ジャグリング・パフォーマーのちゃんへん氏 の講演会にいった。
パフォーマーの公演&講演。
54か国に行って、世界のトップの栄冠も勝ちとったパフォーマンスは見事だった。
4年間毎日8時間の練習を重ねてやっとできたという、
演技を5分間という短い時間に凝縮して見せてくれた大技もあった。
まだ完成していないというパフォーマンスを、「ミスなしで挑戦します!」といってやってくれたときに、
失敗してしまった。「失敗しないことより挑戦することのほうが楽しい!」といって、見事世界初の技を
私たちにみせてくれた。
講演では、彼がパフォーマーになるまでの、在日朝鮮人として生い立ちを話してくれて、
彼が14歳の時に作った「根無し草」 「ワンピース」「おじいちゃんの歌」をラップで歌った。
素晴らしい詩で、おもおわず涙が、あふれてしまった。
目かくしされて、日本に連れてこられた祖母、14歳で朝鮮から船で逃げて日本に命からがらやってきた祖父
履歴書が必要な職にはつけず、様々な制約を課せられた、祖父母、両親―そして自分は、祖先のみんなから比べたら、いろんなことを自由に選択できる。祖先に恩返しのためにも、みんなができなこったことを自分がやるときめて、「表現」の道に入ったそうだ。
200名からの中学3年生と一緒に見ていたのだけれど、始まるまで整列するにもうるさく、時間もかなりかかっていたのだが、始まった途端から終わりまで90分間、彼らはの目は、ちゃんへん氏にくぎづけ。
ちゃんへん氏が 小学生4年、いじめにあったときのこと。
いじめっ子に、いじめをしてはいけないと諭す校長先生に、ちゃんへん氏のお母さんは言ったそうだ。
「いじめより楽しいこと、夢中になれることを子どもたちに教えなければ、いじめはダメ!といくら言っても
いじめはなくならない」と。
祖母は、彼が幼稚園のころから、何かで一番にならないとこの国で生きてはいけないと厳しくしつけたそうだ。
世界のトップになった人の言葉―一つ一つの演技、言葉、詩、重たくて、輝いていました。
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