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仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから…(by 進撃の巨人より)

フィギュアスケート10/11

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 自分ではどうしようもないことってありますよね。そう言うことが起こった場合、感情を思いっきり外に出す人もいるでしょうが、自分の場合はどうもため込んで消化されるのを待っているタイプのようです。なんのことを言っているかよく分らんと思うのですが、最近またそう言うことを思うことがありましてね。


 いつもより短めな掴みですけど(爆)、今回は書くことが多くて。このブログで自分的には書き甲斐のあるネタですが、恐らく一番の不人気コーナーである(苦笑)フィギュアスケートに関してのお話。わざわざシーズンごとに書庫を作って、(主にシニア国際大会における)各試合の詳細を書いてきたのに世界選手権には殆ど触れず何となく過ぎ去って行った10/11シーズン(汗)。
 ジュニアのGPも始まっているし、ネーベルホルン杯では日本選手が好成績を残すというニュースが入っており、既に新しいシーズンが開幕している気配があるので今さらになってしまうけど、前シーズンを纏めと言う形で振り返ってみようかなと思います。


ペア
 いきなり、ペアの纏めかよ!とツッコんでいると思いますが(汗)、一応世界選手権の種目順番で振り返って行きたいと思いまして。
 日本では取り上げられる機会が少ないため、全ての試合、全ての選手をチェックできている訳じゃないけど、結果だけを見るにまだまだバンクーバー五輪で活躍したトップ選手の躍進は続くんじゃないかと感じたりした。中でも圧巻の強さを発揮したのは同五輪で銅メダルを獲得したドイツの最強ペア、アリオア・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー組。五輪シーズンの時はプレッシャーからか、トップペアらしからぬミスを犯す試合が多くて思ったような試合が出来なかったようだが、今シーズンは生まれ変わったように好成績を連発。ペア大国の中国に完全に力負けした昨シーズンの後半とは全く違う様相を呈した。
 まぁ元々スバラシイ実力を持っているペアなんだけど、今シーズンは元々ある高いレベルの演技を更に磨きをかけて来たという印象がある。それを象徴するのがやはり世界選手権での完勝であった。確か、SPは中国のクィン・パン/ジャン・トンというディフェンディング・チャンピオンよりも下の順位だったけど、FSでは高難度の技をほぼ完ぺきに決め最高得点で優勝を飾る。特にこのペアのスロー・ジャンプは多くのペアが3Tや3Sなど比較的難度の低いジャンプを持ってくる中、このペアはトップ選手の中では唯一3Fを持ってきている。その成功率も高く、彼らにとってはもはや当たり前のレベルだが(笑)、リスクを恐れず難しい技を持ってきて成功させる技術はとにかく凄い。男子の4回転ジャンプのように、それだけでやはり映えるからね。
 ただ、以前はこのような技術的な高さだけで、個人的には今ひとつプログラムの面白みを感じるような演技と思えなかったんだが(汗)、昨シーズンのFSの「ピンクパンサーメドレー」のように衣装も使用楽曲も新境地を築いた感がある。シンクロ率の高い演技と独特な雰囲気を出せるこのペアならではの演技で良かったなと。また、ショーでもこのプログラムを滑っているようなので彼らのスタンダードと化している感があるね。
