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幸か不幸か、年度が変わりお仕事が沢山山積みになっておりまして、ブログにとてもじゃないが手を出している余裕がなく、此処まで来てしまいました(汗)。仕事が沢山あると言いながら、かなり音楽イベントに参加していたというよく分らないこの春(爆)。今日はそんな一端を少しですが紹介します。 3月に行った唯一のライブイベントはこちら。昨年11月のツアーファイナル公演でアナウンスされていたこちらの公演。ボノボと会場となったライブハウス「UNIT」は、個人的には思い入れがある。なぜなら、前メンバーの辻 凡人さんを観た実質上、自分的には最後の公演の会場がここ、「UNIT」だったんだよね。そんな思いもあったからアナウンスされて是非行かねばと思った次第である。 公演はアルバムに連動したツアーではなく、定期的に行っているツアーシリーズということもあってか、直近でリリースされたアルバム「23区」や「FOLK CITY FOLK ep.」を中心にちょっと懐かしい曲やカバー曲まで取り入れた曲のふり幅をやや広げた公演だったね。 驚いたのは序盤の構成。1曲目で演奏されたのはなんとアルバム「HYPER FOLK」からの1曲「Ghost」だったんですね。まさかお彼岸の時期に合わせての選曲なのかと思ってしまったのだが(爆)、意外な選曲で驚いた。浮遊感漂う電子音の中、幻想的な蔡 忠浩くんのボーカルが何とも言えぬ味を出していた。その後に演奏されたのはこれまた懐かしい「ULTRA」から「夕景スコープ」!ライブでは久々聴いたけど、やはりこう言う曲も似合う。 此処まで来ると今回の公演は懐かしのあの名曲たちをたくさんやってくれるモード?と思ってしまったのだが、その後は新作のモードに突入。息をもつかせず繰り出されるハイ・テクニックな演奏と鉄壁のアンサンブル。かと思うとうっとりする様なバラードも盛り込まれ、極彩色豊かな音像の数々は、何度聴いても凄い。そして、11月の公演に比べて新作からの楽曲に対する聴衆の反応もよくなっていたのが印象的。特に本編ラストに演奏された「Gospel In Terminal」の中盤、コーラス部分ではお客さん達が手を上げて蔡くんらの熱唱に応えていたという感動的なシーンが。 アンコールは上述した「UNIT」で前回鑑賞した時にもカバー曲が1曲演奏されていたのだが(しかもその曲が小沢 健二の「天使たちのシーン」という離れ業だったと言う・・・・)、今回もカバー曲が演奏された。今回はもう本人たちの歌では聴けなくなってしまった(というか、生で聴く機会なんて恐らくなかっただろう(爆))SMAPの名曲「どんないいこと」。かつて、高橋 幸宏さんもカバーしていたこの名曲。ボノボの今のモードでお洒落に演奏されるこの曲にうっとり。…かと思うと最後にはキーボードの田中 佑司さんによる某元メンバーのモノマネでしっかり笑いを取った(笑)。そして、アンコールの2曲目で放たれた「うつくしいなまえ」で華やかなフィニッシュ。春の夜長を彩った素敵な音楽達を堪能できた。 (セットリスト) ・Ghost ・夕景スコープ ・永遠式 ・うつくしいひとたち ・In rainbow, I’m a rainbow too ・POETRY & FLOWERS ・Cruisin’ Cruisin‘ ・Paper(jam) ・THANK YOU FOR THE MUSIC(Nui!) (mc) ・リレー ・Hello innocence ・Heavy Weather Flamingos ・23区 ・三月のプリズム ・Gospel In Terminal (EN) ・どんないいこと ・うつくしいなまえ 何でかは知らないが、春先になるとamazarashiの音楽が心に突き刺さる。ここ数年、春に彼らのライブを観ているからなのかもしれないけど(爆)、人々の出会いと別れが交錯し、それに伴いどうしても抱えてしまう人間の感情のあれこれを、彼らが音楽を通じて目に見える形に象ってくれるからだろうか。 (ツアー中故、此処から下、ネタばれ注意) 今年も運良くamazarashiの春ライブに参加することが出来た。amazarasiのZepp公演は、Zepp Tokyoの方で多く観ていた気がするが、ダイバーシティ・トーキョーの方では初めてだね(土地勘の無い人にとっては分かりにくい話だが(爆))。ライブはツアータイトルにあるように昨年末にリリースされた、またしてもの傑作アルバム「地方都市のメメントモリ」の世界観を中心に描いたモノ。とにかく、アルバムの曲は全部やった(「リタ」はアンコール代わりに会場で流れるエンディング・ソングという形で披露されたけどね。良い味出すんだよな〜これが)。 CDJ17/18出演時でもアルバムの曲をフューチャーして度肝を抜かされたステージが展開されたが、冒頭3曲は新作の流れをそのまま再現。