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仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから…(by 進撃の巨人より)

わたしとビートルズ

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 先日、音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」でビートルズのリマスター盤に関連した30分の特番が放送していました。数々の現役プロ・ミュージシャンがビートルズへの思いを語ると言う番組なのですが、その中で「好きなビートルズの曲、アルバムは?」の質問に対して「リボルバー」を好きなアルバムとして挙げている方が多かったため、その翌日に「リボルバー」を買いに行って聴いたらハマってしまい、今一番好きなアルバムは「リボルバー」になっているシンちゃんです(笑)。っていうか、この時の答え方として「今日の気分は「リボルバー」って感じだな」と答えるアーティストが多かった気が(笑)。要するに、一番は決められないと言うことなのかしらね。

 そんなツカミは置いといて、ワタシのビートルズとの思い出を独りよがりに綴るこちらのコーナー、




「わたしとビートルズ」 第4回






をやりたいと思います。秋の夜長の読書代わりにお楽しみください。っていうか、殆どが「ウィキペディア」などからの受け売りなんですけどね・・・。

 今、CD屋さんに行くとビートルズのリマスター盤発売に合わせて発売元で製作されたプロモーション映像をよく見かけます。その映像を見て気付く方がいるかどうか知りませんが(汗)、映像には個人的に注目すべき点が隠されています。
 PVは、各アルバムに収められている楽曲に合わせてアルバムを作品順に紹介している映像ですが、注目すべきは最後の2作品、「LET IT BE」「ABBEY ROAD」。それぞれに収められている曲として前者は勿論「レット・イット・ビー」など、そして後者は1曲目の「カム・トゥギャザー」が流れてアルバムが紹介されている訳ですが、その紹介される順番を見ると、





「LET IT BE」が先に来て「ABBEY ROAD」が最後になっている…。





 つまり、このPVの映像では「ABBEY ROAD」がラストのアルバムという事を示唆していることになる。「ちょっと間違いなんちゃうんかい?」と思っている人もいるでしょうが、実はこれがビートルズの作品の順番としては正しい順序だったりする訳です。
 作品のリリースの年代は「「LET IT BE」は1970年の5月、「ABBEY ROAD」は1969年の9月。「LET IT BE」の方が後に来ている。リリースの年代から考えれば最後のアルバムはこちらの方と考える人が殆どだと思うし、アタシもそう思っていましたが、実際は「ABBEY ROAD」の方をラスト・アルバムと捉える事が殆どのようです。

 その大きな理由としては、「ビートルズのメンバーが揃って、最後の作品として完成させた作品が「アビー・ロード」だったから」と言う所からだそうです。
 この二つの作品に関してのいきさつは「ウィキペディア」にも詳細が載っているのでそちらを参照していただいた方が分かるかと思いますが(汗)、少しだけ違いに触れると以下のようになります。
 「レット・イット・ビー」は言うなれば映画「レット・イット・ビー」で使用するはずだった音源をフィル・スペクターという、いわばビートルズ外部の人がどうにか聴けるようにした作品、言わば「レア・トラック集」的なもので作品としてよりもビートルズ・ファンへの「お土産」的な意味合いが強い。それに対して「アビー・ロード」は本当に4人が最後の作品として魂を吹き込んだ本当の意味での「ビートルズ最後の作品」としての色が強く出ていると思います。

