おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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第3回廊東側の門の両脇に彫られた2組のデヴァター達。丸顔に細長い手足、高い乳房の位置など基本的なプロポーションは共通している。

その共通する基本的な造形はお世辞にもレベルが高いとはいえないが、その後の細部の仕上げによってそれぞれが一風違った作品に見えるのも事実だ。

左画像はその基本的な造形を担当した彫工より、明らかにハイレベルで精緻な仕事が細部に施され、仕上げられている。さらに、この2体のデヴァターもそれぞれ細部を担当した彫工が違うようで、左側のほうが明らかに上手かったりする。

従って、稚拙な土台にハイレベルな仕上げというアンバランスぶりを一番堪能できるのは左画像左側のデヴァターということになる。他の3体は肩の辺りがかなりいい加減な造形だが、この左端の1体はしっかりそれを修正している。耳も正面を向いていない写実的な処理で、やはり各の違いが伺える。

右画像は基本的な造形と同レベルの仕上がりといったところか。頭飾は平面的な彫りで、耳は完全に正面向き。2体のデヴァターの組んだ腕は軟体動物のように長く伸びて絡み合う。

しかしこれはこれで見ていて楽しいし、当時の分業体制を勝手に想像してみることはなかなか面白い。

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