「ワードプロセッサー」で急かせる様な言葉の乱射で秋田 ひろむ節をいきなり炸裂させると、「空洞空洞」で奇妙な打ち込み音をイントロに携え退廃的な世界観を綴る。かと思うと、今を生きる一人一人に自分なりの哲学は君たち自身で見つけたモノであるという宣誓を激しいロックサウンドで聴かせる「フィロソフィー」。三者三様の楽曲だが、新作のリード部分であるこの楽曲たちを堂々とライブのリストにブチ込むと言う展開はスバラシイ。 その後は、新旧の楽曲を織り交ぜながら、日常の抒情を綴らに描いて行く。その中でも特に個人的に「ウワヤベ〜」と思った楽曲は中盤に演奏された「ムカデ」。メジャー1stミニアルバム「爆弾の作り方」・・・の更に一つ前に全国流通版としてリリースされていたミニアルバム「0.6」からの楽曲を今回のツアーのリストに入れていたのである。この曲、昨年のベストアルバムにも入っていなかったぞ!?アレンジは、相当な力技を駆使してロックなアレンジになっていたが、アマザラシの原点とも感じ取れる極限状態までに追いつめられた精神から生み出される不安定な世界の描写がインパクト絶大だった。まさか此処で聴けるとは。 そして、彼らのライブと言えば映像。ステージに立つメンバーの前に紗幕を下ろし、そのスクリーンに映し出される映像や歌詞で彼らのディープな音像に華を添えるのである(某バンドが似たようなことやってますが、こっちが先ですからね…って何対抗意識を燃やしてんだかよく分らんのだが)。映像の部分で今回一番のインパクトは新作からの1曲「バケモノ」だね。幕張で行われたライブ「360° 虚無病」でも取られていた、ダンサー(と思しき)の動きをシルエットの映像に変換する手法が取られていたと思うけど、自分の中に巣くう「嘘」を喰らって成長し続けるバケモノ・・・という曲の内容通りにダンサーとその動きに合わせて登場する歌詞の言葉達が、この楽曲の内容をよりセンセーショナルなモノにしていたと感じる。遂に映像の表現でも更なる次元に到達している感がある…と感じた次第。 更に「空に唄えば」ではやはり幕張のライブでも演出として取り入れられていた、今その会場にいるお客さん達の映像をひろむくんの演奏する姿(勿論、顔は見えないように映し出されているけどね(笑))とリンクさせるという演出が取られていた。紗幕で隔たれたステージと客席を少しでも一体としたいと言う思いがそこにはあるのだろうか。或いは、この曲の思いを「君たちに本当に届けたい」という熱意が表れているのだろうか。 これまでとは一味違ったライブの感動を味わえた今回のショーだったけど、ベストアルバムをリリースし、新たな歩みを更に進めようとする彼らが今回のライブで選んだラストソングが「スターライト」というのがまた嬉しい。「夜の向こう」という未知の世界を想起させる言葉に広がる無限の世界。それをいつまでも追いかけると言う彼らの姿勢は永遠に変わらないと言う思いがあるのだろう。僕がこれまで観たライブで一番多く演奏されているのがこの曲で、その度に歌詞の一節にある「夜の向こうに答えはあるのか」という言葉を演奏前後のセリフでひろむくんが唱えているのである。アマザラシが産み出した曲の中でも最もキャッチーで不安ながらも希望の光が強く輝くこの楽曲。これからもこの先も歌われ続ける曲であって欲しい。 そんな思いを抱きながら締め括られたこのライブのリストはこちら↓ (セットリスト) ・ワードプロセッサー ・空洞空洞 ・フィロソフィー (語り) ・この街で生きている ・たられば ・月曜日 ・バケモノ ・ムカデ ・未来づくり ・冬が来る前に ・ハルキオンザロード ・空に唄えば (語り) ・水槽 ・ぼくら対せかい ・多数決 ・命にふさわしい (MC) ・悲しみ一つも残さないで ・スターライト (エンディング・ソング) ・リタ アマザラシの公演は、毎回セットリストが会場に張り出される訳だが、今回は場所的な問題でセットリストを確認するためには相当の待ち時間を要する感じになっておりまして…。帰宅時間に大いに影響があるため、確認は諦めました。まぁ全部知っている曲だったし(爆)。 公演の内容について、全く文句は無かったんだけど、激しく残念なのは豊川 真奈美さんが病気療養でツアーに参加していないということ。実はそのことを知らずに今回のライブを観た訳だが、いつも座っているキーボードの前に現れたのは明らかに男性の姿だったので、どうしたのだと思ってしまった。後で公式サイトを確認したらそう言うことだった訳で。ひろむくんの歌だけでも十分ではあるのだが、やはり真奈美さんのコーラスが合わさるとまた一つ、アマザラシの音楽に色が付けられるのに…。とにかく、真奈美さんのまたの復活を期待したい。 まだまだこの春に観たライブはあるのだが、他は次回!・・・時間があれば。 ではではノシ お疲れっす!!!
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