 こう言った違いがあると思います。それを踏まえた上で両者を聴き比べると明らかに気合いの入り方が違って聴こえると思います。
 「レット・イット・ビー」作品に収められている楽曲は元々、録音されたテープがレコーディング用では無かったと言う事もあるでしょうが、世間に向けてリリースされる形にはなったにせよサウンド・デザインがそれまでのビートルズ作品に比べて明らかに落ちていますし、映画をめぐってメンバーにいざこざがあったせいか、全体の雰囲気が非常にギクシャクした感があり、ダラダラと曲が並んでいるようにしか聴こえない「レット・イット・ビー」。
 レコーディング・バンドではなく初期の頃のようなバンド・スタイルに戻ろうよというポールの声の元、この「レット・イット・ビー」プロジェクトが始動したと言われますが、全体を見ると完全に戻り切れていない、どっちつかずな印象しか残らないのよね。
 「アクロス・ザ・ユニバース」、タイトル曲の「レット・イット・ビー」、ポールの名バラードと言われる(…でも色々と問題もあったようだけど)「ロング・アンド・ワインディング・ロード」、そして「ゲット・バック」など個別に取り上げられることの多い有名な曲も多いのでそれらしく聴こえたりするのでしょうけど、これらも全体の中の1曲として聴くと何とも暗い印象しか残らないものだと感じます。個人的に好印象だったのは何故か「アイ・ガッタ・フィーリング」です(汗)。これは、直近の一番ビートルズ的な凝った構成で面白い一曲ですね。

 それに対して「アビー・ロード」の完成度は凄い!実は「レット・イット・ビー」プロジェクトの騒動のさなかにこの「アビー・ロード」作成の話が出たのですが、メンバーも既に別々の活動をしているため実現不可能だし、出来上がるものとしても良いものにならないのではと思うのが普通でしょうけど、そんなことは感じさせない。瑞々しく想像力を掻き立てさせる魅力溢れる最高傑作となっている。
 1曲1曲のクオリティーの高さがまずスバラシイ。レコードならばA面に当たる部分であるトラック1〜6、及びB面のトラック7まででは各メンバーの楽曲が並ぶが、いずれも各々の個性が光る楽曲が並びます。特に注目すべきはジョージ・ハリソンの2曲がジョンとポールの楽曲に負けない威力を発揮していると言う点です。リンゴの曲も一風変わったテイストで華を添えています。
 そしてトラック8から最後まではいわゆる「Bサイド・メドレー」として知られる、後世のポピュラー・ミュージックでも歴史に名を残す構成となっています。

 トラック8からの楽曲は、
・BECAUSE

・YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY

・SUN KING

・MEAN MR.MUSTARD

・PORYTHENE PAN

・SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW

・GOLDEN SLUMBERS

・CARRY THAT WEIGHT

・THE END
 此処までがメドレーで曲間の区切れなく流される。しかもただ単にメドレーになっている訳ではなく、序盤は静かな楽曲で固め徐々に盛り上がり、「キャリー・ザット・ウェイト」で盛り上がりのピークを持っていくと言う構成も上手く仕上げているのです。しかも、「ユー・ネヴァー・〜」のメロディーの一部を最後の「キャリー・ザット・ウェイト」に引用すると言う演出もあり、このメドレー全体がクラシックの「組曲」を思わせるような感じに仕上がっています。
 そしてラストの「ジ・エンド」はビートルズ時代ではリンゴの最初で最後のドラムソロ、それに続きポール、ジョージ、ジョンの3人によるギターソロ・バトルという、この場面でしか見られない最高の演出を出して、最後に「君が奪った愛は 君が生み出した愛と同じ」と「愛」について歌って、ビートルズから世界のファンに向けてメッセージを送って締めくくる。非常に聴きごたえのある傑作な演出でビートルズとしての最後の作品を締めくくっているのです。
 アンコールとしてトラック17には「HER MAJESTY」というポールの30秒程度の短い曲が収められています。英国の女王陛下に向けて皮肉たっぷりに愛情を歌った歌で英国人らしいユーモアを楽しめる佳曲だったりします
 楽曲だけでなく、メンバー4人がビートルズの慣れ親しんだスタジオに背を向けて、スタジオ前の横断歩道を渡る風景が写し出されたジャケットも大きな話題となり、最後にして人々の記憶に永遠に残る作品を生み出したのです。

