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こんにちは。
第四章が全て書き終わり、一段落着いたので
ファン限定公開だった記事を徐々に公開して行く事にしました。
では、本題へ。
『12月11日
みーは勘が鋭い!
気付かれないように近寄っても、
んっ!と気配を探る…参るぜ
フリー・アズ・ア・バード気に入った?
気を抜くとすぐにガタガタになってしまう、
オレの身体を繋ぎとめる唯一の存在…
太陽のように微笑み、雲のように時折遮って、
雨の如く淋しく泣く君の全てが愛おしくて…
故に私は存在するのです
この頭痛はまもなく消えて無くなるのでしょうか?』
『12月23日
運命の日。
ずっと遠くに忘れた記憶
ずっと遠くに忘れようとした記憶
どれもこれも繋がっていた記憶
それでも僕らは忘れなかった
昨日オレは酷い夢を見た
それは確かに酷いものだったけど
目の前にしてしまったら
全く酷いものでは無い事に気付くんだろうね
君が言った
「今度は夢じゃなくて本当になるんだよ」
この眼で、この身体で受け止める
明日、シッカリと抱き締めてあげる』
彼に逢うまでのメールを一部だけ転載してみました。
彼が、
「今年のクリスマスに逢いたいね」
って言ってたけど、どう考えてもそれは無理だろうって諦めてた。
いくら離婚予定とは言え、勝手に一人で行動出来るとはとても思えない。
それが…!
不思議な事に、その年の12月24日は
旦那に「実家に帰ったら?」としつこい位すすめられた。
頼んでもいないのに、自動的に彼の言うとおり
クリスマスに逢うチャンスが出来てしまった。
旦那は旦那で、誰か別の女の子と約束があったのかも。
そんな風にクリスマスに実家行けとか、言われた事ないもん。
で、まぁあたしはお望み通り新幹線に乗って
田舎に帰った…と言うか彼に逢いに行った。
12月24日
あたしはついに踏み出した。彼と一緒になる為の一歩。
本当に彼なのか、彼とずっとやって行けるのか、生涯一緒にいられるのか…。
まだわからないけど、逢えばきっとわかる。
逢って確かめたい。
これまで手を繋ぐ事さえ避けて来た『謎の男・S』
今までとは全く違って見えるだろう。
何しろこんな気持ちで逢うのは、初めてだから。
彼の事がどんどん好きになって…
随分長い間、この日を待っていた気がする。
やっと逢える…待ってて、もうすぐ傍に行くから。
天気は上々、彼に貰ったCDを聴きながら外の景色を眺める。
ロン毛の彼は実際に会ったらどんなだろう?
最後に逢ってから、もう7年…?8年?
あたしはどんな風に彼の眼に映るんだろう…。
不安と期待が入り混じる。
18歳の時に、あの鳥の目覚まし時計を買って貰った街は
今ではすっかり大きくなって、駅の中もかなり入り組んでいた。
彼から電話を貰って、待ち合わせ場所を探す。
彼「デッキに出たらすぐ階段があるから、そこを降りてきて」
み「わかったー」
と言いつつ、歩いているうちにすっかり忘れてしまった…。
こっち?こっちじゃないなー、ここか?
あれ?外に出てしまった。( ・◇・)?
(。`・д・) ハッ! 彼だーー!!!
