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中国杯・女子の感想文続きね。今回も3話形式か・・・。 3位 アリーナ・レオノワ(ロシア 148.61点) 本人今大会の目標として「ベスト3!」と言っていたけどSPの出来から考えてそれは次回のお楽しみと思っていたが、何とメダルを取りましたね(爆)。勝手に決め付けてごめんね…。嫌いじゃないよアナタのこと(←阿呆か)。 SPのジャンプはコンボで3Lzと2Tが両方ともステップアウトと相変わらずの大胆な失敗もあったし(笑)、LSpで失速しそうになったようにも見えた(それでもレベル3か…)。SP5位からスタートしたLPは、ジャンプの回転が抜けたり最後の3Fで転倒がある等ミスがやはり目立ってしまった印象。ただ、途中の2A+3Tは今まで飛んでいなかったジャンプだとも思う難しいものなので、これに関しての失敗はナイス・トライといってもいいのかなと思う(…そうでも無いか?)。 しかし、やっぱりプログラムでは楽しませてくれたな〜という印象がある。SPは「サーカス」というタイトルの曲を使ってかピエロを彷彿とさせる衣装と、お手玉などの曲芸をしている振付を多分に入れたり、ジャッジ席に向かって手を振ってアピールするなど(笑)、彼女らしい明るいプログラムが良かった。ちなみに、昨年もスパイラルで客席に向かって手を振ってアピールする振付があったと思うけど、彼女ってそういうの好きなのかな?(余計なお世話ね(汗)) LPは奇遇にもナガス選手のSPと同じ「イースト・ウィックの魔女たち」を使用。こちらの方がオリジナルっぽいようにも思えたが、完全に魔女になりきったようなミステリアスだけどどこか彼女のキュートさを残したような演技が魅力的だった。魔女?の笑い声に合わせて「うふふ」と笑うしぐさを入れたり、奔放に魔女がそこかしこを飛び回るようなイメージを投影させたようなステップシーケンスなど、文字通り「魔力」を感じるような演技で面白かった。 ナガス選手の転落でこの3位は失礼ながら「おこぼれ」という感じだけど、2つのプログラムから感じる彼女の今シーズンの期待は大きくなった。早くジャンプが完成した段階でこの演技を見たい。 ちなみに、SPの時は「Russia!!」の大合唱があったけど、何故かLPの時は声援が少な!!おまけに演技前にペアで地元期待のパントン組に向けての横断幕を写したり、ちょっとそりゃないんじゃない的なカメラワークで少し可哀相だった(汗)。でもメダルが取れて良かったね。 2位 鈴木 明子(日本 162.86点) お待たせしました(笑)。ようやく日本国籍の選手を紹介できます。 五輪シーズンを本人も納得?な形で終えられて、更に次なるステップに向かおうと決意した我らがあっこちゃん。昨年、この中国杯で初出場にして初優勝を飾った(しかもコストナーやロシェットらを抑えての優勝だったと思います)というのも記憶に新しいが、今回は連覇をかけてという形になる。といっても本人はまず自分の演技に集中してたと思うけど。 ワタシ個人的には全体を通してみると全選手の中で一番キレがあったのではないかと思う。SPでは3Lzがオーバーターンになって減点を受けたけど(ちなみに、このルッツの所は今までループだったと思うけど、難易度を上げたのかな?)、それ以外はパーフェクトでこのジャンプが無ければナガス選手よりも上に行っていた形になったと思うし、LPでも最後の方のジャンプがで抜けていなければ、というところだったと思う。SP、LP共にスピードがありエレメンツの中だけでなく、トランジションにおける細かいステップや動作にもメリハリがありキレを感じた。LPは4分という時間だけでは足りないと感じるくらいスムーズだったし、この辺りは昨シーズン以上に感じた面である。ホンマ「え〜!もう終わっちゃうの〜!?」と感じたし(笑)。PCSもスケーティングスキルは全選手中トップの7.29。 国際大会初戦となったフィンランディア・トロフィーで優勝していることも経験値として重なっているのか、実況でもあった通り演技を通して自信が漲っていた。それだけにジャンプのミスというのが惜しいけど仕方ない。このことは本人も十分反省しているようで順位確定後のインタビューで「2位になったことよりも自分の演技ができなかったことが悔しい」とコメントしていた。 五輪では「此処で滑れるだけで幸せ」と言う気持ちが目立っていて、その面からどちらかと言えば一人の「参加者」な感じにも思えたけど、このコメントを聞いて彼女は日本の新たなエースとしての覚悟を持ち始めたことを覚えた…(←今までなんだったのよさ(爆))。とにかく次は絶対に期待できる。 1位 安藤 美姫(日本 172.21点) 今大会、女子の出場枠は2。その2選手が両方とも表彰台に乗ったという快挙をこの中国でやってのけた(どうか暴動が起きませんように・・・)。演技全体はちょっとまだ本調子じゃないかなという印象が残ったけどSP3位から逆転は立派。