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春にライブ、沢山行ってきました〜というブログを書いてから早2ヶ月・・・。全然ブログを触れず此処まで来ました。別に個人的なライブレポなんざ書かんでも良いんですが、折角写真(公演中や会場内の写真は無いですよ(笑))とかも撮ってあるのではいておこうと思って此処にいます。激しく面倒くさいですけど(爆)。 今回ご紹介するのはこちら!↓ 2017年末、彼らの20周年を祝う年の最後にリリースされた新作を基にしたツアー。何とですね、アタシ個人でも初めての経験ですが、ツアーの初日(2018年4月1日)のZepp Tokyo公演と先日、2018年7月13日に行われたツアー最終日、日本武道館公演というツアー初日と最終日を鑑賞すると言う、スバラシイ経験をさせていただいた次第です。諸々の事情でツアー初日しか行かない予定だったけど、日本武道館公演も丁度いい日程だったのでチケットを取った結果、このようなスケジュールとなった訳です。 最新作「Λ」(ラムダ)というアルバム。アシッドマンというバンドが表現したいことをよりディープに深化させつつも、彼らの経験してきた音楽の要素を詰め込んだ様々なヴァリエーションに富んだ楽曲要素を打ち出し、アートな作品でありながらエンターテイメント性にも特化した非常にバランスのとれた作品だと個人的には思っているのだけれども、このアルバムの世界をどんな風にライブで表現してくれるか、当然のことなら期待していた訳です。 ツアー初日はそう言った(観る側にとっては)緊張感を少し感じるような空気の中、ライブがスタートした訳だが、アルバム冒頭のイントロダクションでもある「ቀ」がSEとして流れる中、メンバーが登場して、続けてアルバム2曲目の「白い文明」が演奏される。ボーカル&ギター、大木 伸夫が奏でるピアノと歌唱に乗せて、静謐な空気を創り出した序盤からロックな展開に少しずつ持って行くこの楽曲にいきなり圧倒され、次の「ミレニアム」で一気に空気が祝祭的な空間に展開して行く。この段階でもう感動の嵐。「生きてて良かった!」と思えるような幸福に満たされていた(笑)。 その後は、新作の楽曲を織り交ぜながら旧曲を入れ、古くからのファンにも楽しめるような配置のセトリを展開。その中でも、ツアー初日では季節が春ということを意識してか「式日」が演奏されたのが嬉しい。フェスの公演は何回も観ているけど、時期モノのせいかなかなかこの曲が演奏されない(苦笑)。もしかしたらこの曲来るかな?と思ったけれど演奏してくれました。直前に演奏された「Stay on land」と共にファンの心をしっかりと掴んでいた。新作の空気を大事にはしたいけど、こう言ったキャリアを代表する楽曲を入れることで会場の一体感を強くするなと改めて感じたりする。 新作はこれまでのアシッドマンとは違ったアプローチとも感じられる楽曲が幾つかあったと思うが、その中でもそれが顕著に表れている(と思う)「水の夜に」がライブで聴けて良かった。まぁ、アルバムのツアーなので演奏されて当たり前なのだが(爆)、たゆたう水の中で「君」を思うアシッドマン流のノクターンは何処までも美しい。曲後半のドラムン・ベース的な展開もこれまでのアシッドマンには余り見られないスタイルのように感じたが、こう言った所にも音楽的な追及する姿勢を感じたりする。 また、インストゥルメンタル曲の「Λ-CDM」とクライマックスで演奏された「光に成るまで」ではこれまでになくラウドにギターを掻き鳴らすサウンドがずっしりと響いてくるパートがあるのだけれども、これは正にシューゲイザーではないか?彼らのラウド・サイドとも言えるギターロックの表現に於いてもハードロックやメロコア的なこれまでの表現から少し違った観点で展開されるようで、非常に聴きごたえがある。それをライブで体験できるなんてこれもまた幸福。ちなみに、「Λ‐CDM」の「CDM」はコールド・ダーク・マター(暗黒物質)のことらしい…。これに「Λ」という宇宙定数の記号を用いることで、彼らお得意の「宇宙」をこの表記だけで表現しているんだとか。勿論、この表記でアシッドマンのことを表記しているということもちょっとばかり狙っていたようにツアー初日のMCでは感じられた(笑)。ただ、この解説?のお陰で暗黒の果てしもない宇宙空間を彷徨うイントロから徐々に凄まじいエネルギーの衝突で何かが生み出される、我々では想像でしか見ることが出来ない世界を楽曲からより強く感じることが出来た。 終盤では、アルバムの空気を大切にしたいというメンバーの思いから「MEMORIES」「空白の鳥」というアルバムの後半に収められている楽曲を立て続けに演奏して、上記の「光に成るまで」を熱演した後、その余韻を残したまま温かな空気で我々を天上へと導く様な楽曲「愛を両手に」をしっとりと演奏して、本編が終了。で、大木の兄貴曰く、「アンコールはやらないぞと思っていた」けれども、皆の期待にも答えたいと言うことでアンコールもやってくれた。そこで演奏されたのは「ある証明」。ワンマンでもフェスでも必ず本編に組み込まれたこの神曲が、アンコールに配置されると言う贅沢なリスト。永遠に続く生への執着とこの場に立っている歓喜がライブ会場で爆発する曲なんだけれども、アンコール1本勝負という場面ではその何十倍のフレアを感じられた。