おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

インド編

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それにしても、自分で取材した写真やスケッチを見返してみても、カジュラーホで最も大きく、しかも壁面彫刻が多いにもかかわらず、マハーデーヴァの個々の彫刻を写したり描いたりしたものが殆どないのには驚かされた。

カジュラーホに関する出版物の画像にしても同じことがいえる。それは、この寺院に於いて、彫像を刻むことのモチベーションが変わってしまったことから来るように思える。

寺院壁面を覆う、おびただしい彫像群の中からたった一つの作品に惹かれるということは、そこに一つの個性もしくはミクロコスモスを見いだすからであり、それをつくった人物又はそこに描き出された神や人に私的な存在を感じ取るからだ。

それは寺院建築という宗教思想の具現化からすると、逸脱した部分であるのかもしれない。でも、そうであるがゆえに、私はこれまで見て来た他のカジュラーホの寺院に魅力を感じてきたのだ。

マハーデーヴァはその点,全く違っていた。この寺院の彫像にあるのは、あくまで構造物のテクスチュアとしての魅力である。だから一つ一つの彫像に注視するより、右画像のような視野でプロポーションの整った彫像群を見上げる方が、その圧倒的な美しさを感じ取ることが出来る。

この寺院南西部分の列柱の持つ、レビューショウのようなゴージャスな感覚は、一体一体が肉体として具象的に主張すること無く、律動的な装飾効果を上げていることによる結果といえるだろう。

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これすごい写真ですね。めちゃめちゃきれいです。

2007/12/26(水) 午前 10:43 [ hdc*110*ust*al*a ]


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