おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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#3アンドロギュヌス<http://blogs.yahoo.co.jp/sugafuto/6670079.html>をもとにした。メタリックヴァージョンの改作。

前作では、左半身(女)が黄色い焼き箔、右半身(男)が紫の玉虫箔にしていたのが、どうもしっくりいかず、左右逆にする事にした。

また、前作では既成の焼き銀箔を使って工芸的になり過ぎたと反省したが、逆にその箔を2重に貼って、より工芸的にした方が効果的だと判断した。

続いて、3月個展用の”楮紙ヴァージョン”に着手。

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カジュラーホのヴィシュヌを本尊とする大きな寺、ラクシュマナ寺院の傍らにあるヴァラーハ(野猪、ヴィシュヌの化身)のお堂。

通常、猪の頭をした半獣半人の姿で表されることが多い中、この像は猪そのもので、カジュラーホの寺院建築と同じく、表面におびただしい人の形をした彫刻(名物のエロティックなものは無いけど)がびっしり彫り込まれ、猪自体が宇宙の総体を示しているようだ。

神話によると、魔神によって世界の大地が海中に沈められたため、神々がヴィシュヌに助けを求め、それに応じてヴィシュヌが化身した巨大な猪の身体に、神々と聖者が避難しているところらしい。

ヴァラーハが牙で沈んだ大地を持ち上げるという状態を、彫刻では大地の女神を牙でぶら下げているように表すことが多い。この彫刻の現状では左の牙が欠損し、台座には蛇(ウンコではない)とともに、女神のものらしき足の甲が残っているので、元々はこの辺りに大地の女神像が立っていたと考えられる(足の甲は別の神像のものかもしれないが)。

そういえば、仏陀もまたヴィシュヌの化身とされている。ということは、ヒンドゥー教では仏陀とヴァラーハは同格なのだろう。古今東西捜してみても、こんなに立派で偉い猪というのはヴァラーハ以外に無いんじゃないかな。

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