おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

カンボジア編

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イメージ 1

“その1” の近くのこれら4体も、おおらかでユーモラスなゆるキャラ系。左画像左の1体はこのエリアには珍しくプロポーションが8頭身に近い。3体とも足まで風化せずにきれいに残っているのも珍しいし、左の2体が交差させる腕の繊細な指の表現は神経がいきとどいている。不思議なのは、3体の内右の1体だけ未完成で,しかも背が低いこと。結い上げて垂らした髪を中央の1体が掴んでいるように見えるが、実際は葉の形をした飾りの曲線が髪とつながっているかのようにS字を描いているに過ぎない。また、右の1体の首から下げた大きなドーナツ型の護符を、わざわざ脇の下から肩の後に廻して左手で持っていたりと、左2体のポーズと共に、どーでもいいようなことながら凡庸に陥らない工夫が見てとれる。

この3体のパネルの側面にある右画像のデヴァターは、もっとゆるい。左手のある腰の辺りから上半身に向かって徐々に比例が大きくなって(要するに頭でっかちになって)、上方の髪と右手になると相当にデフォルメしてしまっているのがすごい(右手と左手をの大きさや形を比べていただければそれがよくわかる)。やはりこういう狭い画面のデヴァターは,デフォルメされた姿を楽しむのが筋なのかも知れない。


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sug**uto
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