不協和音にも一分の理

オタクのオタコのタコ壷の日々・・・映画は黒澤明監督 漫画は手塚治虫先生 現在「ベルセルク」にハマってます

黒澤明に狂って

[ リスト | 詳細 ]

私が映画を観はじめた頃・・・黒澤バッシングがありました。
「生きる」と「七人の侍」以外は、全部駄作であったとしても!
黒澤監督は、超一流の・・・映画界の宝なんじゃ・・・
と、私は思いました・・・30本すべて標準以上!だと思うし・・・むしろ・・・評価の低い作品ほど愛おしい・・・
記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]

生きものの記録

イメージ 1





『 死ぬのはやむを得ない にしても


 ( 原水爆と放射能に ) 殺されるのは ごめんだ!!!』








1955年・・・今から56年前に劇場公開された『 生きものの記録 』は・・・


あの・・・『 七人の侍 』の・・・翌年の作品です〜・・・


『 七人の侍 』で元気いっぱい菊千代を演じた三船敏郎さんが・・・


35歳の若さで70歳の老人を演じたことが話題となったと言われています・・・が・・・



黒澤明監督の全30作品中・・・ワーストワン・・・


アメリカでは長いこと公開禁止作品だった・・・と・・・言われる・・・悪名高き作品です〜・・・





『 七人の侍 』の・・・ような作品を期待して劇場に行った観客が失望してしまうのは・・・


当然です・・・


しかし・・・


福島第一原発の被害に揺れる今・・・思えば・・・


『 七人の侍 』より・・・意味のある映画かもしれません・・・


実は〜・・・


先月・・・福島第一原発で水素爆発が起きた3月15日・・・


避難したいオタコと・・・避難の必要はない・・・とする背の君とで・・・


夫婦喧嘩になりました〜・・・


「 お前は被害妄想が強すぎる 」と・・・言われて・・・結局避難できなかったのですが・・・


気分はもう中島喜一( 生きものの記録の主人公 )・・・でした〜・・・






1954年・・・アメリカのビキニ環礁で水爆実験がおこなわれ・・・


近くの海域で操業していた日本の漁船・・・第五福竜丸が被爆・・・


乗組員が死傷しました・・・


このニュースに驚き・・・


米ソの原水爆兵器開発競争に巻き込まれて死ぬことを恐れた主人公は・・・


家族全員で安全な所に避難することを決心します・・・


しかし・・・水爆被害など他人事と考える周囲とのギャップは大きく・・・


まるで・・・風車に突撃するドンキホーテ状態・・・


かなしいかな・・・彼につき従うのは忠実なサンチョ・・・ではありません・・・


あたかも・・・リア王のように・・・我が子たちから裏切られ・・・狂ってしまうのです・・・















『 あらかじめ分かっている問題にどうして対処しようとしないのか 』というのが・・・


『 生きものの記録 』のテーマなのだそうです・・・


今回の原子力発電所の事故では・・・想定外・・・という言葉が連発されていますが・・・


核は・・・兵器ではなく・・・平和利用目的の発電所であっても・・・


不測の事態があれば・・・


とりかえしのつかない重大な被害をもたらすことは・・・わかっていたのでは・・・






1997年から『 原発震災 』という言葉で・・・


地震災害と・・・地震による原子力関係施設の事故との複合災害を警告されていた・・・


神戸大学名誉教授 石橋克彦氏は・・・


地震研究者であられる立場から・・・はっきりと・・・


地震の影響を受けないと断言できる場所は日本にはない! ・・・と・・・


仰っています・・・


震災前・・・高レベル放射能廃棄物の地層処分は安全である・・・とか・・・


原子力はCO2を出さないクリーンエネルギーだ・・・とか・・・


いうCMがた〜くさん・・・ありましたが・・・


あれは・・・もう放送されないでしょうね・・・


