ノーテンキな米国民とウォール街のハイエナの温床である米長期金利(10年債利回り)は、2.9%近くまで一段と上昇しました。このきっかけは1月28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でした。 米長期金利が、先週2.8%台まで急騰するきっかけになったのは、FOMCで米国債購入が見送られたからと一般的に理解されています。 FRBは、昨年12月からさらなる金融緩和策の一つとして、米国債の購入を示唆し、それを期待して債券価格は上昇、利回り低下となっていたことから、1月FOMCでの具体化の見送りで失望が入ったというわけです。
FRBは、リスク回避に伴う「安全資産」米国債シフトの行き過ぎが「不満」だった。その結果、リスク資産、たとえば株式相場などへの資金回帰が遅れ、デフレ懸念すら浮上し始めたことを憂慮し、行き過ぎた米国債シフト修正を促す狙いから、意図的に米国債購入の具体化を見送った可能性があるというわけです。 自分に都合よく受け止めるなら、FRBも「安全資産バブル」を懸念し、FOMCはそのバブル破裂のきっかけになった可能性がありそうです。ところで、もし「安全資産バブル」破裂が始まっているなら、為替・円相場にも注目したいところです。 個人的には違和感がありますが、一般の市況解説を見ていると最近、円について「安全資産として買われた」といった表現を見ることがあります。つまり円も「安全資産」の1つということなら、「安全資産バブル」破裂が波及し、反落に転じることになる可能性があるのではないでしょうか。
これには行き過ぎの調整が入る可能性=根拠があると考えています。 しかしいったんピークを過ぎると、年末には1&=80円くらいになると思いますが。 その理由は、日本企業の決算要因ではないかと私は思っています。3月末決算に向けて、海外資産の取り崩し→→それをレパトリと呼ぶことが少なくないようですが→→それに伴う円買いで円高になりやすいとの見方があります。 ただ、そんな円買いは、ドルなど外貨が高ければ利益が多くなるため強まり、逆にドル安なら損切りになりかねないから手控えられるのではないでしょうか。 この結果、ドル高ならドル売りが増えるため月末にかけてドルは反落、ドル安ならドル売りが増えないため月末にかけてドル高になるということではないでしょうか。
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2009年02月24日
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