 此処でこのような事を紹介したのはリリースの年代だけでは計れない「二つのラスト・アルバムの逸話」が存在することを忘れてはならないよな〜と個人的に感じたからです。このラスト・アルバムに纏わるエピソードはそのキャリアの中で想像を超えるようなことを音楽の中でやってのけてきたビートルズらしい最後のエピソードだと思います(…最後かどうかは知らんけど)。「レット・イット・ビー」も「アビー・ロード」もいずれもビートルズの作品としては変わらないし、この記事のように「どっちが最後のアルバムとして相応しいか」という比較をすること自体も無粋な感じもするけど、世間一般にある(特に日本ね。日本国内にはそう思っている人多いんじゃないかな)「レット・イット・ビー」が最後の作品だと言うことは必ずしもそうではないと言う事を知っておくのが、音楽ファンとしてあるべき姿かなと思ったりした訳です。

 最後の締めは甚だ余計な御世話になりましたが(汗)、まぁそう言うことがあったということで感じて頂ければと思います(・・・ただ、暫く「レット・イット・ビー」は聴かないと思います…。やっぱり好きにはなれない)。

それでは次回のお話もお楽しみに。

ではでは。



お疲れっす!!
 タワーレコード渋谷店が発売日の2009年9月9日の深夜0時に合わせてセレモニーを行った後に開店するなどして、都心のレコード店では祝祭的な雰囲気でこの日の到来を祝ったというニュースも今日の夕刊に載っていて、その期待度の大きさを改めて知りましたね。
 うちの地元の某大型量販店内にあるショップでもショップの入り口にCDが置いていたり、更には店内ではビートルズの曲が流れまくっているという状態でした。お昼休憩中にこの店に寄ったため、時間帯のせいもあったのか客はまばら、在庫もまだまだあるよ的な状態ではありましたが(爆)、ボックスセットは入荷待ちという張り紙があったり、「好きな人はどこにでもいるのね」と言う事を知りました。ちょっと安心ですね(…何故?)。

 で、ワタシが今日購入したのは

「ア・ハード・デイズ・ナイト」(邦題:「ビートルズがやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!」)
「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」


の2作品。
 個人的にライブ色が強いと思う作品を選んで新しくなった音を体感しようかなと思ってこれを購入した訳です。率直な感想を申し上げますと、「とにかくまず聴け!」と言う感じです(笑)。
 音質的にどの部分が良くなったというのは分からないんですけど(汗)、昔からカッコいいと言われた音楽が更にカッコ良くなったということは確かです。音圧的な部分を言うと、特に「ア・ハード〜」の方ですが元から使用している楽器が少ないという事もあってガッツリという感じではないんですが、「ライブ感」がやはりグンと増したと言うところが聴きどころだと思います。

 決して演奏がしっかりしている訳ではなく、途中でテンポが若干よれたり、コーラスの部分の出だしが微妙にずれたりする所が丸分かりなので、音楽に精通する方にとっては「オイオイ」と思ってしまうかもしれません。特にクラシック演奏者の方には完璧主義的な見方をする人が多いと思うので、そう言うのが許せない人もいるかもしれません(…あくまで個人的なイメージです(大汗))。しかしながら、このリマスター盤を聴くと4人がステレオの中で演奏している音が、スピーカーからそのまま出てくるような感じを生み出しています。
 先日、真心ブラザーズの「拝啓、ジョン・レノン」という楽曲を紹介しましたが、その中のリリックの一節で「そして今、懐メロのように聴くあなたの声はとても優しい/スピーカーの中いるような あなたの声はとても優しい」という節がありますけど、冗談ではなく本当にスピーカーの中にメンバーがいるのではないかと思ってしまう感じです。

 「ア・ハード〜」ではそのように生まれ変わったCDで彼らの演奏をじっくり楽しめましたし、「サージェント・〜」の方は(こちらはまだ全て聴いていないけど(汗))、演奏以外でもこのアルバム通して芸術作品のようなものなのでその臨場感は半端のないモノでした(一般的に知られている曲と言うのはやはり、「サージェント・〜」の方が少ないんだけどね(爆))。

