ここ数週間は日経平均もNYダウもやや小康状態を保っているのですが、いよいよGMのリセット期限が近付いてきました。 ほぼ破産であろうという見方ですが、私はもう一方でシティーの行方が非常に気になります。 日本でも日興を傘下に収め、アメリカのフラッグ・シップとして今日までやってきましたが、昨年10月に2兆2500億円にものぼる公的資金を投入しました。(1$=90円として) ところがたった1ケ月で資金繰りが悪化して、また2兆円もの公的資金を投入しました。これはつまり1ヶ月で2兆円もの資金が消えたということに他なりません。 これで米財務省とFRBは取り付け騒ぎが起きる事を防ぐために、政府保証をするという事実をどことなくにおわせています。 しかしこの間シティーグループの株価は40%も上昇し、高値圏で売り抜けた投機筋が存在します。(これについては特定原稿で後述します。) さてここでこの異常な公的資金の導入が問題視されましたが、これまでアメリカの金融機関はこれらを利用してぼろ儲けを繰り返してきました。しかも当然1回目の公的資金でシティーの自己資本比率は十分に回復したのです。 にも関わらず2兆円という巨額もたった1ヶ月しかもたず、再び税金に頼るというのであれば銀行経営など成り立たないでしょう。猿に運営させたほうが遥かにマシでしょう。 つまり米財務省はシティーグループの保有する(ここでは何故シティーグループが保護されるかということは説きません)3060億ドルの不良債権からの損失は政府保証としました。 実際のところシティーグループの資産残高は2兆ドルでそのうちの3060億ドルが不良資産となっています。そして実はこのほかに関連企業の簿外資産をなんと1兆ドルも抱え込んでいます。これは連結で決算したら損失が一気に拡大します。
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2009年05月22日
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