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学生の頃、奈良の大和文華館で日本にある宋代絵画の名品を一堂に集めた展覧会を観てハマってしまい、その後台北の故宮博物院に行ったり、日本の宋代絵画のコレクションを見て廻ったりしたことがある。 |
日本編
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『列仙伝』によると、毛女は始皇帝の宮女で、秦が滅びた後、山中に難を逃れ、道士から松葉を食することを教わる。その結果、身体中が毛で覆われて山林を飛び回る身軽さを備え、飢えや寒さをしのいで170年生き長らえていたという。170年というのは、この書が成立した漢の成帝の頃が、秦の滅亡からそれくらい経っていたかららしい。 |
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東博の東洋美術には、東山御物のような近代以前の請来品を日本美術と共に本館に、明治維新以降の東洋美術のコレクションを東洋館にという棲み分けがある。何だか当然のようにも思えるが、近代以降、日本にとって東洋は他者となり,異文化となったことを象徴しているかのようでもある。 |
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京都国立博物館にも優れた三彩俑が常設展示されている。もちろん、中国出土なので土地柄というのは変だが、京博の三彩俑は京都らしくはんなりしているのがおもしろい。例えば、“その1”の鎮墓獣も東博のものと似たシンプルなものがあり、それもやっぱり柔和な感じで迫力に欠ける。保存状態のせいか釉薬も淡白な色調で、それに比べると東博のそれは濃い口なのだ。 |
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東博東洋館の常設で見ることの出来る三彩鎮墓獣(8世紀 唐)は、他の鎮墓獣がもっと複雑でごちゃごちゃした形が多いのに比べ、パーツを型抜きして作成したのが丸わかりのシンプルでポップな造形。そのことがむしろ新鮮で力強い。 |






