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ひな祭り
この春の日に、にぎやいて
母の家には
我ひとりきり
夫、我
保険でケンカ、お互いが
相手を思い
気を使いすぎ
考えて
答えを出せば、社員に
とんちんかんな
返事をされて
イラつくも
人生の心、修行なり
我たちの事
他が頼りなり
この家に
夫あり、妻、支えつも
欲張りな我
いつも、かんにん
梅の花
木の殆どが、咲いてるや
こんな月には
母をおもいて
春の陽が
廊下を照らし、母おらず
それでも元気
陽は伸びてくる
虫も起き
そこらの地面、歩くなり
皆なの春が
もうそこにまで
ストマ頼む
時期となりし、速きなり
この前母が
そこにいたなり
ようやくと
夫、定まり、つかの間の
休日楽しみ
幸せ、味わい
夫の夢
叶いし事を、願いつも
続ける事の
難しさなり
手続きを
終えし夫婦、晴れ晴れと
胸を張りては
扱けぬようにと
黄砂、舞い
車も洗濯物、黄色くし
皆な困りて
嘆く春なり
弁当箱
もう用なしと、高いとこ
上げられている
換気扇の横
梅、咲きて
又、味わうは、母の手に
ソッと載せたよ
小さな花びら
花びらを
手のひらのせて、笑顔なり
母の笑いに
我も笑いて
この先も
春の陽差しが、届くよう
母とふたりで
願う毎日
元気よく
家を飛び出し、母の家
着いてさっそく
保険の人に
隣りから
ここんところね、洗濯物が
出ていないのが
気にかかるなり
白き梅
この先は実に、なりてはや
その次梅干
ご飯の真ン中
期待して
母の顔みて、笑顔なし
どうしたの?と聞く
寂しかったと
ごめんなさい
昨日は我も、急に用事
夫とふたりで
市役所へと
パット持ち
母の姿を、見に行けば
母、知らん顔
我、寂しいや
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