公的年金の積立金の市場運用で、昨年10〜12月(08年度第3四半期)は5兆7398億円の運用損が出たと、年金積立金管理運用独立行政法人が27日発表した。積立金の市場運用が本格的に始まった01年度以降、最大の損失額。世界的な株価の大幅下落を反映し、国内株は2兆6638億円、外国株は3兆4763億円の運用損が出た。 今回の四半期としての収益率はマイナス6.1%で、米国の同時多発テロの時期と重なる01年7〜9月のマイナス7.8%に次ぐ過去2番目の低さ。08年4〜12月の収益率は、マイナス9.1%で、この期間の運用損も過去最大の8兆6738億円に膨らんだ。 第3四半期の運用資産額は90兆4349億円。運用先のうち約2割を占める国内株と外国株で6兆円を超す運用損が出たことが響いた。 米国のリーマンブラザーズ証券破綻に端を発する金融不安の影響で、運用実績は第2四半期からマイナスだったが、10月末以降、一段と株価は落ち込んだ。外国為替市場で円高が進んだことも加わり、運用実績の悪化に拍車がかかった。産経新聞より引用 厚生労働省が巨額の積立金を手離さないわけ国会で肝心の年金制度の議論はされていない。ある厚生労働省幹部は、「今回の衆議院の委員会では、前半が事務費(流用問題=公用車や職員宿舎建設費に年金保険料が使われていたこと)で後半が年金未納でしたからね」と実質審議が不足していることを嘆く所か、そこにはゆとりの笑みさえ浮かべている。未納の騒ぎが終れば、実質権限、政策決定の裁量権は彼ら官僚に戻るだろう。
無能なバカ官僚が起こした大規模年金リゾート施設「グリーンピア」の破綻や、年金住宅融資の焦げつき、そして株式投資の巨額の損失(いずれも年金資金運用基金)の問題も、つきつめていけば、この年金積立金の管理と使われ方の問題に行き着く。 まず、どういう意図で積立金を持っているのかがよくわからない。今回の改正で、2025年には300兆円になるわけでしょ。郵貯が世界第一の金融機関だから、積立金を200兆近く持っているということは、これは金融機関なんです。その運用を金融ではなく、財政のルールでやっているんです。 http://www.bloomberg.com/apps/data?pid=avimage&iid=ijHOw6lP3wwI
川瀬隆弘理事長
基本的に役人の仕事というのは税なんだと思います。金融じゃないんです。当然のことながら、財政というのは政治が絡むんです。金融は政治が絡んじゃいけないから日本銀行は政治から独立しているんじゃないでしょうか?総務省と厚生労働省に運用が移るだけ。無理だよ、独立行政法人つくろうと無理です。これだけ積立金の運用に失敗したら、民間は企業倒産、経営者は全員クビです。今までやってきたことは、あまりにもひどい。
下がって支え、上がって崩すのであれば、被保険者の利益は永遠に実現しない。13300円の国民年金保険料をなかなか払えない生活を強いられている人々にも、「自分で株なんかやれないだろうから、おいらが国として代わって取り引きしてやるよ」ということだろうか。サラリーマンは厚生年金を給与天引きだから、強制的に徴収された保険料である。冗談じゃない! 総額3500億円の年金保険料を費やして全国13か所に建設したグリーンピアは、建設費の総額の約4パーセントで叩き売られる前の「解体費用」も半端ではない。鹿児島県のグリーンピア指宿(土地96万坪・建設費208億7129円)は、売却先も定まらないのに解体費用として7億2000万を予算計上していたのです。 グリーンピアの事業停止で、保険料の垂れ流しが止まるのは「運営赤字部分」である。過去債務は、重くのしかかり何の収益も生まない終了した事業に財政投融資の借金は残る。2022年までの18年かけて、なお798億円を返済しなければならないという債務が残る。すべて、この清算処理は年金特別会計で行われ、利用者もいない福祉還元施設の後始末に年金積立金が取り崩されるはずだ。
数百万の無駄使いには怒るが、1兆円を超える話は、「どうせ庶民には実感がない」という決めつけは、年金利権にあぐらをかいてきた厚生労働省・年金官僚たちと一脈通じる。マスコミの不実が、彼らの恥も外聞もない傲岸不遜なふるまいを保護し、タカをくくらせている。
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2009年02月27日
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