全体表示

[ リスト ]



一口に滝を愛する「滝バカ」と言われる人達は、
さらに、さまざまな種類に分類される。

1 とにかく滝を巡ることが好きな人
2 絶対に滝壺に到達しなければ、滝に行ったとは言えないと主張する人
3 滝壺に全裸で入ることに、至福の喜びと感じる人
4 3D写真を撮るために、どんな悪路であっても一脚に二台のカメラをセットした武器を持参する人
5 目的の滝を撮影するがために、某国営テレビを動かし、ヒマラヤ遠征隊並みの装備で目的を達成した人

などなど・・・
で、極めつけが、大きな滝を見ると、登りたくて仕方が無くなってしまう人たち。
(とは言っても、エンジェルフォールを初登攀したK氏は、沢登りが大嫌いという稀なケースもある。)

そんな訳で、今回の事件は起こってしまったわけで、
マスコミは、彼らに対し執拗にネガティブな方向で報道をし、
それを見た一部の一般人が、執拗なバッシングをしているのですが、
「滝バカ」の視点でこの事件を、見るとまた違った側面があるのではないでしょうか?



まず、「立入禁止と書かれた柵を乗り越え・・・」

↑これ、「滝バカ」以外にも「廃道マニア」などの人ならしたことのある人、
結構いるんじゃないかな?

そう、「立入禁止」の解釈が、我々は一般人とずれていて、
目的の対象物を目の前にすると、
「立入禁止→自己責任のうえ立入可」と勝手に脳内で変換してしまう傾向にある。

今回の3人は、現在日本を代表するエキスパートで、
当然、この「立入禁止」は、
一般の観光客向けの危険防止ものであって、
危険を克服する能力を有する自分たちには
あてかはまらないと考えてしまっても、正直不思議ではありません。


さらに、宮司のコメント
「2700年の歴史上、こんなことは初めて。
ご神体として祭られているところに入るなんて宗教を侮辱(冒涜)されているようなもの。
泥付きの土足で他人の家に上がるよりひどい。
有名人だろうが関係ない。ぶん殴ってやりたいぐらいだ」


宗教的に重要な滝であることは、理解できます。
が、日本中いたるところにある「不動滝」と呼ばれる御不動様が祀られた滝を登攀すると
そこの地元民が押し寄せて袋叩きにあうなどということ聞いたことがありません。
それだけ、特別な滝なんですね〜

でも、その割に、この滝の上流に道路はあるし
滝のすぐ下流には治水用のトンネルがあったりしません。
滝がそんなに神聖な御神体なら、
私に言わせれば那智川そのものも一体として御神体なのでは?と言いたいところです。

この辺りが、彼らが勘違いしたそもそもの発端だったのではないでしょうか。


それに、「侮辱」とは、相手を馬鹿にしてはずかしめることをさすが、
それは「意図的にという但し書きがつくもので

今回のように、那智大滝も日本中にある大滝の一つと考え、
御神体であることは、全く知らずに登ってしまった場合、
侮辱というのは、ちょっと言いすぎではないでしょうか。


また、宮司という宗教家の発言としては、ずいぶん暴力的です。
せめて、「末代まで呪いをかけてやる」ぐらいにしてほしかったwww


さて、登攀者という者は、今回のように大きく美しい滝に対しては、
少なからず、畏怖の念を抱いて、自然に敬意を払って挑んでいると思います。

那智熊野大社は、侮辱だの冒涜だのと言うけど、
ナチュラルプロテクションという岩壁を痛めることなく、
己の力のみで登るフリークライミングで
登攀に挑んだ彼らの行為は、十分宗教的な行為と解釈してもいいと私は思っています。


今回の事案の発端は、御神体であることを認識していなかったこと。
いつもの癖で「立入禁止」をすりぬけたこと。

この二つが大きな原因ではないでしょうか

同じ滝バカの一人としては、彼らを批判する気もないし、批判できる立場にもありません。

それよりも、こんなくだらないことで、
ずいぶん割に合わない社会的制裁を受けるに至ってしまったことが
残念でなりません。

閉じる コメント(8)

顔アイコン

この事件に関しての、意見は何もありませんし、確かに立入禁止の場所に対する認識の甘い自分が、意見を述べられる立場ではありません。
ただ、3D滝バカへの高い評価ありがとうございます。

2012/7/19(木) 午前 7:46 瀑やん

新聞でこのニュースは知りました。
スダッチさんに同意です。
このニュースに限らず、おいらは(も)マスコミの偏った報道は大嫌いでして。

話はずれるが、大津市の自殺の件もそう。もちろんいじめた人間は100%「悪」です。絶対許せないです。でもこいつら(いじめた人間)が、この報道を機に悩んで自殺したらマスコミはどう責任とるんでしょ。あるいは教育委員会の人が自殺したら、アホなマスコミは擁護するんすかね。
「いじめはいけない。でも自殺も家族・友人が悲しむのでいけない。」と誰も言わないという。

