おるたな美術館

旅先で出会った東洋美術、西洋美術

ラウンジ(雑記)

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浅井さんの作品展示

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京都市美術館で12日から17日まで開催される「尖」展<http://senten.exblog.jp/>の今回の招待作家の一人、浅井敬二さんの作品展示を手伝った。

出品作は比較的近作である変形パネルの16点と彫刻6点。ポップでカラフルな作品に見えるが、決して人工的な色には見えない。
それは作家が、現代の花鳥画表現をめざして積み重ねた熱帯植物の観察からその生命力の表象として紡ぎ出した形と色であり、あくまで有機的なリアルさがある。

動植物からイメージされた構成要素が複雑に絡み合った画面は独自の生態系を形成する。色彩の輝きが生体エネルギーのようにうねっていて、作品一つ一つがある種の生命体にすら見える

浅井さんの作品撮影

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日本画家の浅井敬二さんの作品をより多くの人に見てもらおうと思い、4月12日から京都市美術館で開催される「尖」展に招待作家として出品をお願いした。

出品予定のものは熱帯植物をモチーフとした最近作なので、初期からの作品もファイルで来場者に紹介しようと言うことで、ポートフォリオを改めて作り直すため、作品の撮影に伺った。

30年以上に及ぶ画業を一度に撮影するのは不可能でも、そこはご近所、お互い都合のいいときに撮影出来る作品だけ撮影していけば、それほど大変なことでもない。

浅井宅はこの時期山茶花が咲き誇っていて、塀越しに見ることが出来る。玄関から入らせてもらうと内側では落ちた花弁がそれ以上の華やかさで驚かされた。器に生けられた南天の赤も印象的だった。

浅井敬二さんの個展

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近所に住んでおられて、大学の大先輩でもある日本画家の浅井敬二さんの個展が、青不動のご開帳で話題の青蓮院近くのアートスペース東山で開催中なので観に行った。

熱帯植物をモチーフにした作品は、矩形のパネルから変形パネル、レリーフから立体作品まで、一見ポップなようでいて自然の生命感に溢れた形態と色彩感覚がすばらしい。

神羅明神坐像

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大阪市美術館の三井寺展に展示中の秘仏「神羅明神坐像」は、テレビや印刷物で見る以上に強烈だった。神像の特異な造形感覚は結構気になる方なので、これを見るだけでもわざわざ来たかいがあったというものだ。

間延びした大きな上半身、やたら細長い手の指、長頭で垂れ目の異様な顔立ち。モンゴロイドをデフォルメしてもこうはならないだろう。コーカソイド系の異邦人をイメージして造像された感じがする。

写真でみると、極端に抽象化されていて人体とかけ離れた印象をうけるが、実際は人体を元にした誇張表現に思えた。異民族の身体的特徴、見慣れない異質なものに対する感覚を、畏敬の念として神像に持ち込んでいる。

仏陀像やキリスト象をそれぞれの国でそれぞれの民族の身体的特徴で表現することによって、親しみやすさを得ようとする共感の姿勢とは正反対の、異なるものを畏れ敬う感覚が鮮烈だ。この風貌に「X-ファイル」のスモーキングマンを思い出してしまったのは私だけ?

彫刻としての質も他の仏像群以上に高く、大満足で帰路に……。駅に向かう途中で、とぐろを巻いた雅びなホースにも出会った。

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京博の暁斎展はとても面白い展覧会なのに、“絵画の冒険者” とか “近代へかける橋” とか他の絵師にも付けられそうなつまらんキャッチ・コピーなのは何故? 近代へかけるどころか近代にはサブカルチャー扱いで潜伏し続けたんだから “現代への海底トンネル” の方がいいんじゃないか?

それにしてもこれほど巧い人だったとは…。やっぱり印刷物ではわからん。狩野派、浮世絵,水墨など様々な旧来の日本の絵画様式だけでなく西洋画の人体表現まで自家薬籠中の物としている。また「山姥図」のように古典的風格を感じる様式の統合さえ可能なのに、同一画面に違った画風を同居させる様式の混在が多く、統合された新様式に熱心ではなかったのは、明治維新という、旧来新来の美術様式やその背景となる思想など(要するに〜イズム)が所詮フィクションに過ぎないことが見え過ぎる程見える時代の転換期にいたからかも知れない。その反骨精神からエスタブリッシュメントにはなりたくなかったのだろう。

暁斎が信じたのは己の画技のみで様式が孕む理想主義的な思想信条など最早信用していなかった。18世紀の若冲や簫白、応挙のように絵師個人の依って立つ美意識や理想を信じることのできた幸福な時代ではなかったのだろう。「五聖奏楽図」の鈴と扇子を持って磔になってるキリスト(やっぱりこのアブナイ笑いこそ真骨頂)なんか見てるとそう思うし、そこに暁斎が現代と共鳴する所以を見ることも出来そう。


京都国際マンガミュージアムのほうは “明治日本のギャグマスター” と気合いの入ったコピーに見合わず生憎の内容。暁斎の場合は京博で出品された肉筆画の方がここで見る版画より遥かに質が高いのがよくわかった。理由は当時の版元の彫りと刷りの技術とセンスが錦絵全盛期からは程遠い水準だったからだろう。無背景のものは暁斎のデッサン力が際立っていい感じなのに、背景のあるものはただでさえゴチャゴチャした構図に無秩序な色彩が混乱を助長している。

それはいいとして、この程度の質と量で千円はボッタクリだろう。質はともかくゲップが出るくらいの量を期待していたのに、これでは安易な便乗展覧会といわれても仕方が無いのでは。

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