 「ビートルズを聴いて育った大人たち」、「ビートルズを知らない子供たち」。今、時代はそのような2つの世代に分かれていますが、一つの音楽を通じて世代が一つにまとまると言う様は何か凄いですよね。そう言った影響力を未だに放ち続けるビートルズ。やはり彼らの音楽は永遠に輝き続けるのだろうと改めて思ったりしました。

 稚拙な文章で申し訳ないですが、今日買ったCDを聴いて思ったのはそんな感じでしたね。



ではでは。



お疲れっす!!!



























P.S.このような祝祭的な日だと言うのに千葉県庁の不祥事のニュースがあって、何と言ったらいいのやら…。残念ですね。あと、「銀河鉄道999」のDVDも発売されると言うことでCDショップを見まわしたけどなかなか見つからなくてですね…。諦めました(爆)。見る時間ないし。
 昨日「プリティー・ウーマン」観ました。米国人のくせに自分の飼っている犬に「HATCHI〜!」(ハチ〜!)と日本風の名前を付けて呼んでいるリチャード・ギアよりも、こちらの方が都会的でセクシー。断然魅力的でしたね(笑)。何故、あのような不自然なリメイクが…。ジュリア・ロバーツも愛らしくて良かったと思います。
 そんな「プリティー〜」の話は激しく置いといてこのコーナーを。




「わたしとビートルズ」 第2回




 独りよがりであることは激しく分かっている不毛なコーナーなのですが(汗)、とりあえず連載と言うことで。リマスター盤が発売されるということで始めたこの企画ですが、前回の記事を書いていたら何だか楽しくなっちゃって、暫く続きそうです(笑)。


 唐突ですが、皆さんの中でビートルズの曲で思い出す曲と言えばなんでしょうかね。

・「イエスタデイ」?

・「ヘイ・ジュード」?

・「レット・イット・ビー」?

・「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」?

・「ヘルプ!」?

・「ア・ハード・デイズ・ナイト」?

 色々とあるかと思います。しかしながら、個人的な見方として世間一般的に多く流れている楽曲と言うものは非常に限られているかと思います。おそらく、「ビートルズの曲で好きな曲は何か?」という投票企画をこのブログでやったとしたら、上に挙げたような楽曲が票に入っていくかと思います。
 しかしながら、プロのミュージシャン達が選ぶビートルズの楽曲と言うのはかなり違っているようなのも確かです。

 8年ほど前にスポーツ新聞で偶然見かけた記事のお話なのですが(汗)、英国の音楽雑誌がオアシスレディオ・ヘッドといった英国内の著名なロックバンドやミュージシャンに「ビートルズの曲で好きな曲は何か?」というお題でアンケートを実施したという。その結果1位に選ばれたのは、



「A DAY IN THE LIFE」




という楽曲なのです↓。


          



 この曲はビートルズ史上、最も高セールスをマークした(はず…)という「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」(直訳すると「ペッパー中尉のロンリーハーツクラブ楽団」となります。カラフルな軍服に身をまとったビートルズ4人を多数の有名な方々の写真を合成させたジャケットで知られるアルバムね)のラストに収められている楽曲なのです。
 詳しい結果は大分時が経っているので思い出せませんが、日本でよく知られる上のような楽曲はトップ10には入っていなかったはず。「イエスタデイ」「レット・イット・ビー」は28位くらいにランクインされていて、かなりの不人気だったと思われます(爆)。

