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8月は夏の盛りやというイメージが多いだろうけど、僕にとってはもう秋と言ってもいいくらい、センチメンタルな気持ちを持ってしまう、ちょっと寂しい月でもあります。そんな寂しい時にちょっと寂しい音楽ニュースがね…。 このブログでも数回、紹介した程度でその熱の高さはそんなに高い方では無い。だが、個人的にどうしても放っておけないのがヒッキーこと宇多田 ヒカルという存在だ。そう言う人は結構多いと思ったりする。ソロ・デビュー曲「Automatic」がノン・タイアップでミリオンセラー、そのデビュー曲らを含む1stアルバム「First Love」はトータルで700万枚を売り上げる過去に類を見ないモンスター・アルバムとなり、そんな作品を世に送り出したヒッキー。 セールスも、ボーカリストとしてのスキルも音楽性における表現も卓越しているはずなのに、他のアーティストならあんまりでないような音楽バラエティー番組にも積極的に出たり、そこで見せる天真爛漫な姿。そんな姿を見せることによって常にファンとの距離は近いように感じたヒッキー。yahoo!の音楽レビューにも載っていたが、彼女のファンは彼女に正に恋をしているのと同じ感覚なのだろう。皆に愛される要素を多分に持っている、稀有なアーティストの一人と言って過言では無い。 過去にも、病気療養のため活動を休止したことはあるけど、今度は「人間活動」のため休止に入るため、いつ復帰になるか分からないという。ちなみに、本人曰く「これは引退では無い」とのこと。その点では安心だけど、彼女の歌声は暫く聴けなくなる。何とも残念なことだ。 僕は世にあるポップ・ミュージックの質というものは、CDなどのセールスだけでは図ることが出来ないと感じている立場を少なからず取っているけど、彼女の場合は音楽性も含めて人々が期待すべきものを持って世に出てきたという印象を受ける。彼女がソロでデビューしたのは98年(すでに全米ではキュービック・ユーというグループでデビューしていたけど)。丁度、日本のポップミュージックシーンが多様化し、変化が始まり出した時代に出てきたのである。 そんな「新しい音楽」というものを求める潮流が非常に強かった時代に、このようなR&Bという新しい(日本人にとっては)刺激的な音楽ジャンルに挑戦し(って言うか、彼女自身が元々持っていたルーツをやっていただけだろうけど…)、そう言ったリスナーに提供したことによって巻き起こったムーヴメント。彼女の登場は、正に日本のニューミュージックの世界に新しい道を切り開くきっかけを与えるものと考えていいと今は思う。そうでなければ、彼女の音楽が此処まで受け入れられ、爆発的なセールスを記録することは無かったと思うから。ノンタイアップでほぼ無名のシンガーがデビュー曲でいきなりビッグ・ヒットを出すなんて極めて異例だからね。 このようにタイミングが良かったと言うこともあるだろうけど、マドンナなんかがそうだとは思うけど、スターダムにのし上がるにはそれ相応のタイミング、もっと言うと「運」というものが必要である。彼女は実力だけじゃなく、そう言った部分でも恵まれた強さを持っていたに違いない。 勿論、それらは音楽の質の高さがあってこそのものである。彼女の音楽的な部分と歌詞における表現の特徴は以前も書いたけど、電子的な音を上手く組み合わせて非常に鮮烈でかつエキゾチックな雰囲気を持つ、ジャンルレスなテイストを醸し出すサウンドとそこに載せられるリリックは人の心の強さと弱さを両方表したような深い世界。その世界を何の飾りも哲学めいたメッセージも強調せず、サラリと誰でも分かるような言葉で書いてしまうリリックメイカーとしての才能。誰もがうらやむものを持っていることは間違いないだろう。 ちなみに、両親のうち母親はかの名シンガー、藤 圭子(「圭子の夢は夜開く」でお馴染)であることは有名。 昨年、全米進出作品第2弾を出してその後、音沙汰が無かったのでぶっちゃけて言うと名前を忘れそうだったけど(大汗)、今思うとスバラシイという言葉だけでは片づけられないシンガーがいたんだなと改めて思う所である。 秋にベスト盤が出るそうだが、また改めて彼女の歌に浸るのも悪くないのかな〜と思う所存である。 という訳で、懐しいこの1曲を最後にお送りするわ〜。↓ 動画は諸般の理由によりリンクのみにさせてね(プロモの動画が無かったもので…)。この曲が出た時は16歳の少女だったけど(…そのはず)、何故にこんな曲が書けて歌えるのか。ホント、その持ち合わせたものの大きさというものを感じずにはいられないです。 出来るだけ早くの復帰を願いたい。そして、また何でもいいから歌を聴かせてくれ(爆)。 ひとまずお疲れ様。ヒッキー。 えぇ〜っと、綺麗に終わっているけどこの時間で更新と言うことは、この日(11日ね)は夜、銀河鉄道999を見ると言うことになると思います(汗)。ビデオ録っても後で見るかどうか分からないからね…。ごめんちゃい、分かりにくくて(汗)。 ではではノシ お疲れっす!!!
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Automatic 大好きです。ラブソングは誰も自分に重ね合わせて聴くと思いますが、これほどしっくりくる曲にはなかなか巡り合えません(笑)
個人的には、アーティストはサラリーマンではないので「活動を休止する、再開する」と言葉に出して言わなくてもいいのではないかと思います。活動したい時に活動し、出したい時に作品を発表すればいいのではないかと。
アーティストに不可欠とも言える気まぐれや気ままさを許さないのは商業面を考慮しなければならない所属事務所の方針だったりするんですかね?
2010/8/12(木) 午前 8:26
Maryさん。
何かの番組で某アーティストもこの曲を聴いて「こんな歌詞を書けるなんて信じられない」と言っていました(男性でしたけど…)。稀に見る才能と言うのは同業者から見ても凄いと感じるところなんでしょうね。
活動休止宣言についても同感です。ただ、アーティストサイドからしてみてもファンへの挨拶をしなければと言う気持ちが先にあるのでしょうね。ファンにも何の連絡なしに「引退してました〜」となったら逆に嫌でしょうからね(これは極端な例ですが・・・)。それと勿論、区切りをつけると言う意味でもこういった発表をすることは何らかの意味があるのかもしれませんし。
スイマセン、今日は体調が悪いのでこの程度しか書けません(汗。っていつも十分納得できる返信が出来ているかどうか不安ですけど…)。
2010/8/12(木) 午後 8:28
Automaticを15歳で発表したというのが、本当に信じられません。
その後も、早熟どころか更に世界観を深めていき、今の存在までになってるということ、本当に脱帽です。
僕は聴きこんでないし、ベストしか聴いてないライトファンですが、この機会に色々聴いてみようかなと思います。
僕もトラバのお返しを!
2010/11/28(日) 午後 10:19
はすらーさん。
トラバ返しありがとうございます(笑)。
15歳、だったんですよね・・・。今でこそ相当なスターで数々の修羅場をくぐり抜けてきたと思うのですが、それさえも経験にしてデビュー当時の楽曲以上に深みのある作品を世に送り出している。仰る通り、脱帽ですよね。
ワタシも彼女のディスクは殆ど持っていませんが(汗)。「HEART STATION」を今のところ持っています。確か日本国内での直近のアルバムですが、これはかなり痺れました…。
2010/11/29(月) 午後 11:43