しかも、昨年のように他の選手が調子を落として流れで順位が決まったということじゃなく、ほぼ実力でこの得点を稼いでもぎ取った優勝である。 SPは「ブロークン・ソロー」という曲など。これまでもこういった現代的なアレンジの曲を競技のほかエキシビジョンでも多く滑っていたこともあって違和感なく見ることが出来た。それに、ボンテージ系の黒い衣装にはこれまでにはない強いハートを感じるものがあった。振付でも「さぁ、かかってきなさい!」というような挑発的なポーズで間合いを作るシーンもあったり、今シーズンからの意識の高さを物語るインパクトのある演技が心に残った。 その決意を胸に、昨シーズン回避することが多かった3Lz+3Loという大技にこのSPから挑戦。何と跳んじゃったよ〜(爆)。何シーズンぶりかで着氷。BS放送の前に民放の中継でもこの演技を見たけど、これだけで興奮して後は冷静に見ていなかった(爆)。改めてBS放送で見たらこれ以外では(2Aのオーバーターンは認識していたけど(笑))緊張もあったせいかややスケートが伸びていないな〜という印象があった。ただ、スピンは回転がしっかりしていてポジションも今まで以上に綺麗だったなと思ったりした。相当、練習したんだろうね。 普通に評価されれば60点越えも見えたけど(ちなみに、今季でSPで60点を超えた選手はいない)、何と得点は56.11点。なんと3位…。中継では「3Loがダウングレード」と言っていたけど、正確にはダウン・ローテーションで基礎点は減点されているものの3Lz+3Loは認定されているようです。ですが、他の部分でレベルの取りこぼしが多く、やはり滑り自体がまだまだなのかなという印象が残る演技だったようね。 逆転を狙ったLPの演技。ジャパン・オープンで感動したグリークのピアノコンチェルトだったけど、こちらは安全策で3Lz+3Loを回避。3Loを2Loにしての挑戦だったが、これが上手くいき後半へのジャンプへ繋ぐことが出来たと思う。演技後半、ジャンプのポイントが1.1倍になる時間帯で5つのジャンプを連続で跳ぶという女子選手ではけた外れのことをやったみたいだけど、今回はこれらのジャンプはすべて成功。最後の2A+2Lo+2Loが決まった時はちょっと感動した(笑)。欲を言えば、ジャパン・オープンで成功させた2A+3Tは失敗してもいいから入れてほしかったけど、今回に関しては大崩れが無かったので結果としては大丈夫だと思う。相変わらずジャンプに対する評定が安藤選手に関しては低いんじゃ…とも思う。得意と言われているサルコウも「-1」を付けるジャッジがいるようだし…。軸と高さは良いと思うんだが流れが今一つのなのかな…。それにしてもな〜。 このLPはジャパン・オープンに続いて2度目の鑑賞だけどやはり、このプログラムとミキティーの相性は非常にいいように思える。ステップはコーチのモロゾフと話し合って綿密に作り上げたシーケンスと言うが、それだけに非常に音楽と調和したシーケンスになっていた気がする。後半に向けて盛り上がるのと同時にズンズンと歩みを進めるミキティーの姿は静かながら威風堂々さを感じたよ。いつからこんなにおおらかなオーラを纏うようになったんだ、彼女は(笑)。ちなみに、最後のFCCoSpではウィンドミルというターンを入れてポジションを変えるといった工夫を入れていたね。ウィンドミルをスピンに入れる選手が最近多くなっているような…。 上記のレビューを見てもわかるように「いつの間にそんなにファン?」と思われそうだが(汗)、やはりこのシーズンにおける彼女の調子は本物ではないかと思わせる演技であった。勿論、課題も多いと思うけど、それだけ伸びる要素があるわけだし、好材料を持ち帰ることが出来たんじゃないかな〜と思ったりする。 というわけで、上位4人だけで相当な長さになってしまったけど(爆)、今大会の女子シングルの結果は日本勢の1、2フィニッシュという形になりました。それも嬉しいけど、ここまでの3大会の女子の優勝者を見ると、フレッシュな10代スケーターが圧倒的な技のレベルで優勝を飾るという形ではなく、コストナー、シズニー、そして安藤とこれまでそれ相応の実績を重ねた選手が円熟味のある演技を見せて優勝を飾るという結果になっている。ルール改正も功を奏しているんだろうが、こういった少し上の年齢のスケーターでも勝つようになったということは今後の試合でも注目だし、ファンとしても嬉しいことだと思う。 まぁ今の若手も十分素質はあると思うけどやっぱり浅田 真央、ユナ・キムが凄すぎたんだろうね…。そんな事を思う女子シングルなのでした…。 訪問などはまた今度にします・・・。今回も長すぎやわ!! ではではノシ お疲れっす!!!
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またまた手抜き記事ですが、
トラバを(笑)
2010/11/10(水) 午後 3:25
ありがとうございます(←手抜きっぽいコメントで申し訳ないですが(汗))。
2010/11/10(水) 午後 10:31