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昨日の「ワールド・ビジネス・サテライト」という経済ニュース番組で、「安眠ビジネス」の特集が組まれていて、最近現代人にとって安眠は重要なテーマのようですね。アタシも視力がある時期から気になり出して、普段の仕事から今話題のブルーライト眼鏡を着用していまして、その上で特殊事情が無い限りは、夜9時以降はパソコンしないという契りを勝手にしています(爆)。視力が回復しているかどうかは知りませんが(汗)、この習慣を始めてから眠りが深くなった気がします。朝起きるのが苦になりませんし、朝起きた時に疲労が殆ど残っていないなどの効果を実感しています。
やはりどんな安眠グッズを沢山活用するよりも、生活習慣そのものを変えることが一番の安眠対策なのかしらん?などと思ったりします。勿論、グッズ活用も大事でしょうけどね。ただ、この生活習慣を始めてから、ブログの更新が殆ど出来ないと言うデメリットもありますが(爆)、健康に勝るものは無いので良いでしょう(笑)。
そんな生活習慣のお話はさて置き、音楽のお話を。今年も色々な音楽を聴いたけど、その中で印象に残っている楽曲の一つを紹介させてください。
「音楽好き!!」という人は多いでしょうけど、そのタイプによって好き嫌いは当然なると思う。その中でも「曲の演奏時間が長い曲」と言うのは、聴いていてだんだん苦痛に思える人が多いでしょう(爆)。そのため、クラシックの楽曲には食指が伸びない、な〜んて人もいるんじゃないかしら?クラシックだけでなく、普通のポピュラー・ミュージックにも演奏時間の長〜〜い曲と言うのは結構存在します。
アタシも長い曲と言うのはあんまり得意では無かったんですが、最近では「長い曲の魅力」と言うモノを何となく感じられるようになっています。今年の4月にちょっとだけ紹介したACIDMANの「廻る、巡る、その核へ」も10分近い楽曲だけど、このバンドの中では5本の指に入る好きな曲だし(・・・って、そんなにこのバンドの曲を知っている訳ではない(爆))、最近では植村 花奈さんの「トイレの神様」なんかが10分を超える楽曲でも、アレだけのヒットとなったことは記憶に新しい(ちなみに、TVでもラジオでもアーティスト・サイドの要望でノーカットでオン・エアーするようにしていたそうですね。紅白歌合戦でも例外に漏れず、ノーカットで演奏され、和田 アキ子はんが怒ったとかなんとか・・・)。
そして今回紹介している楽曲。bonobos(ボノボ)の「あなたは太陽」と言う楽曲。12分と言う長さの曲だけど、僕の中ではこの曲は、今年のベスト10に入る名曲だと感じる。前回のCDJ11/12の公演にてラストで演奏された楽曲だからインパクトが強く残っていると言うのもあるけど、この曲がもたらす何とも言えないスケール感と空から降り注がれるような不思議な幸福感は、聴いていて本当に癒されるものである。
長い曲って、ことにポピュラー・ミュージックに関しては同じ様な展開が永遠に繰り返されるという意味で、聴いていて「飽きる」というのが率直にあるのだと思う。だけど、その繰り返しの展開にもドラマやその曲から伝えられる制作者のメッセージと言うモノが、必ずどこかに存在するのだろう。繰り返しの展開があるからこそ、その先に見据える「何か」に手を触れてみたいと願う。そんな気持ちも抱かさせてくれることもある。中には、曖昧なまま終わってしまう曲もあるだろうけど。それでも見てみたい。
「あなたは太陽」も、長い曲で人によっては「おんなじようなメロディーが永遠に続いているだけやん」と思われるだろうが、決してそうではない。この曲を細かく見ていくと、非常にち密な計算と展開力に満ち満ちた楽曲に仕上がっていると感じる。印象的なピアノのイントロから始まり自分自身の普段の日常と大自然との調和を意味するかのような深遠な歌詞で綴られる歌唱が心を掴まされる。そして、サビへの展開。これが2度ほど続いて、最後のサビに行く前に、「あなたの未来に祝福を 圧倒的な祝福を」とほぼ無伴奏の状態で力強く宣誓されるかのように歌われ、最後のサビに突入。この辺りの鮮やかな起承転結の持って行き方、サウンドの力、そこから滲み出てくるスケール感。そして、何物にも代えがたい幸福感が生み出されるのだろう。
ボノボは、以前から独特な雰囲気を持っているバンドとして見ていたけど、此処まで応援したいと思っていたバンドでは無かった訳だが(爆)、今はこのバンドもパワープッシュしたいバンドと、僕の中ではなっている。これからも、この曲と同じような幸福感を提供して欲しい。
そして、「あなたは太陽」は昨年リリースされたアルバム「ULTRA」のクライマックスを飾っている曲である。この曲だけでもドラマティックな展開だけど、アルバム全体の展開も半端無いほどドラマティックなモノである。サウンドは全体的に、彼らお得意のレゲエなサウンドや民族音楽のテイストを取り入れたオリエンタルなサウンドとなっているが、「鹿と宇宙」というインスト曲から始まり「リレー」で正に、自分自身と言う存在は、世界のいたるところと繋がっているというイメージがこの曲で表現される。そして、自然だけでは無く、普段の日常風景、更には「人の死」と言うモノにも触れた楽曲が登場したり、その先に「あなたは太陽」がある。太陽と言うモノが、森羅万象を照らし出し、優しく包み込む、偉大な存在であるかと言うことを証明するように、この曲が配置されている・・・と個人的には感じる。そして、ラストにはシングル曲「Go Symphony!」でお祭り騒ぎのエンディングで幕が閉じられるこのアルバム。
これほどまでにストーリーが明確なアルバムは、なかなかお目にかかれないが、今年このアルバムに会えたことは本当に幸運であったと、感じる所である。収録曲の殆どは6分を超えているので、それだけでも長いんだけど(汗)、聴いていて損をさせない、長いからこそ出会える感動が必ずあるのだと感じる。1度聴くだけでは分からないかもしれないが、何度か聴いて分かると言うこともあるだろうけどね。とにかく、ジャンルに、何よりも音楽のタイプにこだわりを持たずに是非、聴いて欲しいアルバムだと感じる。
今年も運良くCDJでボノボを見られそうですが(しかもまた年明けたばかりの深夜ステージですよ!!)、去年とはまた違った視点で彼らを見られると思うと楽しみです。
ではではノシ
お疲れっす!!
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