どうしよう、こんな所でクラウチングスタート切るの恥ずかしい。
(冗談で、見つけたらクラウチングスタート切って
思い切り体当たりしてやるんだと言っていた。)
み「○○っち!」
彼は何だか驚いている。
多分、あたしがとんでもない所から登場したからだ。
二人とも満面の笑みを浮かべていたと思う。
歩き出すと同時に自然と繋ぐ手は何だか懐かしさを感じて、
み「タダイマ」
って言葉が自然に出て来た。
彼は少し照れながら、ニコニコ笑ってる。
信号が点滅していたので、慌てて走る。
駅のデッキにはクリスマス・イルミネーションを
見に来た人達を取材する為に地元のテレビ局が来ていたので、
み「偶然○○っちを知る人がテレビで見たらやばいよね」
何て言って、映らない様にこそこそ遠回りして歩いた。
何しろ、まだ二人とも籍が抜けていないから…
どこかに後ろめたい気持ちがあったのかも。
知らない人から見たら、立派な浮気…(あーやだやだ)
クリスマスソングが流れる中をずーっと歩いて…公園に到着。
ここが彼の好きな○○○公園か…意外と街中にあるんだね。
もっと静かな公園を想像してたよ。
後ろ向きの怪しいカップルがいる…
誰も見てないと思ってるのか動きが怪しくて、二人でクスクス笑った。
ベンチには真ん中と両サイドに手すりがあって…
真ん中の手すりを挟んで座ったら、彼が
「ダメダメ、こっちに一緒に座るんだ」
って…二人で座るには狭いんじゃ…?二人とも痩せてて良かった…。
結構ぴったりくっついて座ったね。
寒い寒い、真冬の公園。
彼の手は大きくて、あったかい。
彼の手袋の中に一緒に手を入れた。
すっぽり包まれて、何だか幸せ…。
何だろうこの匂い…どこかで嗅いだような、
懐かしい、いい匂い…。
彼の眼を覗いてみた。
不思議な眼をしてる…。
薄い茶色で、あたしと全然違う…。
こんな眼してたっけ?今までずーっと気付かなかった??
あぁ・・・彼はあたしが眼を見ようとすると必ずサッと眼をそらしてた。
だから、ずっと眼の奥を覗き込む事が出来なかったんだっけ。
ふぅーん、こんな色してたんだぁ…
ぅーん…彼が
「意識を飛ばしてみーと手を繋いでると凄く安心する」
って言ってたけど、本当に安心するね。
夢じゃなく、現実に一緒に見る青い空には飛行機が旋回してる。
何度も、何度も…4機もいる!
いい天気…でも寒いなぁ!
あたりはだんだん薄暗くなって、ゴスペルソングが聞こえて来た。
どんどん暗くなって星が出て来た。お月様も。半分のお月様。
いつまでたってもイルミネーションが点灯しないので、
彼「歩こうか」
と公園をあとにして。ざわめき、人混み。
ここ最近、クリスマスって言ったって、心ときめく事って無かったなぁ。
カップルや家族連れが沢山いて、みんなイルミネーションが灯るのを待っている。
途中、お揃いのストラップを買って、二人でケータイにつけた。
駅まで歩く。
あ、イルミネーションがついた!
み「綺麗だねー♪」
すごい人出だ。デジカメで写真を撮った。
今年初めて雪を見たので嬉しくて踏みまくった。
笑ってばっかり。ここまでは。
駅の階段を下りる。
時間がこれほど短いものだって、その時から思い始めていた。
彼がなかなか帰そうとしてくれない。
あたしだって帰りたくはない。でももう時間が…。
彼「ねぇ、コーヒー飲もうか。」
そう言って彼が缶コーヒーを買ってくれた。
その後改札に向かおうとした瞬間に、彼の鮮やかな速攻…!
やられた!って感じ…。
一瞬何がどうなったのか全くわからなかったよ…。
ふわぁ…と飽和状態。
ふと眼を見つめたら、吸い込まれて…足がフラフラした…。
我に返ると…こんな人混みの中で…って恥ずかしかったけど、
新宿の居酒屋で「キスしたらわかる」
そう言ってた彼の言葉が鮮やかに蘇ってきた。
ホントだ…この事だったんだ…。
何だろう…この感覚…。
何もかも全部吸い込まれてしまいそうな、この感覚…。
あたしの許可なく、あたしに手を出す事なんて
一度も無かった彼が、こんな不意打ちで…!
