おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

両者共に実にユニークな蓋付の土器。右画像は同じ形式のメキシコ国立博物館のものが、農耕と水の神であるケツァルパパロトル(ケツァル蝶)の香炉ということになっており、この作品も確かにケツァル鳥の頭部と蝶々、水を象徴する円環が表されているので恐らくその類いなのだろうが、何せシティオ博物館のキャプションはかなり漠然として具体的な神やモチーフ名が出てこないので、はっきりしたことはわからない。

アステカの香炉と違い、この形式なら建造物とその中におわす神というシチュエーションはよくわかる。祝祭のための過剰なデコレーションをほどこされた神殿というわけだ。土産物屋の屋台とその主人という風に見えなくもない。

中央の顔はテオティワカンによくある蝶々型の鼻飾りを付けた埋葬用仮面と同じ物だ。このように鼻から下を覆い隠すのは、死者の魂が逃げ出さないようにするものらしい。


身体構造の整合性を無視した異種の合成という。メソアメリカ美術の得意技が冴え渡る左画像の作品は、キャプションでは「蛇や猫や猿といった二次的な神格の造形……」といった程度の説明しかない。

猛禽のくちばしから顔をのぞかせる表現は、有名なアステカの「鷲の戦士」の戦闘服と同じなのでさほど驚かないが、さらにその猿の口から「エイリアン」のような歯のついた顎が飛び出しているのにはぎょっとさせられる。

しかもよく見ればこの顎のようなもの、胴部に腕無しでいきなりくっついている4つの手(足)と全く同じで、そうするとこれは歯ではなくて指ということになり、猿の口から出ているのは実は手(足)なのかも知れないわけだ。

全1ページ

[1]


.
sug**uto
sug**uto
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事