 五輪銀メダリストで世界選手権後に行われた中国国内のショーで婚約したパントン組ですが、昨シーズンは少し残念な演技が多かったかな…。ただ、相変わらずプログラムの完成度の高さは凄いなと。ロシアを筆頭としたヨーロッパ勢をも上回る、このペアならではの表現力を存分に生かした演技はやっぱり心を清らかにするね。昨シーズンFSの「愛の夢」における最後のポーズは、ファンが描いたと思われる応援バナーでもイラストになる位印象的なシーンだけど、まるで男性が女性に求婚をしているような愛おしい語らいが聞こえてくる様な様である(実際結婚しましたが(笑))。こう言った、名シーンをプログラムに作りだすのがこのペアは上手いですね(←変な言い方ですけど(汗))。
 しかしながら技術の面で、もう少し頑張れる所があるかな(特にSBSのソロジャンプ…。前から少し苦手にしているようだが)と思うのだが、そう言う面がある分まだまだ伸びる素養があると感じたりする。ただ、年齢的にもう二人とも30歳を超えているのでこれからは体をケアしながら主要な大会に出ると言う感じになるのな?(それとももう引退するのか…)。
 五輪組ばっかり注目していても面白くないんだが、他の選手で余りチェックできていないので(大汗)。ただ、ビックリしたのは世界選手権2011で銀メダルを獲得したタチアナ・ボロジョイ/マキシム・トランコフ組というロシアのペアだけど、どこかで名前を聞いたことがあるなと思ったら五輪で二人とも見たことがある選手だったので。しかもトランコフは生でGPF東京大会で見たことがあるし(爆)。トランコフはロシアのままだけど、ボロジョイは元はウクライナの代表選手。お互い違うペアで活躍していたけど新しくパートナーとして組んで昨シーズンは大活躍したようです。ロシア選手権でもゆうこちゃんずの連覇を阻止したし、今後に期待がかかるペアであります。
 ペアで今ひとつ注目選手が出てこない北米勢だけど、今シーズンはどうなんでしょうね〜。聞いた所、カナダのトップペアだったジェシカ・デュベがパートナーを変えて今シーズン臨んでいるようだけど…。北米のペア選手は全体的に技術的な面は悪くないけど(特にスピーディーな演技が得意のようですね)、やはりヨーロッパに比べるとプログラムに於いて色付けが浅い感じがするんだよな〜。この辺は、相性とかもあるので何とも言えないけど。
 ペアは日本では注目度が低いけど日本人に全く関係が無いとは言い切れないのは確か。日本からロシアに渡り、東洋人として初のヨーロッパチャンピオンに輝いたり、ロシア選手権も2連覇をしたり、ロシアを代表するペアとなった川口 悠子さんのペア、ユウコ・カワグチ/アレクサンドル・スミルノフ組。失意の五輪から紆余曲折を経て臨んだ昨シーズン。悠子さんが肩に怪我を背負ってのシーズンだったため、思ったような成績が出せなかったようだが、コーチのタマラ・モスクビナが言うには「やっとペアらしくなった」と。ペアとしての絆を更に深めた今シーズンからが勝負かなと感じる。
 そして此処数シーズンで注目を浴びるようになった高橋 成美/マーヴィン・トラン組も世界選手権で日本勢としては初となる(なのか?)一ケタ台の順位をマーク。確かSPが良かったんだよな。それでなんと最終組に入って演技をするという栄誉を受けたと思ったが、シニアワールド初出場で最終組ってやっぱり凄いな。リフトやステップと言った技術は良いので、ペアでも大きな得点源のジャンプをもっと何とかしてもらえれば(爆)。ただ、先輩の悠子さんも東京の世界選手権で初出場で最終組に残って、そこから快進撃が生まれたのでこのペアももしかして…。後は、トランくんの国籍問題が解決すればなんとか(汗)。
 高トラ組の活躍もあって、ペアからも目が離せなくなっている今日この頃。ゆうこちゃんずと高トラ組は今年、NHK杯(札幌)で2009年以来の共演を果たす予定です。楽しみですね。


