットで幅広い視聴者、すなわち特定のメーカーではなく、多数のメーカーが提供するさまざまなプラットフォームの再生用デバイスを対象にできます。その結果、コンテンツクリエイターは、全世界の視聴者が利用できる、時間が経っても廃れることのないフォーマットを手にします。他のフォーマットやバージョンが登場しては消えていくのに対し、MPEG-4はマルチメディアコンテンツの安定した将来を守ります。 そしてもちろん、メディアのエンコーディング・ホスティング・保管の際に節約できた人的・物質的な資源をデジタルコンテンツの充実に傾けることで、インターネットコミュニティ全体の利益につながるのです。 ひときわ優れたビデオ アップルはISO準拠の2種類のビデオコーデックを開発し、広範囲なデータレート(ナローバンドからブロードバンド、あるいはそれ以上の帯域)で最高品質のコンテンツを提供できるようにしています。これが、MPEG-4 Part 2(通常のMPEG-4)とMPEG-4 Part 10(H.264)です。この革新的なコーデックのデータ圧縮時間と映像クオリティは専有技術による最高級コーデックの品質に引けをとることなく、そればかりか他のMPEG-4プレーヤーやデバイスとの互換性も高めています。 MPEG-4 Part 2ビデオ QuickTimeのMPEG-4コーデックは数多くの最新技術を利用し、優れた性能を提供します。例えば、ある特定の配信メカニズムに適したデータレートで問題なく再生されるよう、エンコーダを目標のデータレートに設定することができます。このエンコーダは、シングルパスのVBR(Variable Bit Rate)レートコントローラを利用してクオリティを最高レベルにしたり、エンコード処理を最高速度にしたりできるなど実に多彩です。また、QuickTimeのMPEG-4コーデックには、正確なカラーマネージメント、高性能の量子化機能、精度と速度の双方を最適化する動き予測機能が備わっています。デコーダには、エンコード時の偽色を取り除くための後処理行程も用意されています。エンコーダとデコーダはどちらも、64ビットG5およびG4プロセッサが搭載するVelocity Engineに最適化されています。 まぁ 映像と音響は別次元の世界へ入っているんですね。
CDは時代遅れになってしまってる。 デジタルサウンドを研究する必要があるみたいです。 |

- >
- コンピュータとインターネット
- >
- インターネット
- >
- ネットサービス




