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道釈人物画の仙人を彷佛とさせるような奇っ怪でユーモラスな2体。左画像は亀の甲羅から巨大な鼻ピアスの顔と手を覗かせたマクウィルショチトル( ”5の花” の意。アステカの祭祀歴で1から13の数と20の絵文字からできており、1年は13×20=260日。 ”花” も絵文字のひとつで祭祀の日がこの神の名になっている。 ”その2” の太陽の石の中心から3番目の輪が20種の絵文字に当たる。)という神。右画像のショチピリ(花の王子)は牙や爪がついたままのジャガーの毛皮を纏い、手足に花柄の刺青のような装飾がある。両者ともその異形ぶりが強烈だ。 |
メキシコ編
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アステカの石彫は彩色されていたようだから、今とは随分イメージが違うのだろうが、むしろヘビーでハードな表現の魅力は今の状態の方がより味わえる。石による造形がこれほどビシッと決まる文化もそう多くはないだろう。 |
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メキシコ国立人類学博物館の中庭奥にある、当館メインホールのアステカ室。その広大な展示室は圧巻だ。石造群を照らす照明は見上げると夜空の星のようで、実際の空間以上のスケールを感じさせる。 |
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トラスカラのソカロ(中央広場)にあるカテドラルはファサードが東向きで、丘の上のオコトラン聖堂とは向かい合わせになっているようだ。ファサードのてっぺんには、オコトラン聖堂のマリアの後にあった五芒星が取り付けられている。 |
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ミサの時間になるとマリア像のケースの廻りの薄暗い空間に数カ所小さな電飾が灯り、何ともいえない荘厳かつレトロフューチャーな感覚におそわれる。蝋燭でもネオンでもないその薄蒼い光は、この祭壇衝立をよりメカニカルなイメージに近づけた。 |


