おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

カンボジア編

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イメージ 1

西正面入口外壁の印象深い2体。左画像は “その1” 上画像の3体の隣にあって、その3体より身体の線がぎこちないとはいえ、やはりこのエリアには珍しく繊細な彫りの美形だ。

アンコール・ワット様式の特徴的なシャープに陽刻された “つながり眉毛” が無く、眼窩上隆起に添って眉が描かれる自然な処理がなされており、涼しい目といい、現代の私達が見ても何の違和感も無く美人だと思える。

それに対して右画像はかなり強烈。様式的で端正なはずのつながり眉毛がデフォルメされ、顎もゴツい。赤色顔料が残っていることもあって、まるで忿怒尊みたいだ。とはいっても目をカッと見開いているわけではないので、作者としてはそんなつもりでつくったのでは無いのだろう。

同じ図像を造形化しながら、一体どういう事情でこれほど雰囲気の違うものができるのか? 彫工それぞれの思いを知りたくなって来る。


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