長崎労組交流センター(準備)

長崎で労組交流センターを再建するための有志のブログです。労働運動、反戦反核運動、改憲反対運動などいろいろと発信したいと思います。

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 以前、紹介したパンフレットの改定増補版です。
 オバマ米大統領は、本当に反核の騎士なのか? オバマ大統領の「プラハ宣言」を読むと、反核の騎士どころか、核戦争の悪霊であることが、良く分かります。自分をあたかも、「正義の味方」のようなフリをしているところが、ブッシュ以上のあくどいです。
 以下、パンフレットの本文です。長文のため、2回に分けて掲載します。
 オバマ反革命を許さず、労働者の国際連帯による真の核廃絶のために、8・8―9長崎反戦反核行動に集まりましょう!




パンフレット「オバマ『プラハ演説』は、新たな世界核戦争への道だ!」(最新版)


機縫バマ「プラハ演説」は、アメリカの核独占宣言

4月5日にオバマ米大統領のプラハ演説以降、核をめぐる事件が次々と起きています。一つは5月25日の北朝鮮による核実験の強行です。もう一つは、日本の核武装や「敵地攻撃」を求める発言が、自民党内から相次いでいることです。
 これは偶然ではありません。これらの動きの背後にあるものこそオバマ大統領の「プラハ演説」なのです。
 このプラハ演説は、正確には「核を廃絶する」とは一言も言っていません。「核のない世界に向けて」という建前的な表現であり、こんなセリフはあの戦争屋・レーガン元大統領も言っています。しかもすぐ続けて「世界に核兵器が存在するうちは米国は安全な方法で核兵器を維持する」としており、他の国が核兵器をなくすまではアメリカは核兵器を手放さないと言っているのです。
 そしてNPT体制の強化を強調していますが、そもそもNPT体制とはアメリカを中心とした大国による核独占体制であり、なんら核廃絶の機構ではありません。核を持つ大国が世界支配をしていくための機関にほかなりません。オバマの「核のない世界」は、アメリカの核独占を強化していくための口実にほかならないのです。
 さらに北朝鮮を名指しして「違反国には相応の処罰が必要」とし、テロリストによる「核兵器入手を防がねばならない」としています。アメリカは核兵器を最後まで手放さないと明言しながら、一方で北朝鮮や、テロリスト国家とされるアフガニスタンなどへは、「処罰が必要」という。これはまさにアメリカの圧倒的な核軍事力を背景に、これらの国に政治的軍事的な圧力を加えていくということです。
 この論理は、ブッシュの「ならずもの国家」の論と本質的に同じです。ブッシュはこの論理によってイラク戦争を強行しました。オバマの「核のない世界」を「錦の御旗」にした北朝鮮やアフガニスタンへの非難も、これらの国々への新たな侵略戦争につながるものになろうとしているのです。

供紡亶嚇な北朝鮮核実験、日本の核武装

 したがってプラハ演説は、「核のない世界」を掲げてアメリカが核を独占し、世界の核をコントロールしながら、北朝鮮やアフガニスタンなどに戦争政策を展開していくものであるため、それに追いつめられた北朝鮮は絶望的で反動的な核実験に突っ走ったのです。
 北朝鮮にしてみれば、このオバマ政権の核政策を容認すれば、北朝鮮は徹底的に無力化され、良いようにいたぶられ、最後は自分の体制の崩壊につながります。そうなる前に、アメリカと世界に核保有国として認めさせ、体制を延命させようとしているのです。
 これは北朝鮮だけではありません。日本も同様です。
 プラハ演説が言っていることは、アメリカによる世界の核の支配・コントロールです。したがって日本の核政策もアメリカの管理のもとにおかれることを意味します。こうなったら永遠に日本の核武装などありえません。このアメリカの日本を含めた世界の核管理に対して、日本政府の中からこれに対抗して独自に核武装を進めようとする帝国主義としての衝動が噴出しているのです。典型的なのは田母神元自衛隊航空幕僚長の「日本は核武装すべし」という佐世保での発言です。そして核武装と一体で「敵地攻撃」の必要性も叫ばれています。「敵地攻撃」はミサイルによる先制攻撃以外になく、日本は再び侵略戦争国家に大転換しようとしているのです。
 まさにオバマの「プラハ演説」は、「パンドラの箱」を開けました。自分たちだけは核を独占して、他国には持たせないという大国主義丸出しのプラハ演説によって、オバマの思惑とは逆に北朝鮮や日本の核武装への動きが一挙に噴き出し、「核のない世界」どころか、新たな核拡散の動きが進もうとしているのです。この先にあるのは、世界核戦争です。

