おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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カジュラーホの寺院はバルコニーの下などの壁面に龕が設けられ、そこにヒンドゥーの神々が彫刻されている。それらは当然他の壁面彫刻とは別格扱いで手の込んだものだが、盗まれたものも多いのだろうか、現在残っているのは形式的なものが多く、創造性豊かで、しかも良い状態で残っているものは少ないみたいだ。

また、カジュラーホの美術を特徴付けるものでもないので、こうした龕に彫られた作品はあまり紹介されない。

そんな中、ラクシュマナ寺院のガネーシャ像はかなり保存状態が良い。しかもおなじみの民間信仰的イメージではなく、かなりグレードアップした偉容で、これほど立派なガネーシャ像というのもあまり見かけない気がする。

“パタンその6”<http://blogs.yahoo.co.jp/sugafuto/27971477.html>がシヴァの畏怖相バイラヴァのガネーシャ版なら、こっちはナタラージャ(舞踏王としてのシヴァ)のガネーシャ版といったところか? 取巻きの演奏に合わせて太鼓腹の巨体をゆする様が見事に表されている。

丹念な像表現だけでなく,画面全体を支配する、ゆらゆらとした形態のうねりが音楽的なグルーヴ感を演出していて、優雅で力強い演奏まで聞こえてきそうだ。それはこの彫刻の主題が、図像的描写のみに留まらず、立ちのぼるアウラ表現、つまり目に見えないエネルギー体の描出にあることを示しているといえそう。

勿論、そんな神秘主義的な側面だけでなく、極端にガネーシャだけ大きく誇張した構図や、その右足下からちょこっと顔をのぞかせるネズミなど、大衆神らしいユーモラスな面も窺い知ることが出来る。この寺が高い思想性、芸術性とエンターティメント性を兼ね備えた、宗教施設&アミューズメントセンターであったことの証左だろう。

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キツ〜イ!!!!!!

冷静に体力を回復後、アリナミンを服用後、コメントします。

2008/1/23(水) 午後 11:47 [ がらくた・おやじ ]


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