不協和音にも一分の理

オタクのオタコのタコ壷の日々・・・映画は黒澤明監督 漫画は手塚治虫先生 現在「ベルセルク」にハマってます

ギリシャ神話の世界

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身軽だった独身時代・・・
子供の頃から好きだったギリシャ神話の彫刻を見るためにヨーロッパまで出かけました。
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ヒュラスと水妖

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 ジョン・ウイリアム・ウォーターハウスの・・・


 「 ヒュラスと水妖 」です〜・・・




 ヒュラスは・・・ギリシャ随一の英雄 ヘラクレス・・・の従者・・・


 っつ〜か・・・ぶっちゃけ《 御稚児 》さんです〜・・・



 この・・・


 どことはなく・・・


 隠花植物的な危うさを・・・漂わせている美青年のヒュラスと・・・


 彼を・・・冥い沼の底に引き込む為に・・・


 ゆっくり・・・密やかに・・・


 取巻いている・・・水中花のような・・・美少女たち・・・


 青白い肌が・・・沼の碧に映えて・・・


 年若く・・・女性に免疫の無い・・・ヒュラスでなくても・・・


 心も・・・命も・・・奪われてしまいそう〜・・・


 

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 これは・・・ギリシャ神話ぢや・・・なくって・・・


 ダンテの「 神曲 」を・・・テーマにした・・・


 ロダンの「 地獄門 」の・・・一隅にいる・・・


 若い恋人たち・・・なんですが・・・






 御二人とも・・・実在の人物で・・・


 イタリア版・・・義経と静御前・・・と・・・言えちゃうかも・・・






 パオロ・マラテスタは( Paolo Malatesta, 1246年 - 1282年 )


 リミニの領主マラテスタ・ダ・ヴェルッチョの三男で・・・


 兄はジョヴァンニ・マラテスタとマラテスティーノ・マラテスタ・・・




 パオロは・・・1269年に・・・


 ギアッジョーロの相続人オラビレ・ベアトリーチェと結婚し・・・


 息子ウベルトが後を継ぎました・・・


 常に女性の注目を集める美青年だったそうで・・・


 ギベリンとの戦い・・・および・・・


 ウルビーノ領主グイド・ダ・モンテフェルトロとの戦い・・・


 などで武功をあげています・・・


 ラヴェンナ領主グイド・ダ・ポレンタ( フランチェスカの父 )


 とともにトラヴェルサーリとも戦いました・・・




 1282年3月・・・


 ローマ教皇マルティヌス5世により・・・


 フィレンツェの民衆隊長(podesta)に選ばれ・・・


 この時に・・・ダンテは彼に会ったといわれています・・・


 順風満帆だったパオロの経歴は・・・


 兄ジョヴァンニの妻・・・


 フランチェスカ・ダ・ポレンタとの恋愛が露見し・・・


 二人ともジョヴァンニに殺されたため・・・ここで終わっています・・・







 ダンテが『 神曲 』地獄篇に・・・


 パオロとフランチェスカを登場させたので・・・


 以後・・・


 いろ〜んな芸術家の題材にされて・・・


 不貞純愛の代名詞になっちゃったみたいで・・・す・・・ね〜・・・


 チャイコフスキーは曲を作るし・・・


 画家の題材になった数は数え切れないし・・・


 
 与謝野晶子だって・・・こんな歌を詠んでいます〜・・・





  爐の火燃ゆ フランチェスカのこの中に ありとも見えて美しきかな





           晶子が42歳の時に出した歌集「太陽と薔薇」収録・・・




 個人的に・・・一番好きなのは・・・


 この・・・ロダンの・・・ブロンズです〜・・・


 義理の姉弟・・・なんですが・・・


 なんか・・・


 二人の容姿が・・・似通っていて・・・


 どことはなく・・・近親相姦くさくって・・・


 萌・・・っ・・・


 腐っ・・・腐っ・・・腐っ・・・







 

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 ギリシャ神話の地獄の刑罰は・・・


 日本のものとは違って・・・


 あんまり・・・おどろおどろしくもなく・・・


 痛そうでもありません・・・


 でも・・・


 無意味なことを延々やり続けなければならない・・・のは・・・


 肉体的な苦痛以上に・・・


 しんどそう・・・





 永遠に満たされることの無い水瓶に水を注ぎ続けなければならない


 ダナオスの49人の娘たち・・・


 実は・・・


 ダナオスの娘は・・・50人・・・いたのです・・・


 ダナオスは娘達に・・・


 婚礼の夜に・・・新郎を刺殺することを命じます・・・


 父親の命令に従って夫を殺した49人の娘達は・・・


 死んだ後・・・


 地獄に落ちて・・・


 刑罰を受けています・・・


 父の命令にさからい・・・


 秘かに夫を逃がした娘は・・・


 アルゴスの市民から王妃に選ばれます・・・


 死んだ後どうなったのかは・・・知りません・・・






 参照はウィリアム・ウォーターハウスの「 ダナイスたち 」です・・・

恋歌

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 ヤチホコの 神のみことは                   ヤチホコの神のみこと