ここで文字数が足りんので(爆)、続きます。次は男子編ね。
まとめの続きです。

●男子
 まず日本人選手から。高橋、織田、小塚という五輪トリオの強さは相変わらず引き立ったと感じると同時に、昨シーズン活躍した羽生 結弦くん、町田 樹くんやその他ジュニアでも既に好成績を上げている選手を含めて、まだまだ日本の層の厚さは強く感じる次第。羽生くんや町田くんはこれからなので、とにかく数をこなして成長していくだろうと言う期待は当然のことながらあるが、一番驚いた成長ぶりを見せたのは小塚くん。
 いやホントに逞しい選手になったなと。世界選手権銀メダルを始め、他の大会でも盤石な演技をこなせるレベルに到達しているのが凄いね。10/11シーズンのGPSの中継で小塚くんが出場した大会の時の解説は、何故か田村 岳斗さんが担当することが多かったんだが(笑)、解説した2試合両方(あと世界選手権の時もか(笑))で言っていたことは「体幹をトレーニングしているためか、バランスが取りづらい体位でもしっかり支えられており、上半身の動きも大きくスムーズになっている」とのこと。元々持っているスピード感の他、こう言った一つ一つの動きを明確にすることで演技の幅も広がったということなのかなと思ったりする。
 このシーズンのFSは今やタチアナ・タラソワと肩を並べる名伯楽となった感のあるマリア・ズウェアの振付によるリストのピアノコンチェルト。アイスダンスのメーチャリやテッスコのように非常に高度で演技的な内容も濃密なプログラムをこなして、自分が見た中ではプログラム的にも新しい境地を打ち出している印象がある。賛否はあると思うが(汗)、僕的にはこのプログラムが小塚くんの中では一番好きやなと思ったりする。
 また、身体的な強化はジャンプにも明確な結果を残し、これまで成功率の低かった4回転ジャンプも成功させる確率を格段に上げていたね。世界選手権の日程がずれて調子を可笑しくする選手もいた中、予選から登場して最後には銀メダルを獲得したというメンタル的な強さも光った感じである。
 世界選手権でまたしてもジャンプの回数制限オーバーという痛恨のミスを犯し掴み掛けたメダルを逃した悲劇の末裔、織田くんですが(汗)、織田くんもコーチを前に指導を受けていたリー・バーケルコーチに戻したということで精神的に安定しているのか、演技にブレが無くなったかなと。しかもGPFのSPではこれまで一度も入らなかった4T+3Tという大技を決めるなど、成長の兆しは確かに見えている。後はメジャーな世界大会で何でもいいからメダルを獲得させてあげたいなと…。
 王者の高橋選手は見ていて何か噛み合っていないなと言う印象しか残らなかったシーズンなのが残念だなと。膝のボルトの摘出手術など、色々と体のメンテナンスも入った後のシーズンだったから大変なんだろうけど、少し残念でしたね(世界選手権ではピーキングがまたしても上手く行かなかったという話を聞きますが…)。正直言って、もう五輪でメダルもとったし世界選手権の優勝もあるので体を休める時期を作っても良いんじゃないかとも感じたりするけど、あの方は朗らかな性格からは想像できないほど勝負にはこだわりを持っている印象があるからな。とは言え、それでもトップとしてあらゆる大会で好成績を残す所はやはり王者かなと思います。
