おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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故宮博物院その2

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故宮を訪れたときに、珍宝館に展示されていたのはラマ教の金銅物とタンカ(仏画)。故宮博物院の文物としてはあまり認識していなかったので、意表を突かれた。まあ、考えてみれば、歴代王朝はチベット密教と関係が深かったようだから、こういった所蔵品は膨大のはず。本展でも元、明、清時代を通しての仏教美術がずらりと並んでいた。

展示品の、故宮文物として、または、チベット仏教美術としての位置づけや、中国、チベット間の様式の影響関係というのは全く無知なのでわからないなあ。カタログも無かったような気がするし…。でも質の高い作品が多く、見応えはあった。

ところでこの展覧会、中国の美術館にしては珍しく撮影OK。こんな場合の常套手段は、レンズを展示ケースのガラスに押し付けて固定し、撮影する方法。レンズとガラスとの間に空間が無いので、ガラスへの映り込みは無くなる。さらに、レンズにラバーフードが付いていれば滑り止めになり、絞りを8以上まで絞ってもブレることがない。

ところが、まさか撮影OKだとは思ってなかったのでラバーフードを持参しておらず、けっこうブレた写真の量産になってしまった。

まあこんなときでも怪我の功名みたいなのは1枚くらいはある。この「秘密集会(ひみつしゅえ)」(18世紀 清 中国製のせいか,チベットの物より明るい色調で、神秘性には欠ける気がする)の父母仏、レンズを軸に時計回りにブレたおかげで、中央の、ヴァジュラ(金剛杵)を手にする阿しゅく金剛の2本の手だけを残して、残る神妃の6本を含めて計十臂が漫画的な動感表現となり、激しく交わり合うダイナミックなイメージになった…!?

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