それとも・・・のどもとすぎれば復活するのでしょ〜か・・・


そしてまた・・・


原発推進論者は・・・原発廃止を訴える人を狂人あつかいするのでしょうか・・・





















『 生きものの記録 』の主人公・・・喜一の見た妄想・・・


「 地球が燃えている 」・・・が・・・現実にならないためには・・・


なにをしたらよいのでしょう・・・

こんな夢をみた

イメージ 1





      おっかい ものっ ♪


              おっかい ものっ ♪



って・・・


てくてく駅前のスーパーまで出かけていきましたら・・・


と〜とつに暗くなって・・・


豪雨になりました〜・・・


ひ〜え〜・・・って・・・


本屋さんに入って雨宿りしていましたら・・・


雨は・・・降り出した時と同じように・・・


と〜とつに止み・・・


虹が出ました・・・


おお・・・っ・・・


つい・・・黒澤ファンは・・・


第28作目にあたる・・・


『 夢 』・・・の・・・


第一話 日照り雨・・・を・・・


思い出してしまいます〜・・・


「 こんな夢をみた・・・ 」で・・・始まる・・・


八つのオムニバスストーリー・・・



個人的には・・・


第二話の・・・桃畑が一番スキでした〜・・・










1990年に公開された映画ですので・・・



もう・・・19年前ですね〜・・・


ブログに載せようと思って・・・


パンフレットを見直したら・・・


第六話の『 赤富士 』の写真で・・・


ムスコをオブイヒモで抱っこして・・・


ムスメの手を引いて幼稚園に通っていた頃を思い出しちゃって・・・


なつかしいやら・・・なんやら・・・


赤ちゃんと幼稚園児・・・


一番しんどくって・・・


一番・・・楽しいころでしたね〜・・・


最近は・・・オブイヒモを使わないで・・・


手で抱いているだけの人をよく見かけるのですが・・・


何かがどーん! ってぶっつかってきたりしたら・・・


赤ちゃんが・・・ぽーん! と・・・投げ出されたり・・・


しないだろ〜かと・・・ヨソサマの赤ちゃんとはいえ・・・


心配してしまいます〜・・・


でも・・・前抱っこしてた頃・・・


後に背負いなさい! って強制するオバちゃんとかに・・・


私は私のやりかたで私のコドモを育てますので・・・


余計な干渉はしないで欲しいわ・・・


と・・・思ったものなので・・・口には出しません〜・・・












「 こんな夢をみた・・・ 」って・・・


夏目漱石の『 夢十夜 』ですね〜・・・


『 夢十夜 』を・・・


フロイト流に分析した本を読んだことがあります〜・・・



どなたか・・・黒澤明監督の『 夢 』を・・・


分析した本を御存知ないですか・・・?


あるんなら読みたいです〜・・・



     

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 


 「 なに! ピストルを盗まれた?! 」


 「 はいっ! 申し訳ありませんっ!!! 」







 『 野良犬 』・・・は・・・


 若い未熟な刑事が・・・通勤途中の満員バスの中で・・・


 携帯していた拳銃を盗られて始まります・・・


 犯人を追いかける新米刑事は・・・


 見たことも無い超美青年なんですが・・・


 顔面蒼白・・・必死の形相で・・・


 《 その日は その夏で一番暑い日だった 》 にも・・・かかわらず・・・


 全力疾走する彼の全身が・・・冷たい汗と・・・激しい動悸で・・・


 爆発しそう・・・な・・・カンジ・・・で・・・


 観ている私は・・・


 手に汗握り・・・息を詰まらせる様にして・・・


 ぼくのコルトが・・・犯罪に使われる前に・・・


 なんとか犯人を捕まえなければ・・・と・・・


 主人公と一体化してしまいました〜・・・







 


 