本当に凄まじい締め方でライブは終了した。 ツアー最終公演では、何曲か追加された曲はあるけれど、基本的にセトリの並びはほぼ同じ。そして、ステージのセットには彼らの背面には「Λ」を模した巨大なオブジェにLEDスクリーンを施したセットが配され、曲によってはそのイメージ映像が映し出されて我々を未知の世界へと誘ってくれた。特に上記の「Λ‐CDM」は、宇宙空間とも見受けられる映像が映し出されて本当に曲のイメージ通りの映像が流れて、曲と一体となったアートを見せられた気がする。 また、ツアー初日でも演奏されたインスト曲「彩」に関しては、アルバム「equal」に収められているインスト部分の前編と歌唱が入る後編が両方演奏されると言うスペシャルなプログラムが展開された。「彩」おけるこの構成は手塚 治虫原作の漫画「火の鳥」に影響されたということらしく、映像でもフェニックスと思しき神々しい光を放つ鳥が力強く羽ばたく映像が流されていた。 その他、会場全体を時に突き刺し、時に光のカーテンで包みこむレーザー光線の演出が配されていて、武道館ならではの華麗なエンターテイメント・ステージを見せてくれたけど、「FREE STAR」に関しては、一貫してミラーボールの演出(笑)。ギターのリフが入った瞬間にミラーボールに光が当てられ、ドラムとベースのリズムが入ってから回転すると言う流れが常道なのだが、コレがあるせいか、彼らのワンマンではライブ・エリアに入って必ず天井をチェックする自分がいたりする(爆)。ただ、本当にミラーボールが光った瞬間に会場はこれ以上ない歓喜が上がり、個人的にも気持ちが高揚する。マンネリと言ってはアレだが(汗)、これから先もずっとやって欲しい演出ではある。出来ればフェスでも(無理かな?)。 結局、このツアー中、アンコールは絶対にやらないと心に決めたとしても、全ての会場でアンコールに立ち続けたという彼ら(笑)。この武道館でも例外に漏れず、アンコールが(笑)。しかも、オオキの兄貴、Tシャツに着替えてる(笑)。やる気マンマンやないですか。そんなツッコミは置いといて、ファイナル公演ということで「ある証明」が演奏されたと急遽なのか予め用意されていたのかは分からないけど、アンコール2曲目で「Your Song」が演奏。日本武道館が揺れる。そんなことさえも思えるような最高のエンディングを経験できた。 一時期は、ワンマン公演ではアンコールは10分にも及ぶ大曲「廻る、巡る、その核へ」を演奏してジ・エンドという硬派な一面を打ち出していた彼ら(ちなみに、彼らの曲では5本の指に入る位、好きな曲です)。MCに於いてもどこかとんがっていた印象すら感じられたアシッドマンだが(大木の兄貴のMCであんまり笑いの要素が入っていなかった様な気がしていたんだけどね…)、今ではそれとはどこか違う。決して大衆を迎合するということではないけど、彼らにしか出来ない表現をどこまでも追求しつつも、皆にどうやって聴いてもらうか、ライブでどう楽しんでもらうかというバランスを非常に大切にしている姿勢が今回のツアーでは感じられたし、それが本当に今、嵌っていると言う感じがある。ベースの佐藤 雅俊(サトマーさん)、ドラムの浦山 一悟(いちごさん)、そして大木 伸夫という3人で音楽を奏でている、そしてステージに立っていることの幸福をメンバーから感じられた気がする。 21年目という彼らにとっては新たな挑戦の連続だとは思うが、音楽面だけではなく、こう言った自分たちの活動自体を客観的な視点で捉え、どう言う方向に向かうかということをこれまで以上に模索し始めたのではないかと個人的には思ったりする。そんな彼らの歩みをこれからも見守っていきたい。そんなことを思いながら、この感想文は終えましょう。 ちなみに、日記冒頭の写真はツアー初日と最終日のが入り混じっているから何となく空気で読んで鑑賞してね(爆)。 (セットリスト ツアー初日 @ Zepp Tokyo) ・ቀ 〜 introduction 〜 ・白い文明 ・ミレニアム ・新世界 ・FREE STAR ・prana ・Stay on land ・式日 ・ユートピア ・水の夜に ・彩〜前編〜 ・Λ-CDM いちごさんトーク(お馴染、いちごさんによるスペシャルな爆笑トークコーナー。初めて誕生日に使えるプレゼントをメンバーから貰った、というお話) ・世界が終わる夜に ・最後の星 ・MEMORIES ・空白の鳥 ・光に成るまで ・愛を両手に EN ・ある証明 (セットリスト ツアー最終日 @ 日本武道館) ・ቀ 〜 introduction 〜 ・白い文明 ・ミレニアム ・新世界 ・FREE STAR ・prana ・Stay on land ・イコール ・赤橙 ・ユートピア ・水の夜に ・彩〜前編〜 ・彩〜後編〜 ・Λ-CDM ・世界が終わる夜に いちごさんトーク(お馴染、いちごさんによるスペシャルな爆笑トークコーナー。W杯のこととか諸々) ・最後の星 ・MEMORIES ・空白の鳥 ・光に成るまで ・愛を両手に EN ・ある証明 ・Your Song ではではノシ お疲れっす!!!
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