successのブログ

しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける

鳩山語録

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6月2日に鳩山首相が辞任した。
「日本の首相は短命である」 というのは世界の通説だが、それと同時に、日本という国の複雑さも 浮き彫りに
した、今回の退陣である。
さて、鳩山首相の最も大きな功績が、「日米同盟を揺るがした」 ことであるが、これについて、相手国アメリカ
では、どのように考えているのだろうか。


鳩山首相辞任への本音 ― 【あめりかノート】 より
ワシントン駐在編集特別委員・古森義久

2010.6.4  産経新聞  http://sankei.jp.msn.com/world/america/100604/amr1006040306001-n1.htm

 鳩山由紀夫首相の辞任を米国はどう受けとめたのか。 ほっとしたのか、
がっかりしたのか。

 ただし米国といっても多様である。オバマ政権の当局者たちに関する限り、
藤崎一郎駐米大使によれば「ほっとした感じはまったくない」ということになる。
確かに鳩山氏は焦点の普天間問題に関して究極的には年来の日米合意の
辺野古移転案に賛成したから、この合意の履行を一貫して求めたオバマ政権
としては鳩山首相のままでももう支障はないのかもしれない。

 だが同政権高官たちのこれまでの非公式な鳩山評は、 「ルーピー」 という
言葉に集約されている観があった。同盟相手のそんなトップが代われば、ほっ
とするのが自然な心情だろうが、本音を公式の場で表せるはずもない。
 政権をちょっと離れると本音らしき安堵(あんど)の反応はふんだんにうかが
われる。米国の日米安保専門家では民主党寄りのジム・プリシュタップ国防
大学教授が語った。

 鳩山首相の就任当初の言動を理論的に延長していけば究極は日米
同盟崩壊しかなかった。だがその日米同盟の強固さに鳩山首相が弾か
れて、逆に崩壊したのだ。どうみても実行できない公約にこだわり、自分
自身を追い込んだ鳩山氏の辞任は 私は4月に訪日したときからうすうす
予期していた
 この言葉はどうみても鳩山辞任にほっとした人の感想である。

 共和党のジョン・マケイン上院議員の外交顧問を長年、務めたダニエル・トワ
イニング「米独マーシャル基金」アジア専門上級研究員も同様の見解を明らか
にした。

 「鳩山辞任は彼自身が年来の日米合意に反対することで自ら作り出した
日米関係の危機が原因だと思う。鳩山氏は日米同盟をめぐる両国の国内
政治の現状を読み誤ったのだ。米国はもちろん日本側でも一般国民の大多数が同盟堅持を望んでいる。鳩山氏は米国だけでなく日本側のこの世論を
も敵に回してしまった日米関係の強固な保持という政治的論理が、目前の
政治利益のための反米姿勢を押しつぶしたことは朗報だといえる」
 この言葉は鳩山辞任に、ほっとしているどころか、はっきりと喜んでいるといえ
よう。

 類似の趣旨を民主、共和両党政権下の国防総省で日本問題を担当してきた
ジム・アワー・バンダービルト大学日米研究協力センター所長が「鳩山氏は
トラの尾を踏んだといえるかもしれない」と述べ、どきりとする角度から説明した。

 「これまで日米安保係では米軍側はアジアでの有事に対して、『ジャパン・インかジャパン・アウトか』という課題に悩まされてきた。有事の米国の軍事行動、戦闘活動に対し、日本は同じ味方の陣営内部に入るのか、入らない
のか、という予測だが、『アウト』という最悪の場合でも 日本国内の米軍
基地の使用だけは許してくれるという共通認識があった。だが鳩山首相の当初の一連の発言は日本側がその基地使用をも拒むという懸念を米側に生んだのだ

 日米同盟へのその種の認識は民主、共和両党が超党派で共有してきた。
鳩山首相はその米側の共通認識を踏みにじるかにみえたため、オバマ政権の
反発も激しくなったというのである。
 「残念ながら鳩山氏は米側関係者の間では日米同盟に関してホラブリー
(恐ろしいほど)に無知で単純だと思われてしまった」

 まさに残念ながら、アワー氏のこんな総括が米国側の鳩山首相辞任への最も本音らしい反応だといえそうなのである。

(ワシントン駐在編集特別委員)


この記事が事実だとすると、非常に興味深い内容と、感じた。
日米同盟へのその種の認識は民主、共和両党が超党派で共有してきた」 という文言から
やはり、「沖縄」という地は、極東のアジア圏で必須の要地であり、この軍事防衛については
利害の拮抗するアメリカの民主、共和両党でも、党を超えての共通認識をもたせていたことが
わかる。

