ならす
大辞泉
なら・す【▽均す/▽平す】
1 高低・凹凸をなくして平らにする。
2 平均する。
なら・す【慣らす/×馴らす】
1 ある状態・環境になれさせる。少しずつ何度も試みて、そのことが当然のことになるようにする。また、うまくやれるかどうか前もって調子をためしたり整えたりする。なじませる。順応させる。
2 動物を訓練して、なつかせる。人になじみ親しむようにする。
なら・す【▽生らす】
果実を実らせる。実を結ばせる。
| 「奈良」という地名の語源の説はいくつかあるそうだが そのひとつに朝鮮語由来で「国」というのがある。韓国朝鮮人がよく口にする我が国という意味の「ウリナリ」の「ナリ」の部分であるようで 古代朝鮮語というか任那語や新羅語や百済語の「国」という意味をなんと発音したかわからないが ありそうでない説だろう 地名というものは征服した土地ならいざ知らず 征服した土地でも先住民の使っていた地名の発音に由来する場合の方が多く 入植集団の多い地域を「国」と言い伝える動機もない。しかし奈良は偶然にして大和朝廷の発祥の地であり「くに」であったので 大和言葉の「なら」にも国の中心にふさわしい意味合いが隠れていてもおかしくはない。奈良という土地は古くから「均された」平たく住みやすい処であったのだろう。 |
| さてこの度の地震と津波と放射線問題で甚大な被害をこうむった地域の復旧と復興が国家的課題となるわけだが 地を整えて「均す」という防災と自然の驚異にははむかえないものと身を土地に「馴らす」という区切りをつけて 実を「生らす」ということが人の住み着く「くに(郷)」なのである。 |
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