「賛成95%、反対5%」でも、「反対」の人のインタビュー流し続けますからね。

話ずれましたね^^;すみません。

イイね!ぽち

2012/7/19(木) 午前 8:34 nagashi917

スダッチさん
世に数ある不動滝と那智熊野大社の御神体である那智の滝を同格に扱うのは,違うと思いますヨ。

不動滝の「不動明王」とは,そもそも修験の神様。なので,修行の場での行水や滝登りも許されるでしょうが,那智は,滝に神格が与えられた,いわば御本尊。従って,神様を足蹴にするなど言語道断という宮司の言葉は当然なのです。

>那智川そのものも一体として御神体なのでは?
果たして「川」に,敬意や畏怖の念を感じて手を合わせる人がどれだけいますか??? 神格が与えられたのは,雄々しく美しい滝に人々が自然と手を合わせてきたからでしょう。まして,道路工事など,それは滝が神格化された後の話です。

>十分宗教的な行為と解釈してもいい
などとは,とても思えません。
滝バカなら,那智が「御神体」であることを知っていて当たり前。
結局,彼らは征服欲が強いクライマーなんですヨ。
いくら畏怖や敬意を払ってのぞんだとしても,神様を「征服」しようとする行為に宗教的意義など微塵もありません。

2012/7/20(金) 午前 1:01 瀑泉

瀑やん、「なぜ、立入禁止なのか?」ということについて「立ち入る」前にお互い十分考えてから、行動することを心がけましょう。

2012/7/20(金) 午後 9:25 [ スダッチ☆since1976 ]

nagashi917さん
マスコミの偏った報道は、確かに憤りを感じますが、
ただ、大津市のいじめ自殺問題と今回の件は全く違うもので、
大津市の問題の場合は、実際犠牲となった少年が存在するわけでして
ちょっと同列ではコメントして欲しくないです。
(生意気なこと言ってスイマセン。)

2012/7/20(金) 午後 9:39 [ スダッチ☆since1976 ]

瀑泉さんの不動滝と那智大滝の違いに関する御指摘ありがとうございます。
私自身の考えとしては、自然にあるものを御神体としているのであれば、
他者に対しもう少し寛大な姿勢あってほしいと思っています。
(破壊を目的とした他者に対しては断固とした態度が必要ですが。)
また、今回事件を起こした者のみならず、私自身も、
宗教的なバックグラウンドの調査およびそういったことが存在する場合における対応
(所有者へ良家の許可を求める等)をおろそかにしてはいけないと考えさせられました。

一つ反論を申し上げれば、クライマーがその目的を果たした時、
「征服」といった感情を持つように思っていらっしゃるようですが、
登攀も登山と同じようにその自然を五感で感じ、
自らの存在の小ささを再認識する行為でして、
けっして「征服」などといったおいそれた感情など抱いていないということだけは理解して下さい。
(よって神様を征服したいなどとは、絶対に思いません。)

2012/7/20(金) 午後 10:11 [ スダッチ☆since1976 ]

スダッチさん
「征服」は言い過ぎましたが,クライミングでも縦走でも山をやる以上,「制覇」したい感情を,σ(--)も含め,持っていない人など果たしているのでしょうか???

それと,「立入禁止」ですが,那智は『神域』として,滝壺にさえ容易に近づけないように管理されていたと記憶しています。

もう20年以上も前になるので定かではありませんが,分類「2」(絶対ではありませんけどネ。)に属するσ(^^)が,涙を飲んであきらめましたからネ。

なので,事故があっては困るなど行政の都合で決められた「立入禁止」とはわけが違うのですヨ。

まぁ,どんなに偉そうなことを言っても,「神罰」が下らない後者は「自己責任」で通過していますがネ。

2012/7/21(土) 午前 0:49 瀑泉

瀑泉さん、私個人としては「征服」というよりは、「達成感」という自己満足の感情しかありませんが。

北中氏の著書における那智の滝の説明においても「滝の正面に立てば思わず合掌したくなるくらい、崇高な雰囲気を漂わせる。」とあるように、通常ならば「立入禁止」を越えようという感情にはならないというのが当たり前ということは、私自身も理解しています。

ちなみに、華厳の滝の滝壺に足を踏み入れると、魂が黄泉の国に引きずり込まれるという話を私は、まじめに信じてます。

2012/7/21(土) 午前 9:30 [ スダッチ☆since1976 ]


.
スダッチ☆since1976
スダッチ☆since1976
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(1)
  • 滝バカ
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事