離れがたくて、離れがたくて、抱きついてしまった。
駅の階段を下りながら何度も振り返った。
帰りの電車の中でかすかに残る彼の匂いを感じてた。
夜、東京の自宅へ電話してみたけど、
旦那が電話に出る事はなかった。
12月24日
みーを乗せた新幹線はお昼過ぎに東京を出た。
待ち合わせ場所に1時間も早くついてしまったよ。
ここに来る途中、オレは五円玉を拾った…。
時間を潰そうと喫茶店でコーヒーを飲む。
デッキに出たら、すぐ右に階段があるから
そこを降りてきて、って言ったよね。
しかし、やられたり〜階段手前のドアから突然でてきた!
たまらなかった…!
公園へ連れて行って、一緒に写真を見たね。
昔、自動車学校で貰ったみーの写真…。
大分前に嫁さんに勝手に破り捨てられてたから、
みーにもう一度見たいってお願いしておいた。
見たのはすごく久し振りだった。
懐かしい…指でなぞる。
確かに写真のみーを知ってる。
でもここにいるみーが愛おしい。
暗くなるまで手の小さなみーと
オレのでかい手を重ねてみる。
包めるほど違う。みーの手…こんなに小さかったんだ…。
みーがオレの眼を覗きこんで、不思議な眼だとか言う。
今回は、真っ直ぐに君の眼を見つめ返したからね。
みーも不思議な眼をしてるんだぜ。
黒目のキワの部分が青い。白目もブルーがかっている。
おれもじっとその眼を見ていた。
逢って話す事なんて、沢山あった。
あったはずなんだけど…言葉で伝えるより手を繋いでいるほうが安心した。
オレは帰って来た。
みーも帰って来た。
それだけで、いい。
一緒に見る空、飛行機が何度も何度も
僕らの周りを旋回していたね。
僕の手をおいしそうだとカジル真似をしてる、みー。
笑えた…何だか笑えた。
もう抱き締めたくてしょうがなかったよ。
あまりに寒いので、駅に戻る。
もう6時を回っていた。
道の端に残った雪の上をわざわざ歩く怪しい女、みー。
駅の階段を下りたら、魔法が消えてしまいそうで怖かった。
「ねぇ、コーヒー飲もうか?」
考えたらオレ達、飲まず食わずで…!
帰したくない、帰りたくない、その思いだけが
僕らの心を支配してたね。
缶コーヒー、熱いから少し冷ましてから渡す。
その後、みーが改札に向かおうとした瞬間
磁石のようにオレはみーを引き寄せた。
メリークリスマス…他人が見てても…
どうでもよかった…キス…
メリークリスマス…歳なんて忘れちゃえ…
離れがたくて、離れがたくて…抱き締めた。
もう一度キス…。
みーの魂ごと吸い込んで、強く抱き締めた。
あの瞬間、時間が止まったように感じなかったかい?
駅の階段を振り返りながら下りるみーをずっとずっと見送った。
帰りの電車の中で、ふと感じるみーの匂い。
みーくさい。あはは!
僕らだけの世界。誰も邪魔する事は出来ない。
それにしても寒かった… https://love.blogmura.com/←1日1回ポチしてください♪
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自分も罰にならなければみ〜しゃんの如く↑↑記事書いてたな…
でも、罰でなければブログも、みーしゃん、Sさん、他の方々、失恋のRちゃんみんな、みんな♡出逢えなかったんだろうな〜
【baybay〜出会いってたとえ顔や眼が覗けなくても
たとえブログであっても〜ブログでも記事書かない人がたくさんいる中でこうしているのだから偶然と必然と奇跡がジリジリっと(^.^)/~~~なんでしょうね】
2008/4/1(火) 午後 6:07 [ ★×taku★ ]
【タクさん】
ゥン((o゚д゚)o__))ゥン たとえネットでもいいお友達に出会えたりしますよね!
言葉のニュアンスで伝わるものは、顔を知らなくても全然大丈夫♪
誠実な人も沢山いるはずなんですから。
あぁ、第四章でハートマークついてないのは二度目の記事です。
何度も読ませてすみません(汗)
2008/4/1(火) 午後 6:21