おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

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中央祠堂は東西南北4面の祠堂に挟まれた列柱が並ぶエリアの壁面にもデヴァターが彫られている。1体1体を隈無く眺めることのない場所でありながら、さすがに中央祠堂だけあって全く抜かりなく精緻に造形されている。

中央祠堂以外のエリアのような、顔、肉身、コスチューム等担当する箇所によって石工の技量や作風の違いが丸見えという様式的齟齬がなく、それぞれ個性豊かで、かつ統一感ある作風を見せている。

理想化された様式の厳格さと風格に、俗っぽい肖像性を加味したアンコール・ワットの女神像特有のキッチュな美学はこの場所でも健在。古典とはなり得ないその存在はポストモダン的だ。

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中央祠堂入口両脇のデヴァターは、極端に縦長の石材に浅めの龕を曲面状に穿つところが、中国唐代の宝慶寺石仏群の十一面観音を連想させる。堆く頭上を飾る十の頭が、デヴァターの冠飾のように盛り上がっているのもその一因だろう。

宝慶寺系十一面観音は東博、奈良博など日本に複数存在し、持物や衣装のみならず、作風もそれなりのバラエティーがあるが、デヴァター達のような肖像性を感じさせるものではない。画像の中央指導西面向かって右側の2体は、実在の母娘がモデルではないかと思わせる程親子のように似た容姿と年齢差を表現している(その1 <http://blogs.yahoo.co.jp/sugafuto/42273753.html> 右画像に同じ)。

落ち着き払った左画像に対して右画像のデヴァターが若々しく見えるのは、頬や四肢の張りのある肉付きが最大の要因だろう。わずかに身体をひねった三屈法的ポーズも妖艶というよりは溌剌としている。

宗教施設の本堂にありがちな厳粛さや神秘性とはほど遠いこのポップな親しみやすさは、“宗教的偶像” という本来の意味ではない意味の “アイドル系” である。

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鈴木春信作「恋人の舟を見送る」の娘の上半身と「縁先物語」の若衆の下半身の交配種モルフォ。どちらを上にして重ねてもかまいませんが、重なった振袖と足を完成図のように上下逆に重ねてやるとぐらつかずに固定できます。

プリンタ用紙は0.2㎜以上の厚手のものか、#130〜150の薄手ケント紙あたりが適当だと思います。

*懐中雑誌「ぱなし」十二月号 <http://panassy.p1.bindsite.jp/diary/index.html>に掲載されてます。

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