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重力波

重力波



        


ウィキペディアによると「重力波(じゅうりょくは)とは、一般相対性理論において、運動する物体の重力質量によって生ずる時空のゆがみが波動として伝播したものである。」とのことで、かなりのエネルギーがなければそうそうめったには発生しないものなのだそうなのだけれどもこの映像は、アメリカのアイオワ州のKCCI-TVのウェブカメラが偶然捕らえた時空のゆがんだ瞬間の映像なんだ。雲が流れているだけじゃないみたいなんだ。

コロコロザイーガ学園より


こんなの 一般相対性理論 の重力波じゃありません(笑).


まぁ確かに,雲が波打って進んでますけどね(笑).


元のYouTubeの動画のタイトルには,Gravity Wave と書かれています.

直訳すれば,確かに重力波ですが,これは,大気重力波 による雲です.そいでもって,それほど珍しい現象ではありません.



こういうのが勝手に出回って,間違った認識をネットユーザに与えていくんだろうなぁ.


実際,重力波でググったら,1ページ目(50件以内)に上のサイトの記事が出てきてます.




重力波ってSFチックな言葉で,確かに一般の方にはあまり縁が無いものなんですけどね.

でもこういうのは,ちょっとひどいような気がします.




<解説>
重力波には,大きく分けて2つのものがあり,

一つは,地球の重力による 流体力学で扱う重力波と,
もう一つは,万有引力による 一般相対性理論で扱う時空の重力波があります.


今回のモノは一般相対性理論の重力波だと言い切っておられます(笑).

でも実際には,地球の重力による大気の波動によってできた雲なので,前者にあたります.

ちなみに,大気重力波も目では見えません(笑).が,可視化することは可能です.

今回の動画はあくまで,大気重力波が雲に影響を与えたもので,大気重力波そのものではありません.


一般相対性理論の重力波というものを簡単にいうと,物体(質量)が存在すると,万有引力によって,その周りの空間に歪みが生じて,その物質が運動すると空間の歪みの状態が変わり,それが波として伝播する現象のこと.


あまりいい例ではないのですが,ブラックホールで考えるとちょっと分かりやすいかも...


ブラックホールの周りの空間は歪んでいます.


これは,ブラックホールの質量がメッチャでかいことで,引力も当然メッチャでかいんです.そのメッチャでかい引力で周りの空間までもが引き寄せられて,歪んじゃってるわけです.


だからまっすぐに進んで来た光が,ブラックホールの周りに行くと,光自体はまっすぐ進んでいるつもりなんだけど,空間自体が曲がちゃってて,結局外に脱出できなくなるんです.←ちょっと端折ったけど...

で,もしブラックホールが動いたとすれば,当然周りの歪んだ空間も一緒に動くんだけど,そのときに生じた空間の歪みの状態が波状になって伝播したものが重力波というわけ.


そいでもって,ブラックホールみたいなドデカイものだけではなく,必ずどんなモノにでも,物質(質量)があるので,そこには引力があって,その引力でその周りの空間は歪んでいるわけです.

相当,小さい値だけど...(その空間の歪みの波=重力波も当然かなり小さいです)


実際,重力波はマジで小さいので,一般相対性理論で重力波というものが,論じられてから90年以上,本格的な実験研究が始まってから約40年以上が経ちましたが,いまだ直接検出はできておりません...(泣).

国立天文台重力波プロジェクト推進室(ここにも重力波の説明あります)


どのくらい小さいかというと,10のマイナス21乗メートルというわけの分からん極小単位(既に呼び名がない)の世界で,検出しようとしているものなんです.

これは,地球と太陽の距離に対して,原子1個分の大きさ(長さ)に値するものです.

その極小の変化(重力波)を最先端科学が躍起になって検出を試みているわけです.



そんなものがWEBカメラごときに映るわけもありませんし,
このような映像であるわけもありません(笑).


仮に,目で見たり,体感できるくらいの重力波が地球にやってきたら,
生命は生きていられないと思われます(笑).

そもそも,それだけ巨大な重力波が来るということは,それなりのイベントが宇宙で発生したわけで,そうなるとそのイベントによって生じた,生物にとって有害な様々なモノ(電磁波やら放射線)が,重力波の来る前に 地球に降り注いで,それらによって生物は死滅している可能性大です(笑).

本来一般相対性理論は,宇宙空間のようなという途方も無い大きな規模の中での考え方ですから,一般相対性理論の現象を目で見たり,身体で感じることなど,絶対にあり得ません(笑).


でも,GPS(カーナビ)なんかは,一般相対性理論が用いられています.もし,この理論を用いずにGPSを利用したら,1日で11.5kmの誤差を生じ続けてしまうんですね.だから,この理論を用いて補正が行われてて,ちゃんと現在の位置を毎日正確に知ることができるというわけです.

まぁそういう意味では,日常生活の中でも一般相対性理論は利用されてはいるんですけどね(笑).



とにかく,ネットでの情報は発信者に人を騙すつもりは無くとも,結果的にそうなってしまうこともあるわけで,ユーザの側としては,所詮ネットと割り切って情報を鵜呑みにしないように心がけましょう.


注:一般相対性理論は,重力波だけについて論じられているものではありません.



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大気重力波

ひとつの例
風が山脈を越える時のように,
大気に何らかの力が働いて上昇すると,
上昇した部分は周りの大気より濃くて重いために,
重力による下向きの力を受けて下降を始めます.

下降した大気は慣性によって最初の位置より低く低下し,
今度は周りの大気の方が重いために,
浮力を受けて再び上昇します.

このようにして
大気が上下動を繰り返し,その動きが波のように伝わっていく
現象が大気重力波.

2011/3/25(金) 午前 7:09 1082001(紫音)

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大気重力波の一番低くなった部分が海面に触れると,
海面は乱れ波立ちます.

そのような海域では太陽光は散乱されてしまうため,
宇宙から見ると暗く見えます.

一方,大気重力波の頂点付近の下の海面は穏やかになり,
太陽光は強く反射されて明るく見えます.

このようにして
明るい帯と暗い帯が交互に現れ,縞模様のように見えるわけです.

この海面の模様はスケールが大きいため海上からは認識することができず,
宇宙から見て初めて分かる模様です.
_____________________私見↓

私たちは日常、雲へ、この現象を目視体験していると私は思ぃます。
また
先史民は、高層ビルが建てられない環境で、視力が働く条件で
かなり遠方迄目視できたと、私は考えます。

よって、宇宙からでなくとも、危機感からも
先史民は大気重力波を、何度も体験していると、私は推測いたします。

2011/3/25(金) 午前 7:14 1082001(紫音)

大気重力波をふくめ、重力を復元力とする波は、gravity wave.
相対論の重力波は、gravitational wave と用語を使い分けます。
いちおう、違う現象には違う用語が当てられています。

2012/11/27(火) 午後 4:50 [ tra*nin*_me*o ]


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