 世界に目を向けるとやっぱり、これからはパトリック・チャンの時代がしばらく続くのかなと…。以前からスバラシイ演技をする選手だったけど、今のフィギュアスケート競技に必要なモノを全て兼ね備えている感じがする。高レベルのジャンプ、会場を震撼させる様なスピード感、演技的な迫力、スター性。地元の五輪では残念だったけど、次のソチ五輪では完全アウェーの中で金メダルをかっさらう気がする。それ位、他の選手とは圧倒的な差があると思う。ただそれは完璧に演技をこなした時のお話で、10/11シーズンの前半戦では脆さも見られた。何処までこのモチベーションが続くかと言う所でも見守っていたいなと感じたりする(…何を偉そうに)。
 シングル種目はGPSもBSチャンネルで放送されたりするので、毎年色々な国の選手が見られるけど、その中でやっぱり印象的だったのはヨーロッパ勢の勢いかなと。特にね、ロシアのアイツね。アルトゥール・ガチンスキー。まだまだ安定感に難があるけど(汗)、世界選手権という大一番でしっかり決めると言う勝負強さ(したたかさとも言うが…)を持っているということが証明された。今後に向けてどうなるか期待したいなと。そして、かつては世界選手権で4回転ジャンプを2度決めたり、ヨーロッパ選手権の王者となったりして大きな注目を集めたものの、過去数シーズンは不甲斐ない成績に甘んじたトマシュ・ベルネルも上げてきている。持ち味の4回転への挑戦は抑えて、比較的難易度の低いジャンプの精度を上げるプランが功を奏してGPFの2年ぶりの復帰を果たすなど、ファンにも嬉しいシーズンとなったね。世界選手権では4回転にも挑戦していたし、いよいよこれからという感じである。怪我だけはしないで欲しいな…。フランスのアモディオも、頑張ってますよね。
 ベルギーのケヴィン・ヴァン・デル・ペレンやロシアのコンスタンティン・メンショフなど、戦うベテランたちの頑張りも個人的には楽しみ(笑)。毎回、メジャーな世界大会を見ていて思うのだが、下位のグループには下位グループの面白さや熱い思いがはらんだ戦いがあるのです(ケヴィンは引退するのか??)。
 そして、ベテランと言えば今シーズンからあの男、エフゲニー・プルシェンコが選手資格が回復し公式戦に出る機会が与えられるというニュースが既にあるけど、出場を予定していたジャパンオープン2011には欠場を発表…。どうやら怪我によるモノらしい。個人的には、もう彼は満身創痍で戦える力が残されているかどうかという風に感じる。
 ショーなどを見ても、4回転ジャンプはおろか3Aでさえも成功確率が非常に落ちている。その他の演技面では相変わらずのキレだが、ジャンプが此処まで落ちていると流石にどうなんでしょと言う気がする。まぁ、ショーの出来栄えと試合は必ずしも比例しないからなんとも言えないが…。ただやっぱり、彼がいないと何となく大会が盛り上がらないので、戻ってきて欲しいなとは思います。以前は彼の言動には文句ばっかり言っていたけど(爆)、やっぱり一時代の名選手の一人なので。五輪でメダルを競ったエヴァン・ライサチェクも今シーズン復帰ということなので、楽しみですね〜。こちらはこちらで「五輪連覇」を公言しているそうなので、そうなるように祈るばかりです。ライサの初戦はGPSのアメリカ大会だそうですね。

