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ジャガダンバー前殿北東面の右画像は、太腿に這うサソリのおかげで、この寺院の中ではよく知られた看板娘的存在になっている。私が見た時は、洗浄されていたせいか、いろんな印刷物で見られた像の汚れや黒ずみがとれて白っぽくなっていた。 |
インド編
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デーヴィー・ジャガダンバーはチトラグプタと同じ規模のカジュラーホ西群寺院で、スタイルもよく似ている。この寺院の私のお気に入りは、画像のようなバルコニーからの眺め(これは南側)で、通常なら外から見上げる角度で壁面彫刻を眺めるのに対し、建造物内側からほぼ水平の安定したアングルで彫刻群を眺めることが出来る。 |
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左画像の壁面は、チトラグプタの前殿と本殿を繋ぐ凹んだ南側の壁面で、カンダリヤ・マハーデーヴァやヴィシィヴァナータ、ラクシュマナといった大型寺院は、この部分にあたる壁面が広く、性的ヨーガを表しているといわれる有名な群像が彫られていたりするが、チトラグプタの場合は、神々やミトゥナが整然と並んでいるだけで、しかも単独像が多く、それほどエロくない。 |
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カンダーリヤ・マハーデーヴァ、ヴィシュヴァナータ、ラクシュマナといったチャンデッラ朝最盛期の大型寺院の林立するカジュラーホ西群の中で、規模の小さいチトラグプタ(紀元1000年建立)は、うっかり見過ごしてしまいそうな寺院であるにもかかわらず、その壁面彫刻の美しさで知られている。 |
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雨や水、大地、命の再生という属性のナーガ(蛇神)は歴史が古く、メソポタミアやインダスの遺跡に既にそのイメージが見られるという。インドでも土着信仰の対象として古くからあり、ヤクシャと同じくそのイメージは、仏教・ヒンドゥー教の護法神として活躍している。 |


