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モナリザの苦笑 〜大好きなこといっぱい詰め込んで♪〜
訪問コメントできず申し訳ないです・・・

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今は本を読む暇もなかなかありませんが、
読んで、心に何か残るものがあったら、ここに
記しておこうと思っています。
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ひとまねこざるときいろいぼうし

(岩波書店)



このジョージもシリーズ化されていろいろあるんです。
この「ひとまねこざるときいろいぼうし」が第1弾です。

ジョージのちょっとやりすぎ??とも思えるほどのいたずらが
なぜかかわいらしくて心が温まるお話なんですが・・・

実は、人間のエゴがそこここにみえて大人が読むとちょっと考えさせられてしまう
部分があると思いませんか?

この第1弾のきいろいぼうしの話では
はじめ、ジャングルで幸せに暮らしていたジョージが人間に捕まってしまいます。
なんでジョージを捕まえてしまったんでしょう?弱っているサルでもないし、
食べ物に困っているわけでもないんですよ??

その時点で結構ひどい話だと思いませんか??

きいろいぼうしのおじさんはジョージのあまりのかわいさに
「連れて帰りたい」
その気持ちだけで罠をかけて袋に押し込めて連れて行ってしまったんですよ!!

しかも、いい人のはずのきいろいぼうしのおじさんは「動物園はいいところ」と
思っていて、ジョージをそこに連れて行くことがいいことだと思っているのです。

その上、この本の最後はジョージは暮らしにくい町の中ではなくて
動物園で幸せに暮らしました!!みたいな結びなんです。

どうですか??みなさん。私ここの件は全然納得できないんですけど。
勝手に連れてきておいて、都会暮らしは会わないから動物園へ・・・
エゴ過ぎません??


うーん、第2弾で結局退屈になったジョージが動物園を抜け出し、
きいろいぼうしのおじさんと暮らすようになってからは自由で
幸せそうなんですけどね・・・


ちょっと納得行かない私でした。

久しぶりに

小説を読みきりました。

友達が角田光代が好きでよく「読んだ」という話をしていて
ちょっと興味があったので自治会館の図書室にあった
「対岸の彼女」を借りてきたのでした。

2回借り直して1ヶ月くらいかけてやっと読みきりました。
ちょっと前までならありえないペースですが、今は
寝る前に少し、とかちょっと時間を見つけて数ページ
とかいう読み方しかできないので、次読むときには
話を少し忘れてしまっていて戻ったりして余計時間がかかりました。

主人公が2人いて、1人は高校生でいじめを苦に中学卒業後
引っ越した先の高校で出会った1人の友達とのできごと。
もう1人はその高校生が大人になって立ち上げた会社に
就職してきた専業主婦だった女の人のその会社と家庭での
できごと。

専業主婦だった人が働きたいと考えるきっかけに共感したり
急に働き出すと言い出したときの理解のないお姑さんや旦那に
困惑する主人公を興味深く思ったり(私はそうじゃなくて良かった〜
という野次馬的な興味ですが)しました。
子育ての難しさにいらいらしている彼女に親近感を覚えてしまったり
プラスいじめの問題はやっぱり私自身もいろいろ体験してきたこと
だったのでかなりのめりこんだのは確かです。

その2つのストーリーが交互に出てくるのでさらに内容が
分からなくなったりして戻らなくてはならなかったのです。

でもそのような構成だったために、高校生の主人公が、どうして
会社を立ち上げて、どうやって大人になってきたのか、
どうしてそんな発言をするのか・・・などいろいろな伏線が
張られていて読み進めていくうちにだんだんなぞが解けていく
ミステリーのようなワクワク感もあって、
面白い本でした。

文体も退屈ではなく、女の世界のドロドロした感じが
とてもよく描けていて女の人が読んで面白い本だと思いました。

また彼女の本を読んでみたいと思います。



・・・実は今回読むまで「かくた」さんだと思っていませんでした。
勝手に「かどた」だと思ってました。

風味絶佳

久しぶりに本を読みきりました。

そして本当に久しぶりに山田詠美を手に取りました。
やっぱり好きです。

山田詠美の世界、想像の中に広がる景色、使われている言葉たち
肌が合うというのでしょうか?
江国香織にもいえることですが心地がいいのです。
洗い立てのパイル地の服をまとった感じ?
うまくいえないけどそんな気持ちのよさがあります。

装丁がまたいい。タイトルにもなっている「風味絶佳」
からきているキャラメルが整然と並んでいるのですが
いわゆる「山田詠美」ではない本であることがうまく
表されていると思いました。

短編集で内容は「放課後の音符」のような切ない、ほろ苦い
セピア色の世界が私の中では広がりました。
大人の恋というよりは大人がしている純愛といったところでしょうか?

そして今回強く感じたこと。今回まで全く気づいていなかったこと。
私は食べ物が好きなんだなぁということ。
テレビも、雑誌も、今まで読んできた漫画もやたら料理関係のものが多い。
自然と選んできていました。

そして江国香織も山田詠美も料理の工程や料理の内容がはっきり
描かれていることが多い気がします。作っていることもあるし
レストランで食事をしていたり、家で食べていたりとシチュエーションは様々ですが。
私が魅力的に感じる料理が出てくる確率が高いのです。

そういえば宮本輝の本の中でも「花の降る午後」好きで何度も読み返していますが
これもフランス料理のレストランが舞台の小説でした。

どの作家もその表現が巧妙で私の中の食欲の想像力を掻きたてる
のでしょうけれどもそこまでそんなところにも惹かれる原因があるなんて
今回のこの作品を読むまで全然気づいていませんでした。
どこまで食いしん坊なんでしょうね。A(^-^;はっはっはっ(乾いた笑い)

江国香織からは素朴なほっこりなごなごとした家庭料理。
山田詠美からは濃厚なヨーロッパの料理からジャンキーなアメリカンフード
家庭で作る豪快でうまみたっぷりなパーティー料理まで。
そうやって読んでいくのも案外楽しいかもしれないですね。

新たな境地を発見した気がします。

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