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「「侍の国」
僕らの国がそう呼ばれていたのは今は昔の・・・」
「おいー!そんなのめんどくせぇからこっからでいいんじゃねぇか?」
『アニメ戦隊アニレンジャー in銀魂』
「こうサクサクっと進めていけばいんだよ」
「あ〜銀さん。作者さんの段取りとかあるじゃないですかぁ!」
「あ〜もううるせぇな!そんなことばっか気にしてるからお前はメガネなんだよっ」
「メガネ関係ねぇだろぉ!」
「俺はこんなこと早く終わらせてジャンプが読みたいんだよっ!じゃあ始めっ!」
ここは大江戸のとあるアニメショップ。
やる気が全くない店長。坂田銀時。
死んだ魚のような目をした男。やる気がないのに店長だ。
「銀ちゃ〜ん。休憩まだアルかぁ?お腹空いたよぉ」
そう声をかけてきたのは、自分ではこの店のマスコットだと断言する大食い少女、神楽だ。
「店では店長と呼べ、店長と。お前、さっき食ったとこだろぉ!そんだけ食うんですか、おまえは!」
銀時の発言からわかるように、神楽は大食いだ。
仕事をさぼり、休憩と勝手に決め、酢昆布ばかり食べている。
「そんな食ってばっかりのやつ、マスコットなわけないだろう」
と銀時は自称マスコット説を否定し続けている。
「神楽ちゃん、酢昆布ばっか食べてないで仕事してよね!」
そう怒りながら事務所に入ってきたのは、メガネの少年。
店長以外で唯一の男。志村新八。
「おまえはそんなことばっか言ってるからメガネなんだよ」
神楽は新八のほうを見ず、酢昆布をほうばりながら言い放つ。
「だからメガネ関係ねぇだろぉ!仕事しろよ、仕事ぉぉ!!」
と新八が言い終わると同時に、一人の女が事務所に入ってくる。
「新ちゃん。大声で叫ばないの。外まで聞こえてるわよ」
入ってきたのは妙。
新八の姉だ。
目は笑っていないが、笑みをたたえている。
こういう場合は、たいていキレてしまう寸前だ。
「あ、姉上!す・・・すいません!静かにします!」
彼女の怖さを身をもって知っている新八はすぐさま謝った。
新八を満足そうに見つめ、視線を神楽に移す。
「神楽ちゃん。さっきも食べてたでしょ。そんな酢昆布ばっか食べてると体に悪いわよ。」
そう言いつつ、手に持っていた風呂敷を机の上に置く。
風呂敷の中は重箱だ。それを見て、全員が息を飲む。
「ほら。私が卵焼き、作ってあげたから。これを食べなさい。」
重箱を開けて出てきたのは・・・。
黒い塊。
そう。彼女曰く、それは卵焼き・・・らしい。
銀時の言葉に変えれば、それはどう見ても、可愛そうな卵だ。
どう見ても、その卵焼きのほうが体に悪そうである。
その直後、神楽が突然立ち上がる。
「あ!なんだかお腹いっぱいアル!もう大丈夫アル!仕事してくるヨ!」
と言って立ち上がる。
「ちょっと!神楽ちゃん!仕事内容わかってんの?!」
そういって、新八はさりげなく後を追う。
上手にその場を切り抜けられた。という安堵の表情を事務所を抜けてから見せる。
事務所では、妙がわざとらしく、溜息をつく。
「せっかく作ってきたのに、どうしましょう。」
そういって卵焼きらしきものを見つめる。
そんな妙を横目に見、銀時はそうっと席を立ち、ドアをめざし動き出す。
「あんなもん食わされたら、たまったもんじゃねぇ」
そう思いつつ、妙に気付かれないよう慎重に動く。
しかし。
「銀さん。どちらに行かれるんですか?」
黒い笑みをたたえ妙が振り向く。
そんな妙にひきつった笑顔を見せつつ、銀時はその場に固まる。
「いや・・・あの店の様子でも見に行こうかなぁってね。ハハハ。」
普段なら絶対そんなことは言わない。
緊急事態なのだ。あの卵焼きらしきものは食べたくない。
そのために銀時は必死だ。
「あら、食べてからでも遅くないんじゃないですか?」
そういいつつ、笑顔を貼り付け、重箱を手にして妙が近寄って来る。
恐怖以外の何物でもない。
「や、あのもうすっごい気になるからさ、早く見に行かないとさ・・・・」
銀時はどんどん後ずさる。
しかし、後ろは壁だ。もう逃げ場がない。
「いいから・・・男は黙って食えやー!」
そういって、妙は黒い塊を手に取り、銀時の口に押し込んだ。
「ぎゃー!」
という叫び声とともに、銀時はその場に倒れこむ。
「やだ、そんなにおいしかったのかしら?喜んでもらえてよかったです。ふふ」
満面の笑みを浮かべて、妙は事務所を後にする。
もちろんおいしいからというわけではないのだが・・・。
思い込みの力とはすごいものだ。
これがこの店の日常だ。
こんな状態でこの店は営業されている。
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もっと短く書くつもりが・・・・前ふりだけで終わっちまいました。
最初にしゃべってるの、一応銀さんと新八です。はい。
一応アニレンジャー銀魂版。
なんかダメダメですけどねー。
きゃは☆
なんだか連載状態ですね。
短めで済むよう頑張ります!
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