おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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経蔵の浮彫彫像群は、同じ第二回廊内庭エリアにあって、回廊壁面より丁寧に仕上げられている。おそらく創建当初は華麗な浮彫り装飾をまとい、宝石箱のようだったのだろうが、あいにく経蔵の壁面は風雨にさらされやすいらしく、ひと際風化が激しい。

それに、同じ経蔵でも、北経蔵と南経蔵は浮彫の作風が随分違う。浮彫は、絵画と彫刻の両面の性格を合わせ持っているから、彫りが深くて限りなく丸彫り彫刻に近い浮彫りもあるし、彫りが浅く絵画と変わりのない浮彫りもあったりする。

この北経蔵の浮彫は、彫りが比較的深く、ポーズは直立に近い丸彫り彫像的なものだ。勿論腕はいろんなポーズをとっているが、小振りなので、身体全体の垂直方向の姿勢に大きく変化をつけるものではない。半ばトランス状態で乱舞するような南経蔵のそれとは違って静的なのだ。

ところで、通常よりエラが張ってなくて顎の小さいこの4体のデヴァターたちの見せ場は、左2体が交差させる腕なんだろうか。アンコール・ワットの浮彫像は胸の辺りの背面が最も彫りが深く、したがって、この交差させた腕の辺りも当然深いので、重なった腕の表現を平べったく圧縮すること無く立体的に交差させることが出来る。

また、それだけでなく、この二本の手の指は他と比べで随分ゴツい。よっぽど強調したかったのだろうか。


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