 何故ゆえにこのような違いがあるのか。

 別に僕なんかが言っても信憑性0%なのですが(汗)、恐らく楽曲の観る視点がこの時アンケートに参加したプロの方々とその他の方とは違っているというところがあると思います。
 このアンケートに参加した人たちは恐らく楽曲自体の構成力、そしてレコーディングに要した技術など、当時不可能と思われたものを成し遂げてしまったという功績を称えて選曲したという意味合いがあると思います。
 この1位になった「A DAY〜」も非常に構成に凝っていてジョン・レノンが歌うAパート、そしてポール・マッカートニーが歌う(Aパートとは全く違った)Bパート、そしてもう一度Aパートが登場するという曲になっています。そしてA→B→Aへとつながるその間はかなりの人数で構成されたオーケストラが演奏した音源でつないでいるのです。そのオーケストラの音源は各楽器が出鱈目に演奏しているように聞こえますけど、非常に混沌とした先の見えない日々の行く末を表すような演出を施しています。音の荘厳さも圧巻です。
 更にエンディングは、フレンチ・ホルンの高音域での強烈なグリッサンドの音が入って曲が瞬間止まって、すぐさま強烈な打撃音、それが長音となってフェイドアウトして行くというアッと驚くエンディングなんです。この部分を聴いた時は流石に「おぉぉ〜!」と思いました。アルバム全体を締めくくるに相応しいスバラシイ楽曲であります。

 文章で伝わる訳ないと思いますが(汗)、選んだミュージシャンの気持ちには「こんな曲は彼らにしかできないよ」と脱帽の意味があって1位に推したではないかと思います。レコーディングでも大人数のオーケストラを擁している部分でスケールが違いますし、なかば全く違うフィーリングの曲の各パートを優れたレコーディング術で繋ぎ合わせて1曲にまとめてしまうそのエンジニア力。これらをよくよく熟慮すると素人目からしても凄すぎる〜!と思ってしまいます。

 レコーディング技術の凄さという点でついでに言うと、ジョン・レノンの作品で「マジカル・ミステリー・ツアーズ」に収められている「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と言う曲では、プロデューサーのジョージ・マーティンがジョンの無理なリクエストを達成させようと苦心したエピソードがあります。
 この曲はサビのロック風のバンドサウンドのパートと中間部分のクラシック風のゆったりした部分の対比が印象的ですが、(これも僕の敬愛するミュージシャン・石田ショーキチ師匠のやっていたラジオ番組で紹介されていたことなのですが(汗))実はビートルズの足跡や有名な楽曲の秘蔵テイクを集めた「アンソロジーズ」と言うアルバムではこの曲の原型が全く違う事を示しているのです。特に中間部分については完成形とは全く違う曲に聴こえるようなテンポ感とコード。テンポは完成形よりも早いものである。「これ、ホンマにあの曲けぇ?」と疑う程全く違うものなのです。
 ジョンがマーティンに「サビとあの所をつなげて曲にしてくれよ」と電話で無理やり要望して(今でいうところの「ムチャぶり」ですな(笑))マーティンが取った策は、

中間部となるパートを録音したテープの回転速度を遅くしてサビの部分と繋げる


というものだったのです。
 よくよく聴いてみると、あの曲のサビの部分と中間部の歌声は同じジョンのはずなのに全く別人が歌っているように聴こえるのです。今ではPCなどを駆使して録音した音をデジタル化してさえいれば、テンポの速度なんぞどうにでもなるのでしょうが、このようなものが無い、全てアナログで対応しなければならない時代にこう言った冒険を試みた(試みざるを得ない状況だったとも言えるが(笑))ビートルズの意欲は凄い。
 完成にこぎつけたのは言うなればジョージ・マーティンのお陰だが(爆)、きっかけはジョンの突拍子のない一言であるので、ビートルズの成功と言って可笑しくはないだろう(・・・多分)。もっとも、ジョンはこの完成形でも不満を漏らしていたと言うのですが(汗)、恐らく歌声が違いすぎるという点かしらね。


