ウォン安で,どこにいっても日本人旅行客ばかりというネタ?をよく聞きます。例えばソウルのミョンドンという東京の新宿ような繁華街ですが、ちょっと大げさに言いますと、歩いていて耳に入ってくるのは日本語ばかり。日本語の看板、日本語の呼び込み、ちょっとどの国の街を歩いているのかわからなくなってしまうくらい(らしい)です。 ブランド品を扱う免税品店は、開店前から日本人観光客が長蛇の列を作っています。日本人の買い物客で、連日大賑わいなんです。大手旅行会社に聞きますと、韓国への団体旅行客の数、今月は、一年前の2.5倍に達する見込みだそうです。
まあのっけからこんな話しをしたかった訳ではないが、念のため。 さて、本題にはいりますと、 円に対する韓国の通貨ウォンのレート、相場がどのように変わってきたかといいますと、大体、ウォンと円のレートは、ゼロをひとつとる。100ウォンが10円。1000円は1万ウォンというのが目安だったのですが、2007年おととしの6月、7月、このころは、100ウォンが13円くらいでした。 ところがその後、ウォンはじわじわと値を下げ、いわゆるリーマンショックが起きた去年の9月以降は急速しました。今は100ウォンが7円を切っています。 そして、韓国を訪れた日本人の数はウォンの暴落が始まった秋ころからぐんぐん増え、今年に入ってからもまだまだ増え続けています。 韓国の経済も金融危機の影響を受けて、経済は深刻なんですが、日本人相手の商売だけは、大繁盛、笑いが止まらないようです。 朝鮮人がこのせいで日本に来られなくなるのは、大歓迎ですが、ウォン安円高は、日韓の貿易にはどのような影響を与えているのでしょうか 日本から韓国への輸出、これが大きな影響を受けています。去年9月には5900億円あまりあった韓国向け輸出が、12月には3300億円と半分近くにまで落ち込んでいます。製品を韓国に輸出してもウォンに換算すると割高になってしまうので売れなくなってしまうんですね。韓国で日本製品を売る仕事をしている人たちは皆さん、困り果てています。韓国向けの輸出が減っているのは、日本経済全体にとってもマイナスです。 借金が増えて困っている人もいます。実は、韓国で活動している企業、あるいは個人事業者の多くは、日本から資金調達をしているんです。韓国の方が日本より金利が高いので、金利の安い日本からお金を借りて設備投資や運転資金にあてているんですね。 ところが、例えば1億円を借りたとしましょう。ウォンが高い時の1億円は、8億ウォンくらいでした。ところが今は、15億ウォンくらいになってしまいます。為替相場が変わったために借金の額が2倍くらいに膨らんでしまったことになります。返済に困って倒産するところも出てきています。 韓国の経済は、かなり深刻です.。まあ日本の輸出企業が逼迫しても困るのでとりあえず検証してみますと、 日本から韓国への輸出が減ってきているというネタを振りましたが、実は、韓国の輸出も減っているんです。1月の韓国の輸出総額は、前の年に比べて33%も減って過去最大の下げ幅を記録しました。 ウォン安になると輸出にとっては有利なはずですが 世界的な需要の縮小で、韓国では輸出は増えずに逆に落ち込んでいるのです。韓国は、日本以上に輸出依存度が高い国ですから、輸出の落ち込みは韓国経済の根幹を揺さぶりかねない深刻な問題です。 先月9日には韓国第5位の自動車メーカーが経営破たんしました。強気の経済見通しを示していた韓国政府も、ここにきて、「今年はゼロ成長の可能性もある」と言い出し始めています。
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2009年02月10日
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