 この作品は・・・


 1949年に公開された上映時間122分の作品です・・・


 敗戦から・・・まだ4年・・・


 参照画面 2 を御覧ください・・・電話の形が・・・


 『 となりのトトロ 』してます〜・・・






 刑事が犯人を追う・・・その捜査過程を描き・・・


 日本映画界に【 刑事もの 】というジャンルを確立し・・・


 多くの影響を与えた作品だそうで・・・





 1987年のアメリカ映画『 リーサル・ウェポン 』のリチャード・ドナー 監督は



 危なっかしい若造と包容力のあるベテラン刑事という主人公たちのキャラクターは


 クロサワの『 STRAY DOG 』を参考にしたと・・・言っています・・・








 私は・・・刑事もの・・・と言えば・・・


 TVの『 太陽にほえろ! 』を観て育った世代です・・・


 松田優作さんの演じるジーパンが疾走するシーンは・・・


 多くのファンを魅了し・・・かのBGMと共に・・・


 走るシーンは同番組の基本コンセプトのひとつとして・・・


 後々まで受け継がれた・・・と・・・言われています・・・が・・・





 『 野良犬 』を観た時・・・


 目からウロコが落ちました・・・っ・・・!!!





 全力疾走すれば・・・人は苦しいのです・・・




 あたりまえのことですが・・・しかし・・・





 映像の世界では観客は・・・


 全力疾走する登場人物の映像と一緒に・・・


 爽快感・・・や・・・達成感・・・といった・・・


 都合のいい・・・気持ちいい・・・感覚だけ・・・


 味わうことが出来る・・・の・・・です・・・


 それも・・・映画が観客に与えてくれる楽しさのヒトツ・・・ですが・・・


 黒澤明監督は・・・『 野良犬 』の中で・・・観客に・・・


 主人公の全力疾走と一緒に・・・脇腹が痛くなるような・・・


 疲労感・・・焦燥感・・・を・・・味あわせ・・・


 映画・・・という虚構の世界で・・・


 虚の中の実を追体験させて下さいます・・・うう・・・っ・・・


 たまりません・・・







 走って転んでまた走る・・・


 失敗を挽回しようと一生懸命なのに・・・


 失敗ばかりしてしまう主人公は・・・


 白っぽい夏のスーツとハンチング帽も初々しく・・・


 か・・・っ・・・か・・・っ・・・


 かっわい〜〜〜・・・です〜〜〜・・・!!!






 そして・・・この主人公の・・・


 精神的な双生児のような位置に・・・


 コルトを手に入れたことによって・・・


 しだいに重い罪を犯していってしまう青年が配置されています・・・


 


 戦争と・・・戦後の混乱のなかで・・・


 堕ちてしまう者と・・・抗う者・・・


 同じような体験をして・・・犯罪者と刑事にと・・・


 人生の明暗をわける青年達・・・


 最後・・・ドロだらけの格闘の末・・・


 どっちがどっちだかわからなくなってしまう場面に聞こえてくる・・・


 「 蝶々 」・・・


 すごすぎ・・・でした〜・・・















 あ〜〜〜・・・面白かった〜〜〜・・・っ・・・!!!


 と・・・思って・・・パンフレットを見て・・・


 キャストに・・・三船敏郎・・という名前をみつけ・・・


 え・・・っ・・・?


 三船敏郎さん・・・出演してたの・・・?


 何の役だったの・・・?


 え・・・えええ・・・え〜〜〜・・・???


 でした〜・・・








 


 黒澤明監督は・・・


 優れた時代劇をたくさん残して下さいました・・・が・・・


 刑事物も・・・優れていますね〜・・・


 誘拐事件を扱った『 天国と地獄 』と・・・


 どちらも見応えがありますが・・・


 選べるのなら・・・『 野良犬 』を先に観ることをオススメします〜・・・



 

 

彼岸の風に吹かれて

イメージ 1

 


 黒澤明監督は・・・1998年 9月6日・・・


 午後零時45分 東京世田谷区 成城の自宅で・・・


 脳卒中のため死去されました・・・


 88歳でした・・・


 遺してくださった作品は・・・30本・・・


 『 生きる 』と『 七人の侍 』の・・・2作品だけでも・・・


 映画監督として・・・世界に誇れる御仕事をされた・・・


 と・・・思うのです・・・


 ともかく・・・観て・・・損をした気分になる作品が無い・・・


 もの凄く内容の充実した・・・


 日本人らしくないボリュームのある作品ばかりで・・・


 御高齢になられても・・・映画に意欲的だったのは・・・


 ほんとうに・・・凄い・・・です・・・


 ( ヒッチコックでさえ晩年は創作意欲が萎えておられたのに )