掘某靴燭平略戦争を展開するオバマ大統領

 実際に、オバマ政権はすでにアフガニスタンや北朝鮮への侵略戦争政策に積極的に手を染めています。「イラク撤兵」を掲げながら、実際には5万人の米兵を「テロリスト」対策の口実でイラクにさらに駐留させ続けようとしています。イラク占領とイラク戦争は結局終わらないのです。
 その一方でアメリカの敗戦色が強まり、イラク同様第2のベトナムと化そうとしているアフガニスタンには米軍を増派し、年内に6万人規模にしようとしています。
 また北朝鮮に対しては、今回の核実験強行や「衛星ロケット」打ち上げなどを口実にして重圧政策を強めており、プラハ演説でも名指しで「処罰」の対象とされています。
 さらにオバマ大統領はイスラエル支持を鮮明にしており、彼の就任直前に起こったガザへのイスラエルの侵攻について、それを容認しています。オバマ政権には、シオニストを含め親イスラエル派の閣僚が多数います。6月の中東訪問でのオバマ大統領の「米国とイスラム諸国の関係の新たな始まり」なる演説は、アメリカの破産を深めるイスラエル政策・中東政策を立て直すために言われたもので、彼の親イスラエル派としての本質はまったく変わっていません。
 こうしてみるとオバマ政権が平和の政権などではなく、逆にアメリカ帝国主義の戦争政策を積極的に進めている政権であることが良く分かります。そしてそれがプラハ演説と完全に一体であることも明確です。プラハ演説は、平和のための演説ではなく、アメリカの新たな世界侵略戦争を展開するための演説にほかならないのです。

検紡茖下\こβ臉錣鮟猗した「軍縮交渉」の再来

 オバマ政権が、このような新たな核政策を進めているのは、今、世界が大恐慌に突入し、アメリカ帝国主義が没落を深め、その世界支配が崩壊しつつあるからです。その崩壊しつつある世界支配を維持するために、オバマはアメリカの核戦力の優位性を維持しつつ、新たな戦争も辞さず、他国の核兵器を削減しようとしているのです。
 オバマ大統領は世界恐慌の中で、国庫から膨大な金を投入して、大企業の救済をはかり、「新ニューディール政策」なる景気浮揚策を取っています。一方ではカリフォルニアでの2万6000人の教育労働者の解雇など、首切りも進めています。
 大恐慌から大失業、ニューディール政策、これはまさに戦前のアメリカの状況の再現です。戦前のニューディール政策は結局は破綻・失敗し、その行き着いた先が第2次世界大戦であり、マンハッタン計画であり、広島・長崎でした。
 さらにこの戦前の時期に、盛んに軍縮交渉が行われました。しかしこうした軍縮交渉は常に大国の軍事力の優位を確保するための軍縮交渉であり、よって必ず破産し、次の戦争を準備していきました。
 今、オバマ政権が行っている「核軍縮」なるものも、こうした世界大戦前の「軍縮交渉」と同じであり、アメリカの核独占を維持し核戦力の優位を維持するためのものです。したがって必ず破産し、世界を三度の世界戦争、それも核戦争へと進んでいきかねない政策なのです。それはすでに、対抗的な北朝鮮の核実験強行、日本の核武装の衝動という形で、あらわれています。

(以下、つづく)

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