まだまだ続くよ(爆)。次はアイスダンス編!
まとめの続きです。

●アイスダンス
 これも日本人にはなじみが薄!な競技ですけど、見出すと止まらなくなるのがこの競技(アタシだけでしょうが…)。10/11シーズンからは競技方式が大分変りまして、コンパルソリー(規定)、オリジナル、フリーという3つのダンスによる総合得点で競う形では無くなり、SD(ショートダンス)とFD(フリーダンス)という二つのモノで競う形になりました。ペアやシングル種目と同じような日程で行われるようになった訳ですね。
 ワシはてっきり、GPF東京大会でそうだったようにコンパルソリーを省略してオリジナルダンスとフリーだけで勝負するというモノになり、規定ダンスは遂に絶滅かしらん?と思ったんですが(爆)、規定ダンスはSDの必須要素の一部に組み込み、音楽的な表現部分も加わって見られるようになったようです(ちょっとホッとしましたが(苦笑))。このようになっているので、SDで使用しなければならない音楽ジャンルも決まっています(昨シーズンはゴールデンワルツで規定部分を踊り、それ以外はそのままワルツかクイックステップの曲を流すという形でした)。
 昨年のGPSで初戦だったNHK杯で初めてこのSDプログラムを見たけど、その時の解説で我らが樋口 豊さんも仰っていたように下位選手は今ひとつこのSDには馴染んでいない気がした(爆)。ただ、上位に行くほどこの新ルールで作られたプログラムを確実にこなし、音楽面での味付けも加えているカップルが見られたので、この辺りも実力差なのかなと感じたりする(笑)。
 そんな新ルールも加わったアイスダンスの世界ではやっぱり、五輪でメダルを獲得した北米勢の勢いがそのまま持続した感じに。米国のメリル・デービス/チャーリー・ホワイトとカナダのテッサ・ヴァーチェ/スコット・モイヤー。この両カップルの強さがやっぱり凄かったなと…。言っているそばからアレだけど、何ででしょうかね?(笑)両方ともマリア・ズウェア門下生ですが、非常に高い技術力を誇っているのは間違いないんだけど、やっぱりそれ以外の部分も凄いんだろうなと感じたりする。
 樋口さんの言葉を借りれば「スポーツ的なスピーディーな動きに加えて、上質なプログラムの雰囲気を損なわないプログラム」を常に送り出しているのがこれらのカップルなんだと感じる。つまり、やはりジャッジの評価を受けやすいモノを作っているんだなと。ただ、他の種目も含めて作品として高いクオリティーを誇っているから、誰からにも愛されるプログラムに仕上がっているから、見ている側のハートを掴みやすいとも感じる。特に五輪シーズンで見せたメーチャリのインド音楽メドレーは、未だにショーのアンコールで披露されるお馴染のナンバーである。
 テッスコは、メーチャリに比べるとプログラムの奥深さと言う面ではやや敵わない気がするが(汗)、今シーズンの世界選手権で見せた両者が向かい合ってサークル軌道で近付いてくるシンクロナイズド・ツイズルや静かなパートでのリフトと言うように、誰もやったことの無いような高度な技に挑戦して来る。そして両者とも言えるが、基礎技術がしっかりしており、どんなに難しいステップを踏んでいようがスピードが落ちたりすることが無い。もはや最強である(笑)。
 これに加えて、ズウェア一門の秘蔵っ子、マイア・シブタニ/アレックス・シブタニという新星も出て来たし、この牙城を崩すのはしばらく容易ではないような気もする。4大陸選手権と世界選手権ではこの勢いを象徴するかのように、ズウェア一門が表彰台を独占すると言う異例の現象が起きた(笑)。ちなみに、メーチャリが金、テッスコが銀、シブタニーズが銅。
 かつてはアイスダンスはヨーロッパの独壇場だったのに、このズウェア一門の躍進で完全に今は主導権は北米ペース。ちなみに、トリノ五輪で北米勢初のメダルを獲得したタニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴストもズウェアさんの生徒さんだったそうですが。ズウェア一門以外のカップルで北米勢のカナダのケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェヴァネッサ・クローン/ポール・ポワリエも、各大会での頑張りが印象的でした。
 10/11シーズンでのヨーロッパは、(ありがちだけど…)五輪で活躍していたカップルがこぞって引退(または活動休止)…。実力派と言われるカップルが一気に減ってしまって注目度も減ってしまったのが残念なんだが(大汗)、その中で最も世界選手権でメダルに近い位置にいたのが2011年ヨーロッパ王者のナタリー・ペシャラ/ファビアン・プルザ(フランス)。
 SDで3位に付け流石と思ったけど、(民放ではこのカップルがカットされた(爆))FDでは男性が転倒するなどのミスが響いて4位に…。シブタニーズの逆転を許した結果になった訳ね。ちなみに、男性プルザはエキシビジョンでも何でもないような所ですっ転んでいましたが(爆)。
 残念なヨーロッパな感じになっているアイスダンスだが、地道に頑張っているのが日本(笑)。お馴染になったキャシー・リード/クリス・リードが10/11シーズンで本当に成長したなと思ったりした。コーチをシーズン途中からニコライ・モロゾフからロシア国内にいるコーチに変更したこともあってか、急激に成長したなと言う印象を持った。やはりこれまで無かったスピード感も出ていたし、お互いの距離感もぐっと近くなってプログラムがより濃い印象を受けたね。シンクロナイズド・ツイズルの完成度は相変わらずの課題だが(爆)、世界選手権で日本勢ではこの種目の最高タイである13位に到達するなど、世界を相手に全く劣っていない演技を披露できるようになったと思える。
 先頃行われたネーベルホルン杯でも4位健闘と着実に成績が残せるようになっているので、今シーズンはいよいよ更なる躍進が期待できるのではと感じる。願わくばGPSでのメダルを獲得して欲しいわね。NHK杯にも毎年出ているが、インタビュー後に実況の人がいちいち「日本語も毎年上達しています」と言っているが、アレ、もう言わなくても良いから(笑)。一生懸命勉強しているようですが、やはりハードなトレーニングが続く中での勉強は大変でしょうし、練習拠点も外国、コーチも外国人と言った場合なら英語を話す機会が多くなると思うので、日本語の習得はなかなか難しいと思います。それでもキャシーは日本語の単語が徐々に増えているのは偉いなと感じたりします(日本国籍を取得しているから当然と言えばそうなんでしょうが…)。
 グルジア国籍の妹、アリソンも頑張っているので、これからもこのリード一家の活躍にも目が離せないですね(・・・個人的に)。しかしなんと多国籍な一家なんでしょう(笑)。