 ヤシマ国 妻まきかねて                    ぬえ草の 女にしあれば


 遠々し 高志の国                         我が心 浦すの鳥ぞ


 賢し女を ありと聞かして                    今こそは 我鳥にあらめ


 麗し女を ありと聞かして                    のちは 汝鳥にあらむを


 さ婚ひに あり立たし                       命は な死なせたまひそ


 さ婚ひに あり通はせ                      いしたふや 天馳つかい


 太刀が緒も いまだ解かずて                 事の語り言も こをば


 むすびをも いまだ解かね                   青山に 目が隠らば


 おとめの 寝すや板戸を                   ぬばたまの夜は出でなむ


 押すぶらひ 我が立たせれば                  朝日の 笑み栄え来て


 引こずらひ 我が立たせれば                  たく綱の白たくき腕


 青山に 鵺は鳴きぬ                       淡雪の若やる胸を


 さ野つ鳥 きざしはとよむ                   そだ抱き た抱きまながり


 庭つ鳥 かけは鳴く                        ま玉手玉手さしまき


 うれたくも 鳴くなる鳥か                   ももながに いは寝さむを


 この鳥も 打ちやめこせね                   あやに な恋ひ聞こし


 いしたふや 天馳つかひ                    ヤチホコの 神のみこと


 事の 語り言も こをば                    事の 語り言も こをば 













 ぬばたまの黒きみけしを                   ヤチホコの神のみことや 


 まつぶさに 取りよそひ                   吾がオオク二ヌシ


 沖つ鳥 胸見るとき                     な こそは 男にいませば


 羽たたきも これはふさはず                 うち廻る 島のさき々                                   

 へつ波 背に脱ぎうて                    かき廻る 磯のさき落ちず


 そに鳥の 青きみけしを                   若草の 妻待たせらめ


 まつぶさに 取りよそひ                   吾はもよ 女にしあれば


 沖つ鳥 胸見るとき                         な を置て 男 は無し


 羽たたきも こも適はず                      な を置て 夫 は無し                    

 辺つ波 背に脱ぎ棄て                    あや垣の ふはやが下に


 山がたに蒔きし あたてつき                むしぶすま にこやが下に


 そめ木が汁に しめごろもを                 たくぶすま さやぐが下に


 まつぶさに 取り装ひ                        淡雪の 若やる胸を


 沖と鳥 胸見るとき                         たく綱の 白き腕


 羽たたきも 此しよろし                   そだ抱き た抱きまながり


 いとこやの 妹のみこと                   ま玉手 玉手さしまき


 群鳥の 我が群れいなば                  ももながに いをし寝せ


 引け鳥の 我が引けいなば                 とよ御酒 たてまつらせ


 泣かじとは なは言ふとも


 やまとの ひともとススキ


 うなかぶし なが泣かさまく


 朝あめの 霧に立たむぞ


 若草の妻のみこと


 事の 語り言も こわば


 







 この歌は・・・前半は・・・


 男が女を口説いている歌で・・・


 熱烈・・・です〜・・・


 こんなこと言われたら・・・グラッとこない女いないです〜・・・


 女は・・・迷いつつ・・・受け入れます・・・


 しかし後半・・・


 男は女のところに旅立たずにぐずぐずしています・・・


 すると・・・男の妻があらわれ・・・


 男は妻のところにとどまることになります・・・






 古今東西南北・・・どこの国でも・・・

 
 男・・・と・・・いうものは・・・


 女好き・・・


 オオクニヌシの命も・・・英雄色を好む・・・で・・・


 オオク二ヌシの正妻・・スセリ姫は・・・激しく嫉妬します・・・


 嫌気のさしたオオクニヌシは・・・


 他の女性のところに行こうとしますが・・・が・・・


 結局・・・


 もとのサヤに収まってしまうんです〜〜〜・・・


 イザとなるとね・・・


 欠点も知り尽くしている妻のほうが・・・


 かわいい愛人より・・・


 大事なんです・・・






 吾妻鏡なんかには・・・


 北条政子が・・・夫の頼朝の愛人に凄いことしたとか・・・しっかり記録されてます・・・


 でも・・・政子が静御前を庇ったりしたのも事実ですし・・・


 つまり・・・女性・・・と・・・いうものを・・・


 子供を産む道具じゃなく・・・


 男性と同じに・・・誇りも意地もある人間であることを・・・


 ちゃんと主張してくれたよ〜な気がして・・・私的には・・・好きな女性です・・・









 参照しているのは・・・ギリシャ神話の女神・・・ヘラ・・・


 神々の王 ゼウスの正妻・・・


 婚姻の神・・・で・・・女性の守り神です・・・


 だから・・・夫のいる男と関係を持った女には懲罰を与えます・・・


 女性が・・・女性の権利を侵害して被害者顔しちゃいけません・・・

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 ギリシャのものは・・・ギリシャに還すべきなのでは・・・


 と・・・思います・・・


 もし・・・このまま・・・イギリスが彫刻群を返還しないのなら・・・


 それは・・・火事場泥棒・・・と・・・誹らずには・・・いられない・・・です・・・

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