おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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第一回廊西側外壁も端っこにまで行くと,“その3”に見られたような様式の名残もかなり薄くなり,自由度の高い表現となる。

よりへたくそで落書き的になっているのだけれど、逆に様式を残しながらそれが崩れることによるぎこちなさやグロテスクさがなくなり,のびのびとしたユーモアが感じられて、見ていて気持ちいいくらいだ。

これらの彫工達は当時の宮女や踊子達のコスチュームを詳しく知らないだろうし、女神像を描く為の図像的知識にも疎い。左画像のデヴァターが左手で掴んでいるものはこれまでの頭飾とは明らかに違う。右手も既に例のつぼみは無く、単なるポーズになっている。

右画像はかなり肉付きが良くなっている。左の一体は,顔がかなりコワいし、右の1体は頭がかなりデカい。左画像に残る可憐さなど微塵もなく、殆ど力士である。日本のお寺でコミカルな作例を良く見かける仁王像を彷彿とさせる。

様式や均整が崩れて来ると、彫工の個人的な欲望や野心が生々しく見えて来たりして、それはそれで面白いのだが、更にその傾向が進んだこれらの女神像には、妙なこだわりが無く実にあっけらかんとしている。

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