アイスダンスは此処まで。次はいよいよラストですよ!!女子です(やっと終わるんか…)。
まとめの続きです。

●女子
 これまで予想以上に長い文章を書いてきたんですが(爆)、更に長い文章になりそうな…。
 まず最初にミキティーこと安藤 美姫選手の世界女王返り咲きは嬉しかったなと。やはり苦しい時期が多かっただけに、調子の良いこのシーズンだからこそ取って欲しいというファンの祈りもあっただろう(アタシだけかもしんないけど(汗))けど、その願いを実現したことは本当に嬉しい。一度の世界女王のタイトルを手に入れることも大変でしょうが、それを複数回取ることは更に難しいと思います。いつでも体が万全な訳ではないし、やはり彼女も経験しているけどモチベーションの持続と言う面ではホントに難しいと。ちなみに、ミシェル・クワンは5度優勝していますが(笑)、まぁ順位のアップダウンが激しくなっている現行ルールに於いては勝ち続けるということは大変だろうと思います。
 しかも安藤選手の凄さは、女王に返り咲いたと言うだけでなく、10/11シーズンは無敗で終えることが出来たという所が凄い。SPで出遅れてピンチになってもFSでのジャンプの完成度を信じて、確実に決めて逆転優勝を飾ると言う展開が多くあったけど(世界選手権も最後はそうだったよね)、そう言ったメンタル面での強さ。これが何より彼女を支えていたモノだったのではと感じる。巻き返せる力が今シーズンはあったよね。ホント、数シーズン前では信じられない成長ぶりです(H23.9.29訂正:無敗というのは真っ赤な嘘で(爆)、GPF2010は5位だったのをすっかり忘れてました…。シズニー選手が優勝してましたよね。ただ、FSのみの順位で見ると全て1位で終えているんだそうで、これはこれで凄いですね)。
 シーズン途中から使用したとはいえ、新境地を切り開いたと言えるSPの「ミッション」、安藤選手とは比較的相性のいい王道クラシックであるFSのグリークのピアノコンチェルト。プログラムにおけるプランも功を奏して見ている側の心をも掴む演技を常に提供していたと言うのも今までの安藤選手には無かったような気がするので、このシーズンはずっと「行ける!」と思っていたけど(爆)、それが実現になりましたね。
 それ以外で感動したのはやっぱり、カロリナ・コストナー選手のワールド、メダル返り咲き。世界選手権に関してはもうミキティーの優勝は確信していたんで(爆)、問題はこのコストナーちゃんが何処まで頑張ってくれるかをホント注目していましたね(笑)。足に出来た腫瘍の影響でこれまでのようにフリップやルッツを封印して臨んだと言うが、言うなればこのプランが成功したようにも思える。元々、その他の必須要素や繋ぎのスケーティング、演技面では圧倒的なモノを持っていたので問題はこれまで自爆癖が多くあったジャンプがどれだけ飛べるかが注目だったんだけど、伝家の宝刀3F+3T、そして成功率が低かった3Lzは今シーズンはほぼ封印。それ以外のジャンプと持ち前のスケーティング技術などで勝負を賭けて行ったね。
 それでも危なっかしい面があったりしたんだが(汗)、五輪シーズンやその前のシーズンの完成度に比べると全然マシな方。むしろ、久々にコストナーちゃんらしい優雅で伸び伸びとした演技が見られるようになったよ。特にGPSのどこかの大会ではSPのCiStが女子では珍しいレベル4という最高難度を獲得するなど、ジャンプ以外での彼女の技術の評価の高さが改めて証明されたこともあった。
 SPの「ガルシア フラメンコ」はエキゾチックに、そしてFSのドビュッシー作「牧神の午後への前奏曲」は曲のテンポ感などが難しくかなり高度な曲と思われるが、コストナーちゃんならではの雰囲気で彼女にしか出来ない演技を見せた。ワシ的にはこの牧神は前シーズンの一番のお気に入りプログラムである。作品として非常にクオリティーが高いんですよね。とにかく、このようなプログラムも功を奏して、この種目で久々にヨーロッパのメダルを復活させたね。此処数シーズンは必ず東洋人か北米人がメダルを持って行っていたので(しかも、金メダリストは必ず東洋人だったというね…)。
 そんなコストナーちゃんの頑張りも良かったんですが、アリーナ・レオノワ選手やアリッサ・シズニー選手と言った、なかなかこれまで良い成績を残せなかった選手が世界選手権などで好成績を収めていたのがなんだか嬉しかったね。特にレオノワは自己最高の世界選手権4位。大先輩のイリーナ・スルツカヤが見ている前で堂々とした演技は見事だった…。彼女のSPのピエロとFSの「イーストウィックの魔女」も好きなプログラムだが、世界選手権ではジャンプが良くて彼女らしさが本当によく出ていて良かったなと。ちなみにエキシビでは五輪シーズンのSP、ロシア民謡をリバイバルさせて観客へのサービスを施していた姿が印象的でした。
