おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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パナウティその1

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パナウティはバクタプルから車で1時間ほどの山中の町。リッチャヴィ王朝時代(4〜8世紀)は交易の町として栄えたらしい。ここの文化財は歴史が古く、優れたものがあるとのことで、美しい方杖彫刻を期待して車をチャーターした。

訪れた場所は、美しい川のほとりに寺や祠が林立し、小規模な火葬場がある。運転手は始めのうちはいろいろと説明してくれたが、私が夢中になって勝手にうろうろしだすと、サドゥー(行者)にマリファナをお裾分けしてもらいながら、休憩していた。

写真左上はシヴァを祀った小さな祠の内部。いわゆるリンガヨーニで、女性性器(ヨーニ)を男性性器(リンガ)が貫通して屹立する状態だから、祠内は子宮ということになる。これは性器を豊穣多産のシンボルとしたり、洞窟内を生命を生み出す子宮に見立てたりする、先史時代からの信仰形態を受け継いでいる。また、リンガ上部に4つの顔がついている密教的な4面シヴァリンガは、ネパールではポピュラーなものだ。両脇には小型のリンガヨーニが置かれ、格子越しには現地の子供達が見つめている。

右上はマツヤ(魚)に化身したヴィシュヌ神。世界各地に残る洪水神話がヴィシュヌ信仰に取り入れられたもの。上半身が人で、下半身が魚の尾というヨーロッパの人魚と違い、魚の口から人の上半身が出ているイメージを私は気に入っている。自作の人と魚を合成したイメージのオブジェはこれをもとにしている。

下はヴィシュヌの像が彫られた石板。この上で遺体を清めてから荼毘に付す。いずれも灰色の石に供えられた赤い花が印象的だった。

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