 このように、ビートルズは本当に1曲を作り上げるために様々なアイディアを出して、音源化に成功しているのですが、このような部分がプロの方々の注目している点でありそれを評価した場合、実験的なサウンドに傾倒した頃の楽曲が上位に食い込むというところがあると思います。
 対して、その他の大多数の方々がビートルズの魅力に取りつかれるというのは、単純にメロディーに普遍性があること、メッセージも単純明快でシンプルに楽しめるという部分なのでしょう。まぁただ、初期のビートルズと言うのはその当時の流行歌で多く歌われた恋愛に関する歌がメインとなっているので、「ビートルズは頭からケツまで平和や世界の情勢について歌っていた」と言うイメージは捨てた方がいいでしょう(自分が実際そうでした。あははは・・・(汗))。
 最大の名曲と言われる(…勝手に言っている?)「イエスタデイ」もリリックの内容をよく読んでみると、個人的には恋人に振られた青年の愚痴にしか聞こえないような内容に感じます(笑)。ただ、この曲はポールの物語を読むような文体がメロディーと共に印象的なのでしょうね。

 
 今回の文章で何が言いたいのかと言うと、ビートルズの魅力と言うても見方によっては様々な評価の仕方が発生するということです。前回の記事で「知れば知るほど面白くなるのがビートルズの魅力」と言う事を言いましたが、実はこのことだったのです。音楽性が活動期間を経て変化していくミュージシャンは多いでしょうが、その時期に発表されていた音楽性を隔ててこのように好みが顕著に分かれるグループは、そうはいないでしょう。
ビートルズの少し後にデビューしたザ・ローリング・ストーンズはもうやり過ぎるほどやっているので(笑)、その歴史で大分変っているでしょうけど、ビートルズは活動期間は10年未満ですので、その中でこのように評価が分かれるということは滅多に無いと思います。しかも、それぞれの時期で各方面に多大な影響を与える事をやっていますからね。




と言う訳で、まさかこんな記事で「ビートルズの魅力が分かってきた〜!!」なんて言う人は殆どいないでしょうけど(爆)、ビートルズの音楽は「面白い!」という形容詞はにわかに合っている感じはすると思います(・・・無いか)。


と言う訳で次回をお楽しみに(「続くの〜?」と言うツッコミが聞こえますが…)。



 


ではでは。



お疲れっす!!!
 久々に見た「ミスター味っ子」、チョ〜〜〜面白い(笑)。これの放映当時は茄子入りのミートソースは珍しい料理だったのね。少し感動しました。
 味っ子話は激しく置いといて(爆)、今日はようやくこれについて書こうかと思います。





「わたしとビートルズ」




 色々と気になる話題が多かったので、そのままスルーしようかと思ったのですが(汗)、まぁ事前調査で結構リクエストが多かったのでここいらで書いておこうと思いました。

 ビートルズが発表した過去のアルバム作品の全てが最新リマスターとして9月9日に発売されると言うことでかなり楽しみなのですが、それに連動して僕の中でのビートルズに対しての思い出を語っていくというコーナーです。早い話が「独りよがりなビートルズ小話」です(汗)。第1回目は「ビートルズとの出会い」


 僕はこのブログで色々なポピュラー音楽についてお話させて頂いていますけど、ビートルズという世界的に有名なグループを好きになったのはそんな早い時期ではありません。僕がビートルズを好きになったのは大学の頃くらいからですかね。それまでは、TVとかでビートルズの曲が流れてもそんなにピンと来なかったしそもそも「ビートルズってそんなのめる込めるほど好きになれんのか?」という冷めた態度を取っていました。
 更に酷い話なんですが、中学1〜2年の頃に学校の授業(「道徳」の時間だったわね)でジョン・レノンの「イマジン」を紹介する授業があってジョン・レノンという名前を知った訳だが、当時はジョン・レノンとビートルズの接点は全く分かりませんでしたし、少し時期が経ってビートルズの存在を知ると「イマジンはビートルズの曲」という勘違いな考えをずっと持っていました(汗)。

ビートルズのCDの中を探しても一向に「イマジン」が出てこない!何故だ!!