 ロシアは他にもクセニア・マカロワが健闘していたし、ロシアの恐るべき子供、タクタミシェワとソトニコワという選手も今シーズンからシニアに上がってくる。なんだかんだ言っても実力のあるフィンランド勢、何かと今勢いのあるスウェーデン、そしてドイツにもサラ・ヘッケンという着実に実力をつけている選手がいるので、女子シングルに於いてはヨーロッパが強さをにわかに光を取り戻している印象があるけど、元気がねーなーと思うのが北米勢ね・・・。
 世界選手権における北米勢のトップはGPFの現チャンピオンであるアリッサ・シズニーの5位…。期待されたレイチェル・フラットは本来の力が出し切れず、12位に落ち込む(これによってまたしても女子の3枠復帰ならず)。カナダはジョアニー・ロシェットと言う絶対的女王が不在の中臨んだが、2番手の実力を持つシンシア・ファヌフがやはり本来の力が出せずに13位に沈む。期待の新星と目されたアメリ・ラコステも16位と不甲斐ない結果に終わってしまったわ…。
 ついでに言うと、男子もパトリック・チャンの優勝は良いけど、それ以外の選手が…。米国は初出場選手が占めていたのでよく頑張ったとはいえど、常連のジェレミー・アボットが世界選手権に出られなかったし。カナダはチャン以外の選手がちょっと…。まあ、大会前で引退したショーン・ソーヤーの代わりに出場したケヴィン・レイノルズは急遽の出場だったから調整が不足していたかもしれないね。
 とにかく、スケートの大国と言われた北米両国が此処まで力を落とすと言うのは少し信じられない。丁度、実力のある選手がお休みだったということもあるが、それでもこの層の薄さは少し…。まぁ人のこと言ってられないけどね(汗)。ただ、日本ではジュニアから上がったばかりの村上選手(学習塾のCMで演技映像が使われていたね(笑))や羽生選手が実力通りの成績を残す状況に比べると、思ってしまう訳です。
 そんな余計なお世話はどうでも良いんですが、今シーズン最後の大会にだけ出場した、現金メダリストのユナ・キム選手。金メダルには手が届かなくても流石に強いなと言う印象を個人的には持った。まぁ、SP1位に付けて逆転を許したという展開は「人生そんな上手く行かんのだよ」という教訓めいたモノを感じさせる結果だったけど(爆)、それは別として勿体ないな〜と言う気もしないでもない。見た感じではSPの「ジゼル」もFSの「オマージュ・オブ・コリア」も今までのキム選手には存在しなかった感覚をはらんだようなプログラムと感じたので、もっとブラッシュアップされたモノを見て見たかった。やはり最初にして最後の勝負の舞台でやるには惜しい気がする。もっとも、キム選手は米国の雑誌で「色々な国の方が見る中で韓国の伝統音楽をバックに踊ることで、韓国の文化が理解されるのかどうかは不安があった」とも言っているようだが。
 キム選手がSP1位になった段階で、一部サイトでは騒然となったそうだけど、ワシ的には何を騒ぎたてる必要があるんじゃと(爆)。別に自慢する訳じゃないけどね。あの演技内容で70点台が出ると言うのであればそりゃ無いだろと思いますが、確かにジャンプのミスはあれど見た目の感じはその他の部分では手堅くまとめて65点台はそれ相応に納得は出来る。それに、2位の安藤選手との差は1点ないんだからね。FS勝負だろうと言う感じで見ていたので。そんなに感情的になんなくても良いじゃんと思ったりするモノだが。まぁどうでも良いですし、素人感覚ですけど(爆)。
 そんなキム選手は、まぁ予想通りと言ったらいいか今シーズンも前半戦は欠場。モチベーションはまだ回復に至って無いようですね。各国の選手はそれ相応に期待されて代表を担っているけど、キム選手は一人で信じられないようなプレッシャーを抱えて五輪やその他の大会で戦ってきたので、一つの目標が達成された後の脱力感も相当なモノなのかなと感じたりします。後進がなかなか育たない(ミンシュー・クァク選手も今回の世界選手権では本戦に進めず…)、育てられる環境が整わない韓国の現状を憂いてもいるキム選手ですが、どうなるかはまだまだ分からないようです。出来れば戻ってきて欲しいんですけどね〜。またラ機会があれば演技をもう一度生で観たいしね。
 え〜っと、日本女子と言えば浅田選手がいると思いますが、これ以上書く気力が無くなったのと、まぁ多くの人が見ている通りの状況だと思いますので(汗)。ただ、今シーズンのFSは引き続き「愛の夢」を演じると言うことなので、それは楽しみです。昨シーズンはジャンプのことに気を取られて完成度を上げると言う所まで至っていなかったので、より濃密な世界を見られたらいいなと思ったりします。

