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仏像が造られるようになる前の時代に盛んに造られたヤクシーはまた、邪鬼(餓鬼、あまのじゃく)を踏みつけて立つ姿で表される。マハーデーヴァ寺院の方杖もこの形式を踏襲している(日本ではやはり護法神の四天王をはじめ密教系忿怒尊でお馴染みの形式)。従って、カトマンドゥの方杖に見られる蓮華台の上に立つもの(紀元1世紀ごろに仏像が出来てからのものと思われる)より古い造像形式といえるかもしれない。 |
ネパール編
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写真はこの辺りで最も大きい寺、マハーデーヴァ(シヴァ)寺院(13世紀、写真下)とその方杖彫刻。 |
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パナウティはバクタプルから車で1時間ほどの山中の町。リッチャヴィ王朝時代(4〜8世紀)は交易の町として栄えたらしい。ここの文化財は歴史が古く、優れたものがあるとのことで、美しい方杖彫刻を期待して車をチャーターした。 |
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バクタプルはカトマンドゥ盆地にあったマッラ朝(15〜18世紀)の3王国の首都の1つ。中世的雰囲気が最も良く残る。 |
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ジャガンナート寺院は、今年の9月にカトマンドゥを再訪問した際、残念ながらすっぽりと工事現場の足場と幕で囲まれてしまっていた。ダルバールスクエアで最も古い(16世紀)建築だし、他の木造建築も4年前に比べると、気のせいか大分くすんで傷んでいるように見える。大気汚染や酸性雨の影響も大きいのではないか。むしろ修復は望まれることだろう。 |


