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これまで見てきた南堂の他の壁面に比べると、この北壁面はあきらかに写実的だ。 |
カンボジア編
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デヴァターのある北堂,南堂の壁全8面中最も洗練されない2体がこの南堂西面のもの。全体として優雅な形態の流れに欠け、こぢんまりした印象を受ける。 |
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南堂南側壁面は保存状態の問題もあり、この2体の画像がバンテアイスレイのデヴァターとして紹介される事はまず無いようだ。 |
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寺院壁面を飾るデヴァターは本来、バンテアイスレイ中央祠堂にもあるドヴァラパーラの女神版といったところなのだろう。守門神的性格が強く、払子(虫除けのはたき)片手に直立の姿勢が定番であった。 |
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バンテアイスレイ寺院はバラ色の砂岩が魅力な訳だから、白黒にするなんて野暮。と言いたいところだが、実はこの第三周壁東門西側破風(ああややこしい。ようするに平面図の赤色部分)のドゥルガー(マヒシャースラマルディニー)は、あまり保存状態が良くない上に、砂岩が黒ずんでいたり、黄変していたりで図像がよく見えない。 |