 それは当たり前です(笑)。「イマジン」はジョン・レノンがビートルズ解散後、ソロ活動をしている時に発表した楽曲ですのでビートルズのCDに何かに収まっている筈がありません。当時に戻って自分に引っ叩いて教え込みたいくらいです。

 そんな阿呆な思い違いをしている馬鹿な子供から大人になったニンゲンがビートルズを語るなんておこがましいのだが(大汗)、ようやくそのビートルズの歴史と楽曲の持つ魅力を知ることとなったのが大学の時でした。きっかけはあるラジオ番組でやっていた一つのコーナー。そのラジオ番組とは、


「石田小吉のミュージックパイロット」



 NHK−FMで放送されていた僕の敬愛するミュージシャン・石田ショーキチ師匠が担当するラジオ番組の1コーナーに「今週のビートルズ」というコーナーがあった訳です(ちなみに、「小吉」とは当時のショーキチ師匠のアーティスト表記です。ちょうどスパイラル・ライフを閉業し(笑)、スクーデリア・エレクトロとしてメジャーデビューした頃に始まった番組だね)。
 この「今週の〜」というコーナーは、ビートルズのアンソロジーで発表された200曲の楽曲を1週1曲ずつかけて200曲全曲を紹介しようというコーナーでした(アンソロジーとは良く分からないけど(汗)、コーナーでは普通にアルバムに収録されていた楽曲を紹介していました)。

 当時、知らない曲の方が多かったのですが、ショーキチ師匠のディープだけど興味をそそる楽曲解説やビートルズが持っていた音楽観、歴史等も知ることができて非常に面白いコーナーだったのを覚えています。
 当時、ショーキチ師匠はスクーデリアでエレクトロ・ポップのジャンルも多く手掛けており、ビートルズのような音楽を聴いている方とは思ったりしなかったのでこのコーナーが行われるということ自体、少し驚きでしたし、やっぱり優秀なミュージシャンはみんなビートルズを聴いているんだな〜と実感しました。スパイラルの楽曲にも相当、ビートルズの影響を色濃く受けた楽曲が数多く存在するので片鱗はあったのだと思うけど、やっぱりスパイラルだけを聴いていても気付かないモノでしたね。

 このコーナーをきっかけで、僕もビートルズの曲を少し聴いてみっか〜と言うノリで、「THE BEATLES」(通称「ホワイト・アルバム」と言われるやつね)を購入し、更には高校時代の唯一のスパイラル仲間A君から「リボルバー」「マジカル・ミステリー・ツアーズ」「サージェント・ペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」「アビィ・ロード」の4作品を借りて聴いてみました(ちなみに、いずれも中期から後期にかけての作品ね)。

 う〜ん、何故だ…。
 やっぱりどことなく付いていけない感じもしたんですよね…。手を付けた所が後期の実験的サウンドに傾倒した頃の作品だったからという事もあるのでしょうが、今一つ求めていたのと違う気がしたのです。やはり「イエスタデイ」や「ヘルプ!」などと言ったバンドサウンドをきっかり鳴らしていた時のイメージが強かったのでこんなはずでは…と言う感じがしてしまいました。

 しかしながら、楽曲以上に興味を持ったのはアルバムの歌詞カードと一緒に掲載されているライナー・ノーツ。これを読むとその作品が出来上がるまでにドラマがあることは勿論、1曲1曲が出来上がるまでにさえも深いドラマがあるのかと思っていました。他の洋楽アーティストのアルバムなどでも(昔のレコード時代は知りませんが)ライナー・ノーツは付属していますし、1曲ごとの解説は載っているんでしょうけど、ビートルズのそれは技術的な部分でもそれぞれの曲で違ったことに挑戦していますし、楽曲が持っている意味合い的なところでもユニークな所が見られて、本当に奥深いものです。
 このライナー・ノーツを手掛かりにそれぞれのアルバムを聴いて行ったら、それらの楽曲が違った形で聴けましたし、ビートルズはやっぱり凄かったという事をそれなりに認識できたように思えます(諦めずに繰り返し聴いたことによって耳が慣れて行ったという事もあるけど(汗))。余談ですが、こういったいきさつがあったから他の洋楽アーティストやクラシックのCDに付属する楽曲解説なんかを読み耽るのが好きになったような気がします。