この両国が長い間の期間、一定の状態を保持してきたものを、この数ヶ月で破壊する寸前
までもっていったことは、最悪感を感じさせる horribleを使っていることからもアメリカの心情が
伺われ、そういった点からも、やはり鳩山内閣は その力を十二分に発揮した負の功労者 と
言えよう。

そして・・・、
以下が 2日前、民主党両院総会で、鳩山首相の発言の全文である。 
(記載は一部抜粋)


民主両院総会での鳩山首相発言
2010/06/02 時事ドットコム 

発言一部抜粋     全文はこちらへ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060200644

 お集まりの皆さん、ありがとうございます。そして国民の皆さん、本当にありがとうございました。
国民の皆さんの昨年の暑い夏の戦い、その結果、日本の政治の歴史は大きく変わった。国民
の皆さんの判断は決して間違っていなかったと私は今でもそう確信している。 (中略)
政権交代によって国民の暮らしが必ず良くなる。その確信の下で、皆さん方にお選びいただき、私は首相として今日までその職を行ってきた。皆さんと協力して日本の歴史を変えよう、官僚任せの政治ではない、政治主導、国民が主役になる政治をつくろう。そのように思いながら今日まで
頑張ってきたつもりだ。
私は、きょうお集まりの国会議員と一緒に、国民のための予算を成立させることができた。その
ことを誇りに思っている。子ども手当もスタートした。高校(授業料)の無償化も始まっている。子供に優しい、未来に魅力のある日本に変えていこう。その私たちの判断は決して間違っていないと
確信している。  (中略)
ただ残念なことに、そのような私たち政権与党のしっかりとした仕事が、必ずしも国民の皆さんの心に映っていない。国民が徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。そのことは残念だし、
まさにそれは、私の不徳の致すところだと思っている。その原因を二つだけ申し上げる。

やはりその一つは、(米軍)普天間(飛行場移設)の問題であろう。沖縄、徳之島の皆さんにも
ご迷惑をお掛けしている。ただ、私は本当に、沖縄の外に米軍の基地をできる限り移すため
に努力しなければいけない。
今までのように、沖縄の中に基地を求めることが当たり前ではないだろう。その思いで、半年間努力をしてきたが、結果として、県外にはなかなか届かなかった。
これからも、県外にできる限り、彼ら(海兵隊)の仕事を外に移すように努力をしていくことは言う
までもないが、一方で北朝鮮が韓国の哨戒艇を魚雷で沈没させる事案も起きている。北東アジアは決して安全、安心が確保されている状況ではない。その中で、日米が信頼関係を保つということが、日本だけではなく東アジアの平和と安定のために不可欠との思いの下で、残念ながら、沖縄
に負担をお願いせざるを得なくなった。そのことで、沖縄の皆さま方にもご迷惑をお掛けした。

私はつまるところ、日本の平和、日本人自身でつくり上げていく時をいつかは求めなけれ
ばなら
ないと思っている。
私の時代は無理だが、あなた方の時代に、日本人の平和をもっと日本人自身でしっかりと
見詰め上げていくことができるような環境をつくること
。現在の日米の同盟の重要性は言う
までもないが、一方でそのことも模索をしてほしい。私はその確信の中で、しかし、社民党を政権
離脱という大変厳しい道に追い込んでしまった。その責任は取らなければならない。そのように
感じている。

いま一つは、「政治とカネ」の問題だった。そもそも私が自民党を飛び出して、(新党)さきがけ、
さらには民主党をつくり上げたのも、自民党政治では駄目だ、もっとお金にクリーンな政権をつくり
上げなければ、国民が政権に対して好意を持ってくれない、何としてもクリーンな政治を取り戻そうではないかとの思いだった。それが結果として、自分自身が政治資金規正法違反の元秘書を抱えていたなどと全く想像だにしなかった。 (中略) 
私はしばしば宇宙人だと言われている。それは私なりに勝手に解釈すれば、今の日本の姿ではなく、5年、10年、20年、何か先の姿を国民の皆さんに常に申し上げているから、何を言っているか分からない。そのように国民の皆さまに映っているのではないかと思う。 (中略)

