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【産経新聞 from Editor】 参院選を終えて思う 新聞記者にとって歴史的瞬間に立ち会えることは、最高の喜びだ。政権交代が現実となった昨年夏の衆院選は記者冥利(みょうり)に尽きた。そして今回の参院選も、勝るとも劣らない大きな意味があった。
■与党大敗、「衆参ねじれ」をもたらしたもの
衆院で300議席以上という圧倒的な数を背景に、極めて強引な国会運営を行ってきた民主党政権が参院選でも勝利すれば、「独裁」に歯止めをかける術(すべ)がなくなってしまう。いうなれば、「この国の形を根底から変えてしまうかもしれない選挙」だったからだ。
産経新聞は投票日の11日朝刊1面トップで、『参院選 何を選ぶ』として『「安定」か「暴走阻止」か』を主見出しに掲げた。民主党が大敗を喫し、「衆参ねじれ」となったのは、暴走を危惧(きぐ)した民意の表れといえるだろう。
■マニュフェストで民意を問わなくても 「問題ない」と危険な3法案成立へ
民主党政権はマニフェストを金科玉条のようにかざしながら、実現が難しくなると次々に反故(ほご)にした。一方で、憲法違反で国の安全保障上、非常に危険をはらむ永住外国人への地方参政権付与や、家族崩壊につながる選択的夫婦別姓を可能にする民法改正、新たな人権侵害を生む恐れが指摘される人権侵害救済機関設置の3法案成立を目指した。救済機関設置以外はマニフェストにもないのに、だ。 参院選のマニフェストでは、いずれにも一言も触れていない。だが、千葉景子法相は「それが問題に なることはない」と選挙後の成立に強い意欲を示していた。国論を二分するテーマを議論せず、数の論理でだまし討ちのように通そうという、いかがわしさを感じた国民は多いのではないか。ご本人は落選後、「法案自体が否定されたとは思わない」と強弁したが、決して無縁ではない はずだ。 ■消費税増税は 選挙の真の敗因ではない もう一つ。菅直人首相は消費税問題に触れたことを第一の敗因に挙げた。だが、朝日新聞の世論調査では、63%が「議論は進めるべきだ」と答えたという。有権者は社会保障費増大などと連動した消費税の議論ではなく、自民党の公約に抱きつき、政治とカネなどの争点ずらしを図った姑息(こそく)さにダメ出ししたと考えるべきだろう。
選挙結果を伝える12日朝刊の1面では、あえて消費税を見出しに取らず、この10カ月間への審判とのメッセージを込めて、『定見なき迷走「ノー」』を大見出しにした。元日のこのコラムで『キーワード外さぬ“物言う新聞”』として「ブレることなく、ニュースの本質をしっかり伝えていきたい」と書いた。参院選を終えて、その思いを改めて強くしている。
(編集局長 片山雅文) この敗因分析が、もっとも「民意に近い」 と思う
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民主党の本質をもっと以前から書いてほしかったですね。
新聞に対しては今更という気がします。
しかしながら、国民の目を覚まさせる記事を書いていただけるのであれば、新聞にもがんばってもらいたいですね。
傑作です。
2010/7/17(土) 午後 1:27 [ - ]
なんだかなぁ さん
産経は、唯一新聞各紙の中で、新聞協定だったか、マスコミ協定だったかに入っていない、健全保守(正しくは中道)の新聞です。
非常に論調がよく、しかし他の新聞のように広告等の収入が少ないので、ちょっと心配です。産経をとって応援してあげてください(笑)。
2010/7/17(土) 午後 2:10 [ success ]
旦那さんと購読検討してみますね。^^
2010/7/17(土) 午後 2:40 [ - ]
もっと他の新聞社も書いてくれたらいいのに・・・
2010/7/17(土) 午後 2:46 [ ジャガイモ4 ]
ジャガイモ4 さん
そうなんですよね。でも、上に乗せているように、ぎちぎちにチェックしているはずです。新聞は印刷前の校正・内容確認が必ずされるので。
だから、そのしばりがない産経ちゃんは、とてもかわいいです。一生懸命で。
2010/7/17(土) 午後 3:00 [ success ]
なんだかなぁ さん
以前、田母神閣下も心配して、こういわれていました(笑)。
「保守系の媒体の存続のため、手に産経とWiLLをもって、アパホテルにとまってください」。これを見て、笑い転げてしまいましたが。
2010/7/17(土) 午後 3:08 [ success ]
最近思います
マスコミが騒ぐ話題とブログネタはリンクよくしますよね・・
その後ろで各地方で 着々とジェンダーとかが進んでいる様に
感じます
言動不一致は何かを隠す時の左派系の特徴かと・・
大きな事案が次々と出るから小さく感じます・・
2010/7/17(土) 午後 8:02
boston2 さん
先日、地方に出張に行きましたが、まさにおっしゃるとおりです。
地方の方はいい方ばかりなので、自己啓発などの安価なプログラムを提供していると、安心できる運動かと思ってしまうのだと思います。
面白い事例です。ある公共施設でしたが、「アジア美術館・NHK文化センター・道路公団・人権啓発センター」が各階に入っています。
また「人権は大切で、確保すべきもの!」というTVのCMが流れていました。
今ものすごい勢いで、なにかよくないものが動いて、蠢いています。
2010/7/17(土) 午後 11:47 [ success ]