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”ナイルはエジプトのたまもの”
紀元前500年前のギリシャ歴史家であるヘロドトスの言葉である。
ナイル川は世界最長の川であり、その全長は6,650km(札幌〜鹿児島間の約4倍)もある。
古代からエジプトではこの川を利用して農業、水運を営み、
毎年、一度起こる氾濫は水だけでなく上流湿原の肥沃な土壌を運び、
氾濫した土地で行われる農業がこの国に大きな恵みをもたらした。
故にこの恩恵に裏打ちされた経済基盤があればこそ、
エジプトははるか昔から強国の位置を維持し、
ピラミッド、スフィンクス建設の大事業を成し、
エジプトがナイルの賜物と云われる所以となる。
王家の谷観光を終えた翌日、私らツアーメンバーは一路、強行軍でカイロへと向かい、
カイロ空港に夕方近く頃、着くやいなや、すぐさまディナーを取るべくある場所へ向かった。
そこはナイル川展望クルーズを楽しむ遊覧船が停泊する船着場だった。
そこには私ら以外にも世界中からエジプト観光に訪れた外国人が溢れていた。
人種は白人種が2,3割であとは黄色人種(日本、中国、アラブ)が観光客の主要である。
食事内容はバイキング方式。
航行中、歌だのダンスだのを楽しみつつ食事をとるといった観光メニューであった。
正直、ナイル川はかつてのナイル川でなく、故ナセル大統領のアスワンハイダム事業により
軌道修正したうえで作られたナイル川である。
だから古代ロマンに想いをはせるナイル川クルーズと云うより、
江戸川展覧船によるナイトクルーズに毛が生えたと云うべき内容であった様に思える。
よくアラブ社会でスルタンの目の前で、半裸状態で踊る女性の姿を皆様も
ご想像されたことが一度はあると思われるが、
イスラム教において女性が半裸になるのはご法度である。
今回のナイトクルーズでも半裸の女性が我々の目の前に迫り、挑発的な視線で
踊りを披露してくれていたが、添乗員さんに聞いてみるとあれはキリスト教の外国人だそうだ。
もしアラブ人女性があれをやると
社会的問題として、国中から非難・批判を浴び、
国外追放になること間違いないと思われる。
家庭でもそうなのだろうかと少し考えてしまった。
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わぁ、おいしそぅ。私も早くエジプトに行きたい!
2005/9/13(火) 午後 6:47 [ - ]