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十二支に限るなら、ネズミというのは、一番目の動物であるにもかかわらず、最も美術の作例が少ないんじゃないか。単独で信仰の対象である例というのもあまり無さそうだし、そういう意味では、20世紀のミッキーマウスの登場は、人類史上革命的な出来事だったのかも。 |
ネパール編
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ヴィシュヌの化身でバラモン僧のヴァーマナ(矮人)が、インドラの都を奪い取った魔王バリに、三歩歩いた分だけの土地を喜捨して欲しいと願い、バリの承諾を得ると、ヴァーマナはいきなり巨人になって天と地を二歩でまたぎ、三歩目でバリを踏みつけて地下に押し込めたという神話で有名な“トリヴィクラマ(世界を三歩で歩く)ヴィシュヌ”。 |
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写真の像は、クリシュナがアルジュナ(右側で合掌している)に自らの神としての姿(多面多臂のヴィシュヌ)を顕現させるという「バガヴァッド・ギーター」の有名な場面を描いたもの。このテーマとしては、カトゥマンドゥで最も知られた彫刻だそうだ。 |
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キレーシュヴァラのレンガの壁をブチ破るように顔を出す、ファンデーションのように全面に赤い粉が塗られたバイラヴァ(シヴァの畏怖相)。 |
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寺院の屋根を支える板材の方杖彫刻に興味を持ち、カトゥマンドゥを訪れた自分としてはやはり、チャングナラヤンの境内片隅にあるシヴァを祀った小さなお堂キレーシュヴァラ・マハーデーヴァは見逃せない。 |