「新しい公共」もそうだ。官が独占している今までの仕事、できるだけ公に開くということでやろうではないか。皆さん方が主役になって、本当に国民が主役になる。そういう政治を、社会をつくり上げることができる。まだ、新しい公共という言葉自体がなじみが薄く、よく分からないと思われている
かもしれない。ぜひきょうお集まりの皆さん、官僚の独占した社会ではなく、できるだけ民が、
国民の皆さんができることはやりおおせるような社会に変えていく
。その力を貸していただきたいと思う。
東アジア共同体の話もそうだ。今すぐという話ではない。しかし、必ずこの時代が来る。3日ほど前、済州島に行って韓国の李明博大統領、中国の温家宝首相ととことん話し合った。東アジア、われわれは一つだ。壁に「We are the one」「われわれは一つである」。この標語が掲げられていた。そういう時代をつくろうではないか。国境というものを感じなくなるような世の中をつくり上げていく。そこで初めて、新たな日本というものを取り戻すことができる。私はそのように思っている。国を開くこと。そのことの先に、未来を開くことができる。ぜひ新しい民主党、新しい政権を皆さん方の力によっておつくりいただきたい。その時に、鳩山が申していた、どうも先の話だと思っていたことが、必ず皆さんの連携の中で「よし、分かった」と理解していただけると確信している。 (後略)

以下、所感です。

このかたは・・・
「国」「国民」というときに、2つの意味が混在しているように思われる。
つまり、文言の定義にブレがある、と思われる。

「日本の平和」を考える際の 「国民」は、今の日本国民に向けている。
「新しい公共」「官僚に独占されない、開かれた社会」を言及する際の 「国民」は、よくわからない国籍が
まじった場合の「国民」 に向けてであろう、と思われる。

都合のよい理想社会の構想は、どこかに無理が生じる。
「国民」の定義は、その理想郷にとって重要であろう。
であれば、定義を定めて、時間をかけて実行に移したほうがよかったのではないだろうか。






閉じる コメント(6)

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おはようございます、success様。
アメリガとの同盟関係にヒビを入れて鳩山は辞任し
次の管で破壊するつもりかもしれないですね。
民主党政権はどう見ても外国人の利益を優先する政党です。
打倒するしかないです。
傑作です。

2010/6/5(土) 午前 7:18 [ - ]

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鳩山由紀夫容疑者(63)は、精神鑑定が必要です。とてつもない無能さを自覚せずに、最後は自画自賛… ビョーキとしか思えませんね。。

2010/6/5(土) 午後 2:44 [ 高田じゅんいち ]

こんにちは。宮崎の『てげまんま』です。

コメントをのこして下さりありがとうございました。

今日、宮崎は快晴。現場では今日も防疫、埋却作業の方々の格闘が続いています。

感染農家の方の心情を吐露されたブログ、メールなどを拝見すると涙なしではいられません…

そんななか、全国から寄せられる善意、支援の輪、温かいメッセージ…

『日本ってイイなぁ…、日本人って本当にイイなぁ…』

心の底から実感します。

幸い、私が住む『青島地区』は規制区域からは離れていますので生活は普段どおりですが、観光地ですのでツアー客の減少などの影響が出ています。

土産物売り場の店主によると例年に比べ半減にちかい客足とのこと。

収束、復興の道のりはまだまだ先の見えない状況ですが、どうか、これからも『宮崎』に皆さんの温かい目を向け続けてくださればと思います。

ありがとうございます。

2010/6/5(土) 午後 5:27 [ てげまんま ]

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なんだかなぁ さん
菅さんは、鳩さんより危険な人物のようですね。
なんでまともな人物が首相になれないのでしょうか。あ、革命家集団だからかな?

2010/6/5(土) 午後 6:06 [ success ]

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高田じゅんいち さん
鳩山さんの弟さんが声明を出し、兄があのような恥らしい最後になったのは、労組等がひどい圧力をかけたからだ、とお話されていました。
最後に自画自賛するしか、自尊心を保てなかったのかもしれません。

2010/6/5(土) 午後 6:08 [ success ]

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てげまんま さん
コメントありがとうございます。
お知り合いに宮崎出身のかたがいらっしゃり「1つの産業が終わりを迎えるかもしれません」と、日ごろ陽気なかたが、伏し目がちに振り絞るように、そう答えられました。
それをお聞きするだけでも、現況を推して知るべしです。
宮崎だけに苦しませません。日本全国が宮崎を応援しています。
時間はかかるかもしれませんが、残った種牛から、どうか世界一の宮崎の畜産を復活させてください。
いつでも、いつまでも、応援しています! success

2010/6/5(土) 午後 6:11 [ success ]


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