 結局、ビートルズを好きになったのはライナー・ノーツのおかげかよ!という感じの文章になってしまいましたけど(汗)、サウンド面で分かりずらい部分を指摘する点でライナー・ノーツは役に立ちましたし、事実これが無かったら今ほどビートルズを好きになっていたかどうかは分かりません。それに、繰り返しますがビートルズの作品にあるライナー・ノーツに書かれていることは本当に様々な出来事が記載されているのです。
 今回のリマスター盤の発売以前にも何度か再発CDが販売されていて、同じ作品でも更に新しい解説が載っているという事もありました。2年前にどうしても「アビィ・ロード」が聴きたくなったので購入したんですが、その中に記載されている解説は大学の時に掲載されていたものとは違う内容でしたね(大学当時の解説ではジャケットから推察された「ポール死亡説」についての内容がメインだったけど、新しい方は純粋に「アビィ・ロード」の制作話がメインとなっていました)。
 要するに噛みしめれば噛みしめるほど、そしていくら噛みしめても飽きないのがビートルズ。そんな風に思います。

 何年か前、スペシャTVのビートルズ特番である音楽ジャーナリストが言っていましたけど「ビートルズは8年程度の短い活動期間で一人のミュージシャン、一つのバンドが経験するだろう全ての出来事を経験してしまっている」というようなコメントを残していましたが、世界的に認知された多くの佳曲を生み出した裏で、このようなコメントを発しさせてしまう位、濃厚な人間的ドラマをビートルズの各メンバーは持っている。それがビートルズと言うバンドを後世に名だたせた要因なのかとも今は思っています。

 当然、世界的に愛された曲があること、ロックミュージックと言うジャンルの黎明期で世界中のワカモノを熱狂させ影響を与え続けた存在だったという事実からこのように功績が語り継がれていることも忘れてはなりません。僕の高校の音楽の教科書にもビートルズの曲(「レット・イット・ビー」だったわね)が教材として掲載していましたし、バロック音楽からの音楽史の系譜で「ポップス」という音楽が紹介されていて、そこで写真が掲載されていたのもビートルズの演奏姿でした。 
 ザ・ローリングストーンズやキンクス、米国ではボブ・ディランなんかがいた時代であっても教材に載ったのはビートルズ。「イマジン」が平和的な楽曲で世界に愛されたものだから、ロックは不良の音楽だがビートルズなら(「イマジン」を歌ったジョンがいるから)教育的なラインに乗ってもいいという妙な大人の考え方があったのかもしれんが(笑)、音楽の新しい潮流を生み出したバンドとして音楽史に載ることはその功績の大きさを子供たちに伝える必要があるという意味合いもあったのかもね。

 実際、知れば知るほど学校の教材に掲載されている、又は学校の先生とかが言っていたビートルズの道徳的なイメージは薄れる訳だが(笑)、それもまた「人間と生き物を知る」という手段でもあり非常に妙である(←「面白い」と言う意味ね)。

 そう言う訳で、出会いのいきさつがハッキリ言って何なのかよう分からんうちに締める訳ですが(汗)、自分とビートルズの自分がビートルズについて知ってきたことをこのブログでお話しすることもブログを始めてからマニフェストとしてあったので(公言はしていないけどね(笑))、これから少しずつではありますがビートルズ話もネタの一つとして登場してくると思うので一つお付き合いを。


 それとこの記事の「わたしとビートルズ」と言うタイトルですが、これは上述した「今週のビートルズ」のコーナー名がいつの間にか「わたしとビートルズ」に変わっていて(笑)、そちらのコーナー名をパクッて・・・・引用しています。


 


ではでは。



お疲れっす!!!

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