おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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ジャガダンバー前殿北東面の右画像は、太腿に這うサソリのおかげで、この寺院の中ではよく知られた看板娘的存在になっている。私が見た時は、洗浄されていたせいか、いろんな印刷物で見られた像の汚れや黒ずみがとれて白っぽくなっていた。

これも“チトラグプタその2”と同じく、ジャガダンバー寺院やチトラグプタ寺院ではよく見かける、薄い腰布の紐をほどいて股間を露出させた“御開帳”ポーズである。

太腿のサソリは情欲の高まりを象徴しているといわれ、股間は陰毛まで表現されているのも特徴的だ。寺院基壇から見上げる距離では、そんな細工は見えないのに…。

リアルな下半身に比べ、上半身は形式化している。普通は逆だと思うが、やはり主題は”シャクティ”である。彫工は下半身の表現に、かなり入れあげていたようだ。


ジャガダンバー前殿北西面の左画像もよくあるポーズで、鏡を持ち、額に既婚者の印である赤い粉(シンドゥーラ)をつけているところ。縦長の狭いスペースなので、鏡をながめるのに必要なだけの空間がとれずにいるが、比較的自然で均整のとれた生動感のある姿にうまくまとめ上げている。

また、あまり大きく身体をひねることの出来ない空間的制約の中,首筋から足下まで優雅な曲線を描き出していて、地味ながら美しい像だ。

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