 と言う訳で、10/11シーズンのまとめでした。来週のジャパンオープン2011は生で観に行きますよ!!!


ではではノシ


お疲れっす!!
 先ほどまで(と言っても30分は経過していますがね(爆))、ISU世界フィギュアスケート選手権のエキシビジョンを鑑賞していました。今回は震災で開催時期が延びたということも影響したのか、いくつかの種目をJ SPORTSで生で視聴できるようになっていまして、エキシビジョンも生中継を鑑賞できました。五輪では結構見られるけど、他の大会でこうやってフルでエキシビジョンを見られる機会が無いので面白かったです(J SPORTSの解説にはフィギュアスケートの審判員という肩書を持つ藤森 美恵子さんだったけど、審判だけにホンマ分かりやすいわ〜。樋口 豊先生もスバラシイですが、「そこが知りたい!」という所をずばずば(勿論的確に)言ってくださるので本当にありがたいです)。
 地元ロシアのキッズ・スケーターたちの可愛らしい(けど結構技術は凄かった…)演技のオープニングやジュニア世界選手権を制した注目の女子選手、ソトニコワや同大会銀メダルのタクタミシェワというそれはまたすんばらしい(爆)選手の華麗な舞を見ることも出来ました。色々な意味で結構得した気分です。勿論、出演したスケーターたちの演技あってのことだけど。





・・・個人的に見ていて素敵だったのは(すでに記憶が薄れている・・・・)。




・こづかくんの「ハロー・グッバイ」。帽子とシャツのファッションがなんかモダンで好きだった。

・レオノワの昨シーズンのSPを使った溌剌な演技。スパイラルのところで手を振る振付もしっかり再現(笑)。

・ゆうこちゃんずの「千と千尋の神隠し」の主題歌を使っての演技。日本開催向けに作ったプロなんだろうけど、このチームらしい独特なプログラムで良かったな〜と。

・パントン組の壮麗な「見果てぬ夢」。何だかんだで結構見ているプログラムだけど、やっぱええわ〜〜。

・コストナーちゃんの官能的で競技とはまた違った美しさがあったあのプログラム。

・ボロジョイ/トランコフ組(ロシア)のスーパーマリオ。

・高橋選手の5位なのに後半パートでの出演(笑)。元チャンプとしてのネームヴァリューなんでしょうかね?可憐で切ない「アメリ」をここでも見せてました。

・チャン選手のエキシなのに完璧な演技。表情もコミカルだったね。

・メーチャリのチャーリーのメガネファッションとアンコールで再現させたインド音楽メドレー。やっぱり凄い…。

・キム選手の全ての魂がどこかに飛んで行ってしまったような無気力な演技(爆)。何があったのでしょうか…。結構ショックだったのかしら?

・そして何といっても、安藤選手の神々しい美しさをまとったような演技。全ての世界に光を齎すような、そんな輝きと誇りを演技から感じました。アンコールの「レクイエム」はジャンプを殆ど飛ばなくとも世界が浮き出てましたよね。


 どの選手もそれ相応にスバらしかったですが、最後のフィナーレではまず日本人選手がセンターにコールされてその選手たちをロシアの選手たちを中心に取り囲んで、日本を称えることを表すようなシーンがあって、その部分でも涙を流しそうになりました・・・。最後の最後まで、日本に対して敬意を表している姿勢が大会を通じて感じられてなんだか嬉しかったです。しかも、ロシアのスケート連盟から日本国宛てにメッセージが届けられたそうで、その文面にも感動いた次第です(・・・生中継の最後に紹介されたが、すでに半分以上忘れているけど(爆))。


 やはりフィギュアスケートはスポーツと言う部類ではあるが、他の競技とは違った華やかさと様々な国と地域を一つに結束できる不思議な力を持った競技なんだなと今回を見て感じました。色々とあったけど、無事に一つのシーズンに華々しい幕が閉じられたことを一ファンとして安心した次第でもあります。戦いはまだ来シーズンも続くのでしょうが、区切りと言う意味でとても重要だと感じます。


と言う訳で、フィギュアスケート日記もしばらくはお別れですね。またお会いする日を楽しみにいたします。さようなら・・・。




















 って最終回みたいですが(爆)、気楽に見た演技の感想文はいずれアップしたいなと考えていますので(大汗)。

ではではノシ


お疲れっす!!

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