 『 雨あがる 』『 海は見ていた 』『 どら平太 』・・・


 などのシナリオが遺されていて・・・


 過去の作品の栄光にまったり浸ったりせずに・・・


 命があれば・・・まだまだ映画製作に挑戦し続け・・・


 的外れな批判や嫉妬の渦巻く世界で・・


 新作を撮られたのだろうと・・・思うと・・・


 とことん・・・


 貴族型ではなく・・・武家型の性質であられたのだ・・と・・・


 その・・・東男ぶりに・・・うっとり・・・いたします〜〜〜・・・








 参照は・・・『 夢 』の撮影中・・・


 笠智 衆さんとの休憩時間・・・


 穂高の・・・水車の回る・・・


 美しい河のほとりで・・・


 目をとじて・・・川風に吹かれておられる御様子です〜・・・

イメージ 1

イメージ 2

 





 私は・・・「 西の魔女が死んだ 」に・・・


 興味が湧きません・・・


 それは・・・たぶん・・・


 祖母・・・の・・・年齢を考えれば・・・


 《 戦争 》を・・・避けることが出来ない筈じゃないのか・・・


 と・・・いう・・・思いがしてしまう・・・からです・・・


 原作者も・・・映画の監督も・・・


 戦後生まれなのでしょう・・・


 そりゃ・・・私も・・・戦後生まれですが・・・


 おぼろげにも・・・


 綺麗ごとじゃいかない人生を背負ったカンジの祖母でないと・・・


 納得・・・できない・・・です〜・・・


 シャーリー・マクレーンの娘さんには・・・


 陰影も・・・トラウマも・・・感じられなくって・・・


 ぜんぜん・・・萌ません〜・・・


 す・・・スミマセン・・・


 ターシャ・テューダーのコスプレしているようにしか見えないです〜・・・






 


 どうせ観るなら・・・


「 夢 」の・・・笠智衆さんの右に出られるほどの・・・


 美老女・・・!!!


 外見ファッションでなく・・・


 存在感の美しい・・・本物の・・・美老女・・・!!!


 観ましょうよ・・・


 


 



 主演女優が・・・85歳・・・って・・・いうのは・・・


 珍しいのではないですか・・・?


 あ・・・リリアン・ギッシュが・・・


1987年公開の『 八月の鯨 』(リンゼイ・アンダーソン監督)で・・・


 90歳を超えているとは思えない若々しい・・・


 瑞々しい演技を披露してますが・・・


 題名に・・・八月と付けたのは・・・意識されたのかな・・・?


 



 





 夏休み・・・お父さんや・・・お母さんから離れて・・・


 いとこ達と・・・田舎のおばあちゃんの家ですごす・・・



 


 実際に身に覚えがある人は勿論・・・


 そんな思い出なんて無い人も・・・


 ある種の・・・デジャヴ・・・を・・・感じてしまうのではないかな・・・


 と・・・いう作品が・・・


 「 八月の狂詩曲 」・・・です〜・・・








 カラー作品です・・・


 滝壺が・・・


 体感温度が下がりそうな位・・・


 とっても美しいエメラルドグリーンをしています〜・・・


 リチャード・ギアが・・・


 おばあちゃんの甥として出演しているのですが・・・


 出演記念に・・・


 撮影で使われた〔 おばあちゃんの茅葺き屋根の家 〕を・・・


 アメリカに持って帰りたい・・・!


 と・・・言い出して・・・


 美術監督を困らせちゃったそうです〜・・・( 笑 )


 「 ハチ公物語 」は・・・いつ日本公開なのかな・・・?

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事